日本一ソフトウェアのニンテンドーDS用RPG『ウィッチテイル 見習い魔女と7人の姫』(以下、『ウィッチテイル』)の発売を記念して、2009年5月31日(日)に東京・秋葉原のAKIHABARAゲーマーズ本店イベントスペースにてイベントが開催された。
当日はあいにくの雨模様となってしまったが、イベントゲストにAKB48の小林香菜さんや、この声優兼歌手として大人気の桃井はるこさんが登場するとあって、会場には多くのファンがつめかけた。ここでは大盛況となった本イベントの模様をお伝えしよう。
 |
| ▲イベントを盛り上げるゲストたち。右から桃井はるこさん、小林香菜さん、タイエルさん |
※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
キュートなおへそをあらわに
小林香菜さんがコスプレ姿で登場!! |
イベントの開始とともに、『ウィッチテイル』のキャラクタデザインを担当するイラストレーター・タニエルさんと、AKB48の小林香菜さんがステージに現れた。特に『ウィッチテイル』の主人公である見習い魔女・リデルのちょっと大胆な衣装を身につけた小林さんの姿に、観客たちも釘づけに……。それぞれ自己紹介が終わると、ふたりのトークショーが開始。ステージ上のスクリーンで『ウィッチテイル』の紹介をするとともに、タニエルさんの制作秘話や、ゲームを実際にプレイした小林さんの感想が語られた。
主人公・リデルについて「ツンデレな部分がかわいい魔法使い」という印象を持った小林さん。司会者から「小林さんはツンデレですか?」と聞かれると、「違います!」と即答。その懸命さに会場からは笑いが漏れた。またリデルの冒険の仲間である美青年吸血鬼・ルウについては「コウモリに変身して一緒に旅をする、頼もしい味方です。人間の姿とコウモリの姿なら、コウモリのほうがかわいらしいですね(笑)」と語った。
タニエルさんは「リデルは金髪ツインテールで、強気そうに見える部分は外さないようにしました。ルウはミステリアスな部分を出したかったので、髪の毛で片目を隠しました」と、キャラクタたちのデザインポイントを教えてくれた。
また本作品のタッチペンを使った操作について「タッチペンで(マップ上にあるオブジェクトの)ホイップクリームなどを叩くとアイテムが出てくるんですが、ホイップクリームを叩いて壊すのはもったいなくて……。そうは思いながらも、すべて叩き壊しました(笑)」と感想を述べる小林さん。また、ゲーム中でリデルが旅をする7つの国のひとつである、お菓子の国がお気に入りのようで「1番おいしそうでした(笑)」と会場に笑いを誘っていた。
そのほかにも魔法や人形を使ったバトルシステムなど、魅力満載の本作について紹介。「魔法使いリデルとその仲間たちと一緒に戦っていくゲームです。人形をいろいろ変えて戦うとか、自分の好みで遊べるので、ぜひみなさんもプレイしてください」と小林さん。タニエルさんは「御伽噺をモチーフにした世界観を楽しんでほしい」と語った。
イメージソング採用は偶然!?
