NHN Japanは2009年6月20日(土)、東京・品川にある同社の社屋において、MMORPG『Legend of LUNA』のユーザーカンファレンスを実施した。
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| ユーザーカンファレンスが行われたNHN Japan内の会場 |
※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
『Legend of LUNA』は、浮遊島「ブルーランド」を舞台としたファンタジーMMORPG。プエイヤーは、「ヒューマン」と「エルフ」の2種族からキャラクタを選択し、冒険をすることになる。
今回行われたユーザーカンファレンスは、『Legend of LUNA』運営チームとユーザーとの交流を目的として実施された。カンファレンスは二部構成となっており、第一部では、2009年夏に実施されるサービスリニューアルや、大型アップデートなどの発表。第二部は、運営チームとユーザーが直接話す「座談会」と、ゲーム内アイテムが進呈される「じゃんけん大会」が行われた。
ここでは、会場で発表された『Legend of LUNA』の最新情報や、運営チームが今回カンファレンスについて語ったコメントなどをお届けしよう。
| 【第一部】タイトル変更など、最新アップデート情報発表 |
カンファレンスの第一部では、今夏に実施予定の大型アップデートや、タイアップ企画についての発表が行われた。さらに、スペシャルゲストとして、『Legend of LUNA』の開発会社「EYA Interactive」の開発プロデューサーおよびゲームデザイナーが登場し、本作についてのトークが行われた。
| 7/15大型アップデートにて『ルナ トゥインクル!』に名称変更 |
現在『Legend of LUNA』としてサービスが行われているが、7月15日(水)より『LUNA twinkle!(ルナ トゥインクル!)』にタイトルが変更される。この変更は、同日に行われるアップデートのコンセプトに合わせたものとなっている。
さらに、キービジュアルも新たなものに変更。イラストを手掛けるには、大型アップデート「クロニクルI」においてキービジュアルを描いたイラストレーター・竹浪秀行氏が担当している。今回のキービジュアルは、"みんなで、冒険に出て行こう"というイメージとのこと。イラストを描いた竹浪氏は、「『ルナ』という作品におけるハートフルさ、みんなと冒険を行なうワクワク感などが伝わっていただけると嬉しいです。」とコメントしている。
| 「クロニクルII」で旅のお供「ポコ」、五次職など実装 |
タイトルの変更が行われる7月15日(水)には、混乱の地「ネラ」を舞台とした「クロニクルII」が実装される。「クロニクルII」の拠点となるのは、神殿や結婚式場など様々な施設が存在する「ネラ城下町」。英邁王と称えられたタミカエル王が失踪し、魔族の襲撃によって王国騎士団が疲弊している状況を救っていくといった物語が展開する。
新たなマップとして、海賊たちが支配する危険地帯「ネラ港」と、巨大な虫が支配する自然の楽園「巨大な庭園」が追加されるとのことだ。
●「ネラ城下町」
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| 広大なネラ地域を束ねるネラ王国の首都。武器や道具などを扱う店が軒を連ねる。神殿や結婚式場など様々な施設が存在する |
●「ネラ港」
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| ブルーランドのなかでも潤沢な水源を誇る豊かさの象徴する港。ネラ王国の繁栄はこの水源により支えられていた。しかし、海賊たちが出現れ、日々破壊活動と略奪を繰り返したことで、かつての平和、豊かさの象徴は消えてしまった |
●「巨大な庭園」
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| ネラ王タミカイルが消息を絶った地。かつてネラ王が余暇のために訪れていた庭園で、多くの自然が残された地となっている |
続いて、旅のお供「ポコ」と、新たな武器「双剣」「銃」を使いこなす新職業16種を実装すると発表。
「ポコ」とは、プレイヤーと一緒に冒険をしてくれる不思議な生き物。一緒にモンスターと戦ってくれたり、アバターアイテムの着せ換えを楽しめる。「ポコ」と行動を共にすることで成長し、性格なども変化していくとのことだ。
五次職として「ファイター」「ローグ」「メイジ」に追加されるのは各6職。
「ファイター」の五次職は、「ミラージュ」「ドラグーン」「アヴェンジャー」「スローター」「セイバーロード」「シュバリエ」。双剣を用いて戦ったり、より攻撃に特化したクラスとなっている。
「ローグ」五次職は、「エンゲージ」「ヒューザー」「スタッバー」「ペイガナイザー」「アークレンジャー」。銃を使った遠距離戦に特化したスキルが多数存在するクラスだ。
「メイジ」の五次職は、「カーディナル」「クルセイダー」「エーテリアン」「キルドメイデン」「オクターバー」。他の2クラスと比べて大きな違いは無いが、より派手なスキルを取得可能でパーティーの花形になれるようなクラスとなっている。
