セガは2009年6月11日(木)、同社が7月2日(木)に発売するプレイステーション・ポータブル向けソフト『初音ミク -Project DIVA-』に関して、同社の営業車を本作仕様の痛車にする作業工程を公開する催しを行った。
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| ▲痛車仕様になった同社の営業車を横に、満足げな表情を浮かべるセガ・PRチームの馬場克美氏(左)と、タップ・代表取締役の綱島清志氏(右) |
『初音ミク -Project DIVA-』は、人間の声をもとに音階と歌声を入力するだけで歌声を作り出せるPC用DTMソフト「キャラクター・ボーカルシリーズ」の第1弾「初音ミク」をモチーフにしたリズムゲーム。
本作には、シンプルな操作でPV感覚のリズムゲームをプレイすることが可能な「フリープレイモード」や、メモリースティックに保存されているMP3データを基に、自らボタンの入力タイミングを設定してオリジナルのリズムゲームが作れる「エディットモード」などが収録されている。
痛車(いたしゃ)とは、コミックやアニメ、ゲームに関連するキャラクタをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行った車のこと。
ここでは、痛車仕様にする工程のひとつであるボンネットのラッピング作業の模様をお届けしよう。
| 「SUPER GT」に参戦した“ミク痛車”を手掛けた人が作業! |
今回、同社の営業車を痛車仕様にする作業を担当したのは、埼玉県・狭山市にて屋内外看板や装飾の企画など、各種印刷物製作を行っている会社「タップ」の代表取締役を務める綱島清志氏。
綱島氏は、自身の趣味の一環として痛車製作の作業工程を「ニコニコ動画」に投稿したところ、予想外に反響を呼び、昨年行われた国内最大級のツーリングカーレース「SUPER GT」のGT300クラスに参戦した痛車マシン「No.808 初音ミク Studie GLAD BMW Z4」の製作にも携わったとのこと。
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| ▲同社の営業車である「カローラフィールダー」。残す作業は、ボンネットの仕上げのみ |
ボンネットのラッピング作業は、まず見本のデザイン図を確認しながらガムテープでシートの仮止めを行っていく。次にシートの中央のあたりから、中に空気が入らないようヘラでボディーにシートを圧着していく作業に入る。その際、ヘラの滑りを良くすると同時に、シートにキズが付くのを軽減するため、霧吹きで水を吹きかけるといったテクニックも披露した。
ボンネットの複雑な曲線部分にシートを貼っていく局面に差し掛かったところでドライヤーが登場。ドライヤーでシートを暖め、均一に伸ばしていくことで、綺麗に圧着していく。この作業の後は、不要な部分をカッターで切り落とし、ボンネットの縁にシートを圧着させて作業は終了となった。シートの耐久性は、野外の看板用の素材を使っているため、3年から5年ほど保つとのことだ。なお、ここまでに要した時間は1時間程度だった。
今回の作業について、綱島氏は「ボンネットのような広く平らな部分にシートを貼る作業は、意外に手間がかからない」と語った。また、この程度であればデザイン費を除いて15万から20万円ほどで仕上げることが可能だという。
以下に『初音ミク -Project DIVA-』仕様になった同社の営業車の写真を掲載しているので、興味がある人は確認してほしい。