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インタビュー
 
新作ディズニー映画「ボルト」監督2名に訊くキャラクタに込めた想い

2009.06.19

関連URL:映画「ボルト」公式サイト
 
 2009年6月某日、東京・新宿にある「パーク・ハイアット東京」において、この夏公開されるウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ製作の新作映画「ボルト」の監督2名を招いたインタビューを実施した。

左から、「ボルト」監督 バイロン・ハワード氏、監督 クリス・ウィリアムズ氏

 「ボルト」は、8月1日(土)から全国で上映が予定されているCGアニメーション映画。主人公は、テレビドラマで活躍するタレント犬「ボルト」。ボルトは自分のことを劇中と同じくスーパーパワーを持っていると思い込んでおり、共演者の少女・ペニーを悪者の手から守りたいと強く願っている。ある日、撮影スタジオを偶然に逃げ出し迷子になってしまったボルトは、野良猫の「ミトンズ」や、ハムスターの「ライノ」と出会いながら、ペニーとの再開を目指してハリウッドへと向かっていく。
 また、劇中に出てくる、ボルトが活躍するTVドラマの世界観をモチーフにした、ニンテンドーDS向けソフト『ボルト』も、7月16日(木)に発売が予定されている。

 今回は、映画「ボルト」の監督であるバイロン・ハワード氏、およびクリス・ウィリアムズ氏に、DS『ボルト』がリリースされる感想や、映画「ボルト」に関する制作秘話などを伺った。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

ゲーム好きから、ペットまで共通点の多い両監督

――まずは、映画製作を終えた感想を聞かせていただけますか?

★バイロン・ハワード氏 (以下、バイロン氏)
 とりあえず、疲れましたね(笑)。でも、結果として作品は誇りに思えるような仕上がりになっています。総監督のジョン・ラセター氏は、“アメリカにとっての宮崎駿”と言えるぐらいすばらしい作品を生み出してくれたと思います。

★クリス・ウィリアムズ氏 (以下、クリス氏)
 日本で「ボルト」が公開されることを嬉しく思います。日本はアニメーションという分野を深く受け入れていますし、宮崎駿というすばらしいアニメ監督もいますから、日本での公開を光栄に思っています。

――ボルトというキャラクタが生まれた経緯を教えてください。

★クリス氏
 元々かなり前から「TVドラマに出演していて、自分が(TVドラマのストーリーと同じく)スーパーパワーを身につけていると信じている犬」というアイディアはありました。そのアイディアに加え、真っ白いボディや、印象的なイナズのマークを加え、ボルトが誕生しました。
 その後、体の色から性格まで正反対の「ミトンズ」、その中間に居る「ライノ」といったキャラクタが生まれていったのです。

★バイロン氏
 従来の映画では、犬のキャラクタは、まるで皮を着た人間のように見えていました。我々はそれを避け、忠実に犬の性質を再現したいと思ったんです。そのため、動きを忠実に再現することはもちろん、飼い主への忠誠心や愛着といった内面的な部分も描いていきました。

――映画では犬のボルトが活躍しますが、おふたりとも犬を飼われているんですか?

★クリス氏
 いいえ、我々は2人とも猫を飼っているんですよ(笑)。でも、大の動物好きという点から、犬を主人公にするという発想は出てきたのかもしれません。

――映画の中のボルトとペニーの信頼関係を、どのように描いていったのでしょうか?

★バイロン氏
 我々は映画の中でボルトとペニーの関係を描くことで、犬と飼い主の愛情を表現したつもりです。“心”のあるキャラクタを描くのも重要だと思っていて、「自分もこうなりたい」と思わせるようなキャラクタを描くことが大切です。ボルトはまさに、そういうキャラクタになっています。

――では、「ボルト」のゲーム化が決まったときの感想は?

★バイロン氏
 製作者にとって、自分の作り出した作品の登場人物は、まるで我が子のように愛情を持つものです。ゲーム化というと、子どもを大学に送り出すかのような気分になりますね。

★クリス氏
 我々はゲームが大好きなので、話が決まったときは嬉しかったです。ゲームは幅広く流通する商品ですし、開発費に何億円もかける、映画と同じ規模のような作品も多くなってきましたから、光栄に思います。

バイロン氏かなりのゲーム好きだという。プレイステーション3などの作品も頻繁にプレイしているとのこと

――あえて劇中の「TVドラマ」の部分をゲーム化するという発想は、映画製作陣とゲームスタッフのうち、どちらから出てきたんですか?

★バイロン氏
 テレビは映画内でメインでは無いですが、CGにも力を入れていて、すごく存在感があるので、ゲームにもしやすいと考えていました。それに、映画のメインとなる部分はボルトの感情をクローズアップした内容となっているので、そこをゲーム化しても面白くならないと感じていました。そんな中、ゲーム開発者からも「TVドラマをメインにしてゲームを作りたい」という話もきたので、それに決まりました。
 まあ、「ヘリを爆破できるゲームと、できないゲーム、どちらがやりたいですか?」と尋ねられれば、当然爆破できるゲームをやりたいと思う人も多いでしょうから(笑)。

――実際に、ニンテンドーDSソフトの『ボルト』はプレイしましたか?

★バイロン氏
 ええ、プレイしました。ゲーム製作会社と映画のスタッフとの共同制作という形で、我々もサンフランシスコの開発スタジオでプレイしたんです。我々はかなりゲーム好きなので、ゲームの製作スタッフにもかなり上手いと驚かれましたよ(笑)。

クリス氏は、バイロン氏と10年来の旧友。ゲーム好きという点から、動物が大好きという点まで、色々なところに共通点がある

――ゲーム内で気に入っているところは?

★バイロン氏
 ゲーム内でも映画と同じく、かわいらしいボルトがスーパーパワーを使って戦車やジープ、ヘリなんかを次々と倒していくのが面白いです。

――最後に、映画やゲームを楽しみにしているファンに向けて、メッセージをお願いします。

★バイロン氏
 日本という、アニメーションが盛んな国でも「ボルト」を公開することができて非常に嬉しく思います。公開を楽しみにしていただければ幸いです。

――ありがとうございました。

◆劇場用アニメ「ボルト」
アメリカ/96分/2009年8月1日(土)より全国で公開
配給:ディズニー
監督:バイロン・ハワード、クリス・ウィリアムズ
製作:クラーク・スペンサー
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ダン・フォーゲルマン、クリス・ウィリアムズ
音楽:ジョン・パウエル
キャスト:
ジョン・トラヴォルタ
スージー・エスマン
マーク・ウォルトン
マイリー・サイラス
(声の出演)
ボルト:佐々木蔵之介
ミトンズ:江角マキコ
ライノ:天野ひろゆき ほか

◆ゲーム版『ボルト』
メーカー:ディズニー・インタラクティブ・スタジオ
対応機種:ニンテンドーDS
ジャンル:アクションアドベンチャー
発売日:2009年7月16日(木)予定
価格:5,040円(税込)
プレイ人数:1~2人
CEROレーティング:「A」(全年齢対象)


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