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| 「ファイター」の五次職には、回転しながら斬りつける「ソードスピン」や、体に赤いオーラを纏う「フィアフルブロー」といったスキルがある |
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| 幻想的な「アイスイリュージョン」や、新武器「銃」を使っての「プロキシミティファイア」といったスキルが「ローグ」の五次職に用意されている |
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| 「メイジ」の五次職では、派手な演出が特徴的なスキル「デスチリニス」「マナトランスター」などが取得可能 |
そして、8月19日(水)には、最強のギルドを目指しトーナメントを勝ち抜いていく「ギルドトーナメント」が実装される。「ギルドトーナメント」は、条件を満たしたギルドのみ参加可能で週1回実施。トーナメントを勝ち抜くとゲーム内通貨や特別なアイテムなどが進呈されるとのことだ。なお、「ギルドトーナメント」の詳細については、改めてお知らせするとしている。
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| 「ギルドトーナメント」が行われるマップは、チェス盤のようなデザイン |
アップデート情報とは別に、様々なイラストレーターにアバターのデザインをしてもらう日本オリジナルの企画「イラストレーターコラボ」の第1弾を今夏に行うと発表。
第1弾のデザインを担当した竹浪秀行氏は、「漆黒の鎧の方はルナという明るい世界観の中でちょっと異質なダークなイメージが出ればいいなと思いデザインしてみました。騎士の方は「騎士」という固いイメージの中にちょっと軟らかいモチーフを入れてみようと、所々にハートのイメージを加えています。多くのユーザーの方が使っていただけると嬉しいです」とのコメントをいただいた。
また、すでに第2弾の実施も決定しており、デザインはセガが2009年3月に発売したニンテンドーDS向けソフト『セブンスドラゴン』においてキャラクタデザインを手掛けたモタ氏が担当するとのことだ。
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| 竹浪秀行氏デザインのオリジナルアバターは、今夏実装予定 |
また、イラスト共有サイト「PiXA(ピクサ)」を運営する「コンテンツイノベーション」と、専門学校「東放学園」とのタイアップ企画が行われる。
「コンテンツイノベーション」とのタイアップ企画は、アバターのデザインコンテストや、キャラクタ設定などを募集してゲーム内に実装するといった内容が予定されている。
一方「東放学園」とのタイアップ企画は、声優やお笑い芸人、放送作家などを輩出する学校ということで、NPCの音声追加や、お笑い芸人によるコントなど、バラエティ風ゲーム内イベントを行っていくとのことだ。
| 世界初の発表も!? 開発者が『ルナ』制作秘話を語る |
ここでスペシャルゲストとして、『Legend of LUNA』の開発会社「EYA Interactive」の開発プロデューサー・チョ ジェヨン氏と、ゲームデザイナー・ジョン ジンムン氏が登場。本作を制作するにあたっての裏話や秘話などを語ってくれた。
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| 左から「EYA Interactive」の開発プロデューサー・チョ ジェヨン氏、ゲームデザイナー・ジョン ジンムン氏 |
――具体的にどんなお仕事をしていますか?
★チョ ジェヨン氏 (プロデューサー)
2007年から『ルナ』の開発に参加しました。最初は企画チーム長としてゲームシステムの企画を担当していましたが、2008年からプロジェクトマネージャーとして携わっています。
★ジョン ジンムン氏 (ゲームデザイナー)
私も『ルナ』の開発初期の頃から関わっていて、最初はシナリオなどを担当していました。現在は、システム企画と日本のプライズ業務を行っています。
――おふたりは、どのようなゲームが好きですか?
★チョ ジェヨン氏
『ルナ』のプロジェクトマネージャーなので、「『ルナ』が一番好き」と言うべきなんですが、実際は『ウルティマオンライン』が好きで長くやっていました。『ウルティマオンライン』は初めてプレイしたオンラインゲームでもあるので、今の仕事のきっかけになった作品でもありますね。
★ジョン ジンムン氏
私は、オンラインゲームよりコンソールゲームを長くやっていました。オンラインゲームも『Warcraft』やっていまして、様々なコンテンツを面白く組み合わせた作品だと思います。
――『ルナ』の誕生秘話を教えてください。
★チョ ジェヨン氏
ゲーム開発には、色々なノウハウが必要になります。これらのものをまとめて開発を行うんですが、その中の1つでも間違うと全ての作業が無駄になることもあるんです。そして『ルナ』は、「今までにないようなMMORPGを作りたい」という思いで制作しました。
――『ルナ』の開発裏話などはありますか?