プロデューサー・桃井はるこが衝撃告白! |
続いては“モモーイ”の愛称で親しまれている桃井はるこさんが、「みなさん、ごきげんよう!」とハイテンションで登場。桃井さんは、奥井雅美さんが歌う『ウィッチテイル』のイメージソング「popcorn☆magic」の作詞、作曲、プロデュースを担当しており、本イベントでは曲の制作過程などが語られた。
また当日はライブ公演のため台湾にいて、会場に来られなかった奥井雅美さんのビデオレターも上映。「この曲は桃井さんが作詞、作曲をされたので、普段私が書くような曲調ではなく、とても女の子っぽい曲になっています。作品のイメージにもぴったりなので、ぜひ聞いてくださいませ」というメッセージが届けられた。
奥井さんのビデオレター上映後、桃井さんのトークショーがスタート。この「popcorn☆magic」が『ウィッチテイル』のイメージソングになった経緯について、衝撃の事実が明かされた。
「イメージソングになった経緯は実は偶然で、スタッフから報告を受けて私もびっくりしたんですけど(笑)。この春始めた、私のレーベル「AKIHABA LOVE RECORDS」のスタッフと日本一ソフトウェアのかたがたまたま話していたら、「popcorn☆magic」が『ウィッチテイル』にピッタリじゃないかってことになったらしいんですよ。さらにゲームの発売日と、リリースを予定している日もほぼ同じだったので、これはタイアップするしかない、とトントン拍子で進んでしまったそうなんです」
もともと「popcorn☆magic」は、桃井はるこ参加型プロデュースユニット「Summer of Love」の第1弾フューチャリングアーティスト・奥井雅美さん用に作った曲なのだそう。
「普段の奥井さんがご自身で書かれる曲は強い女という感じがするものだったり、(彼女が所属する)JAM Projectでも力強い曲を歌われることが多いので、かわいらしい感じの曲を歌っていただいたらどうかな?って思って作ったんです。だからこの曲は『ウィッチテイル』のことを意識しないで作ったんですけど、タイトルからして魔法が入ってるし、お菓子のポップコーンだし。積極的な女の子の歌なので、リデルさんにもぴったりかなって。すごく不思議な縁でつながっていたのかもしれないですね(笑)」
さらに楽曲の制作エピソードを語る桃井さん。
「ゲームミュージックとかのクラブイベントが最近おもしろくてよく遊びに行くんですけど、自分の曲があまりかからないんですね。だからクラブイベントでかけてもらえるような曲を作りたいと思っていたんです。奥井さんの声もカッコいいし、ハウスミュージックにも合うかなと妄想しまして。自分的にもすばらしい曲になったかなと思えるくらい、気に入っています。この曲を作ってるときは、ポップコーン作りにはまっていたんですけど、お鍋のなかのポンポン弾けるポップコーンが、みなさんがライブで飛んでる光景に見えて(笑)。ポップコーンに音楽を感じましたね」
今後のプロデュース活動については「4月からCDを3か月連続でリリースしているんですが、これも最初はそんな話じゃなかったんです。この「popcorn☆magic」もそうですけど、私がやりたいことをやっていたら不思議なご縁があっていろんなことが決まっていって。だからフットワーク軽く「AKIHABA LOVE RECORDS」をやって世界に発信していきたいですね。(会場の後ろでも)CDを発売しているので、ぜひ買ってください。モバイルサイズのサイン色紙もがんばって書いたので……。あ、「AKIHABA LOVE RECORDS」専用のサイン色紙とかも作りたいかも!(スタッフに向かって)ねえ、今度作ろうよ!」と、早速フットワークの軽いところを見せてくれた。
なお「popcorn☆magic」も収録されているCD「My resolution 〜あの時計の下で〜/Summer of Love feat.奥井雅美」は、ドワンゴ・エージー・エンタテインメント「AKIHABA LOVE RECORDS」より発売中。価格は1,260円(税込)だ。
また『ウィッチテイル』をプレイした感想を聞かれると「発売前にサンプルROMを貸してもらったので、ちょっと興奮しました(笑)。タッチペンだけで操作するのは斬新だし、片手でプレイできるのでラクチンでしたね。あとはリデルさんがいいツンデレっぷりでした」と語った。さらに「私自身はデレツンだと思います。最初は人当たりがいいんだけど、仲よくなると説教するとか……1番やっかいな人物かも(笑)」と話す桃井さんに、会場は笑いに包まれた。
そしてふたたび小林さんとタニエルさんがステージに登場し、3人の豪華プレゼントがもらえるジャンケン大会へ。桃井さんからはサイン色紙、小林さんからはサイン入り生ポラ、タニエルさんからはイラスト入りサイン色紙がそれぞれ3枚ずつ用意され、会場は白熱。そして最後は、桃井さんと小林さんの握手会が催され、イベントは盛況のまま終了となった。
イベント終了後、ゲストたちに話を聞くことができたので、そちらもお届けしよう。
――イベントの感想はいかがですか?
