セガは2009年4月某日、東京・大田区にある同社社屋において、5月21日(木)に発売予定のニンテンドーDS向けソフト『プロ野球チームをつくろう!2(以下、『野球つく!2』)』を用いた「野球つく2 ~Japanロード~」メディア対抗戦を開催した。
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手前左から、4Gamer代表、ジーパラドットコム、電撃オンライン。奥左から、馬場保仁プロデューサー、セガ広報担当・児玉氏、
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『野球つく!2』は、プロ野球チームのGM(ゼネラルマネージャー)となって、球団経営やチーム編成、選手育成、試合采配などで指揮を執り、自分のプロ野球チームを強化していくスポーツ育成シミュレーションゲーム。
本作では、前作で好評を博したスキルシステムの強化や、野球にまつわるエピソードをクエスト形式で楽しめる「ベースボールクエスト」、ワイヤレス通信を使って最大4人でプレイできる「野球つくJapanロード」など、新システムや新モードが多数盛り込まれての登場となる。
今回催された「野球つく2 ~Japanロード~」メディア対抗戦は、Web系ゲーム媒体から、ジーパラドットコム、4Gamer、電撃オンライン、が参加。そして、セガ開発チームの“野球つく★番長”ことプロデューサー・馬場保仁氏を加え、本作から導入された新システム「野球つくJapanロード」を用いての4チーム対抗戦を行った。
今回は「メディア対抗戦」の模様と、馬場氏が語る本作の魅力を併せてお届けしよう。
まずは、試合を行う前に「読売ジャイアンツ」「阪神タイガース」といったベースとなるチームを12球団から決め、そこから他のチームに所属する選手10名を獲得していく「ドラフト」を行った。
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| まずは、日本国内のチームから好みのチームを選択する |
筆者は、地元・高知県でのキャンプを観にいったことでも馴染みのある「西武ライオンズ」をチョイスし、4Gamerは「ファイターズ」、電撃オンラインは「ホークス」、馬場氏は、「バッファローズ」を選択。
次に「ドラフト」は、1回から10回まで行われ、各自思い通りの選手を選びチームに加えていった。途中、選択した選手が被ってしまう局面が2、3度起こり、その際はゲーム内で2つの封筒から1つを選んで、「◎」の印が封筒に入っていれば選手獲得といった「くじ引き」を実施。くじに外れてしまった相手は、新たに選手を選びなおすことになる。
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| 「ドラフト」では、指名選手が被ることも。その際は、くじ引きによる抽選が行われる |
そして、最終的にドラフト指名選手の組み合わせによって、「マシンガン打線」や「同球団トリオ」などの“コンボ”が発生する。これらのコンボが発生すると「YP(野球つくポイント)」が獲得でき、この「YP」を使って試合前にショップでスキルやOB選手を購入可能となる。
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ショップでは、「YP」を使って試合中に様々な効果を発揮する「GMスキル」や、
OB選手が手に入る「OB選手パック」などを購入可能 |
筆者は、選手の能力をあまり気にしないで不足しているポジションを補う形で選手を獲っていき、10人獲得した時点で発動した“コンボ”は、「同球団トリオ」×2と「全国津々浦々」。ほかの参加者たちは、なにやら色々と考えて選手を獲得しているように伺えた。
そして、“コンボ”発動によって進呈された2,000YPを使い、OB選手がランダムで手に入る「OB選手パック(三塁手)」を1,500YPで購入して試合に臨んだ。
| 真っ向勝負!(したかった) 「メディア対抗戦」開始 |
今回催された「メディア対抗戦」は、総当り戦形式で全3試合を行った。第一試合「ジーパラ」対「4gamer」に続いて、第二試合「ジーパラ」対「電撃オンライン」、最後は「ジーパラ」対「馬場氏」の順番で実施。