★チョ ジェヨン氏
開発の段階は、とても忙しくてあまり話題にできるようなことがなかったんですよ。でも開発が終わった段階で、色々な国に展開しながらできたエピソードに関しては多いですね。たとえば、タイでの出来事だと、設定に問題が出た際、私はタイ語が全然分からないので2日間徹夜して直そうとしたんです。でも結局は、Windowsの言語設定を変えれば良くて、それに気付いたらものの5分で終わりました(笑)。
――『ルナ』の今後について教えてください。
★チョ ジェヨン氏
韓国でも大型アップデートを行う予定です。ここで初めての発表になりますが、ユーザーからの要望が多かった「ハウジングシステム」や「乗り物」などの開発も行っています。これからもユーザーの要望に応えて開発を進めていくのでよろしくお願いします。
第二部の「座談会」は、ユーザーの中に運営チームから阿部誠氏、尾崎潤一氏、渡辺真人氏、山田保敏氏が加わり今後の運営についての話し合いが行われた。
話題として、「釣りシステム」で台風の日にアイテムの入手確立に変化を持たせるといったもののほか、「レベル50から先が社会人のプレイ時間では辛い」といった切実な意見がユーザーの口から語られていた。
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| 「座談会」は、円陣を組むように椅子が置かれて、各グループに1人の運営チームが付く形で行われた |
そして座談会の後は、ユーザー全員が参加しての「じゃんけん大会」を実施。賞品は、じゃんけんで勝ち残った1名に実装済みアバターアイテムの中から好きなもの1つがプレゼントされた。合計5回じゃんけんが行われて、勝利した5名のユーザーはアバターアイテムの中から「巫女服」をチョイスしていた。
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| 目当てのアバターアイテムを勝ち取るべくユーザーはジャンケンに挑む |
カンファレンス終了後、運営チームの阿部誠氏、尾崎潤一氏、渡辺真人氏、山田保敏氏、山本征幸氏が今回の催しで実感したことについてコメントしていただいた。
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| 左から、アシスタントディレクター・尾崎潤一氏、プロデューサー・山本征幸氏、ディレクター・阿部誠氏、ローカライズ&QA担当・山田保敏氏、アシスタントディレクター・渡辺真人氏 |
★尾崎潤一氏
今回、初めてユーザーの気持ちを直で聞くことができて、すごく勉強になりました。たくさんの要望があって、その全てに応えていけるよう、今後『ルナ』の運営を行っていきたいです。特にパーティーを組む際のメリットを良くしてほしいという意見が印象に残りました。運営側としてもユーザー同士の"絆"を大事にしていきたいと思っているので、これからはもっとユーザーの意見を汲み取っていけるようにしていきます。
★渡辺真人氏
ユーザーの『ルナ』に対する熱意を直で感じて、私ももっと頑張らないといけないと思いました。そしてユーザーから、現状ルナサーバーとアルテミスサーバーの人数に偏りがあって友達を作りづらい環境であるというお話をいただきました。今後はその辺りのバランスを見直して行きたいと考えています。
★阿部誠氏
ユーザーと直接会う機会がなかなか無くて、今回のような催しを行うことにより、ユーザーの小さな意見なども聞けて良かったです。特にユーザーの中でGMが活動し易い環境作りについての話題が印象に残っていますね。
★山田保敏氏
切実な意見を直に聞けて、こちらが気付いていなかった細かい部分などについてもご指摘いただきました。これらのご指摘から、改めて、私が行っている業務に対しての責任の重さを実感しました。あと、ユーザーの方からの声で特に印象に残っているのは、「つらい、つらい」と言いながらもプレイしていただけているというところですね。
★山本征幸氏
今回のイベントをやりたいと思ったきっかけは、ユーザーから直接意見を聞くという面もありますが、運営チームという点に対しての部分がすごく大きいんです。実際に顔を見てサービスをできないのは、マイナスな部分だと思うんですよ。こういった形で催しを行ってユーザーの顔を見て話すことで、サービスの質が変わってくると考えています。