★桃井さん:今日はあいにくの天気だったのですが、たくさんのかたが来てくれましたし、あと歌なしのイベントは珍しいのですが、その分みなさんとお話ができましたし、うれしかったです。
――コスプレについての感想は?
★小林さん:AKBで衣装は着ていますが、コスプレも金髪のウィッグも初めてだったので、最初は似合うのかなぁと心配でした。でも今回たくさんのかたから「似合う」という言葉をいただいたので、コスプレって楽しいなぁと思いましたね。今後も機会があれば挑戦していきたいと思います。リデルの衣装のお気に入りポイントは、背中にあるちっちゃい羽根です。後ろを向かないとわからないんですけど、こういう見えない部分のこだわりも気に入ってます。
★タニエルさん:リデルはハロウィンをイメージしていたので、パンプキンのオレンジと紫をキャラクタのカラーにしてデザインしていきました。このパンプキンの傘を持ってないと、ちょっと暗くなりすぎちゃいますね(笑)
★桃井さん:(小林さんを見て)このコスプレ、むちゃくちゃかわいいですよね。さっき一緒に写真を撮ってもらったので、私もブログに載せます(笑)。ちなみに今日の私の服はウィッチをテーマにコーディネートしてみました(笑)。先日行ったアメリカのサンノゼのショッピングモールで見つけたんですけど、このイベントにぴったりだと思って買っちゃいました。
――『ウィッチテイル』は7つの国がありますが、行ってみたい夢の国や架空の場所があれば教えてください。
★桃井さん:タイムマシンに乗って、過去のアキバを見てみたいかな。あ、でも国じゃないか……じゃあ、コスプレの国に行きたい! 衣装として着るのはカワイイけど、コスプレで外を歩くのはアキバでも目立つじゃん。もっと自由な格好がしたいですね。
★小林さん:私は『ウィッチテイル』でお菓子の国に行けたので、とても幸せでした。現実でもお菓子をいっぱい食べたいです(笑)
――普段はどんなゲームをしていますか?
★桃井さん:比較的、古いゲームが好きですね。レトロゲームとかアーケード系とか。私、テーブル筐体を家に置くのが夢なんですよ(笑)。あ、『ウィッチテイル』はちゃんとやってますよ〜。実はニンテンドーDSでRPGをやるのは、初めてだったんですけど、ドットだからか私が1番慣れ親しんでいるスーファミ時代のゲームに近い感じがしました。あとやる込める要素もあって、通な人も楽しめそう。プレイにはまっているときは、寝る前に毎日でもやりますね。
★小林さん:私はあんまりゲームをやらなかったんですけど、『ウィッチテイル』をプレイしてゲームって楽しいと思って。『ウィッチテイル』も進めていきますし、ほかのゲームをプレイしてみたいと思いました。
★タニエルさん:最近はずっと『ウィッチテイル』のチェックをやっていたんですが……(笑)。普段は『モンスターハンター』をプレイしています。
――今回のイベント会場にもなった秋葉原について、どんな印象を持っていますか?
★桃井さん:私にとって秋葉原は特別な場所ですね。同じイベントをするにしても、気合いが入るし安心するし。私自身がこういうイベントに見に来ていたほうなので、自分がイベントに出てゲームを紹介するのは、すごくうれしいです。秋葉原の街自体は今もすごく変わりまくっていて、最新のものがあるのが秋葉原だと思います。よく「秋葉原はどうなっていくんですかね?」と聞かれるんですが「どうなるんじゃない、ボクたちが作っていくんだよ!」と思っています。楽しい秋葉原を作っていくためにも、これからも秋葉原のイベントに出演できたらいいなぁと思ってます。
★小林さん:私はAKB劇場で公演しているんですけど、普段はあまり秋葉原を歩いちゃいけないと言われているんですね(笑)。たまにスタッフさんとお買い物に行くと、いろんなお店があるし、メイドさんたちも歩いているし、たくさんのかたが自由に楽しめる場所だと思うので、機会があればいろいろ散策してみたいですね。
 |
| ▲イベントを盛り上げるゲストたち。右から桃井はるこさん、小林香菜さん、タイエルさん |