また、試合後には5点差未満の勝利で1人、5点差以上の勝利で2人の選手を獲得可能なトレード「はないちもんめトレード」が行われる。このトレードによって、その後の試合に影響が出る可能性があるので、第1試合はできるだけ勝ちたいところ。
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5点差以上なら、その後優位に立てる「はないちもんめトレード」により、
試合は緊迫感のある内容に |
×第一試合「ジーパラ」(2P) vs. 「4gamer」(3P)
何が何でも勝ちたい一試合目は、2回表「4gamer」に先制点を許してしまうが、この回はなんとか2失点で抑えることに成功。しかし5回表では、ダメ押しの2ランホームランを浴びてしまう。
「残り4回あればなんとかなるだろう」と考えていたのが甘かった。5回表の2ランホームラン以降は、硬直状態で相手、自軍共に決定打を放つことができず、結局4点差で「4gamer」の勝利となった。
×第二試合「ジーパラ」(2P) vs. 「電撃オンライン」(4P)
第二試合目は、一回戦とは打って変わって激しい点の取り合いが繰り広げられた。まずは、3回表に筆者のチームが順調に出塁して、1点を先制。続く4回でも追加で1点を入れるも、4回裏に1点返されて2対1となる。
このまま逃げ切れるかと思っていた6回裏に、まさかの2ランホームランを浴び同点となり、少し焦りが出てくる筆者。ここにきて運に見放されたのか、7、8回に2点を相手に与えてしまう。そして、9回表に筆者率いるチームの猛攻で2点を追加するも、一歩及ばず5対6で「電撃オンライン」の勝利となった。この時点で残念ながら優勝への道は絶たれてしまう。
×第三試合「ジーパラ」(2P) vs. 「馬場氏」(1P)
最後の戦いとなる第三試合は、“野球つく★番長”こと馬場氏との手合わせということで意気込む筆者であったが、前の2試合で負けてしまい主力の選手を「はないちもんめトレード」で失った状態で試合を開始することになる。
1回裏、相手に3点先制され、続く裏にはさらに5点取られて、筆者のチームは滅多打ち状態。この流れは最後まで変わらず、途中で筆者のチームも底力をみせ、8回裏までに6点を取るも“野球つく★番長”の名は伊達じゃなく、馬場氏の「ダイナマイツ」は最終回までに14点という途方もない点数を獲得していた。ここまで点数差をつけられると、最早どうしようもなく、「メディア対抗戦」最後の戦いは6対14という大敗で幕を閉じた。
最終的に、1位「馬場氏」、2位「4gamer」、3位「電撃オンライン」、4位「ジーパラ」という順位となり、“野球つく★番長”の力をいかんなく見せつける試合はこびとなった。
「メディア対抗戦」の後、“野球つく★番長”こと馬場氏が、本作の魅力のひとつである「野球つくJapanロード」のゲーム内容について語ってくれた。
――『野球つく!2』の見どころを教えてもらえますか?
★馬場氏
携帯機ならではのテンポのよさや、気持ちよさを損なわないように面白い要素を入れていって、野球ファンだけどゲームはあまりしないユーザーとか、野球は好きだけどDSを持っていユーザーなどにどうやって遊んでもらえるのかなと考えて『野球つく!2』を作りました。
――ゲーム内容の特徴的な部分を教えてください。
★馬場氏
まず、シミュレーションゲームは難しいというイメージがあると思うので、シンプルで分かりやすくと考えています。これを踏まえての、『野球つく!2』は、選手を獲り、その選手を育て、最終的にどう試合に勝つかというところがポイントとなっています。選手を獲るというところに関しては、前作と比べて検索機能などが使いやすくなっています。
次に選手を育てるところは、前作のテンポよく進める割にスキルや巻物を使うなどという面で育成感があったんですが、そこにもう少し育てるという要素入れられないかなと思ったんです。そこでできたのが「ひいき育成システム」なんですよ。このシステムで「誰を育てたい」などという自分の意思を表現して、結果がともなってくるものなのでいいのではないかなと思っています。
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| 媒体対抗戦を終えて、『野球つく!2』の魅力について語る馬場氏 |
――「ひいき育成システム」のほかに便利な機能はありますか?
★馬場氏
「ひいき育成システム」加えて今作では、成長の度合いをレーダーのように確認できるシステムも新たに採用しています。これまでの『野球つく』シリーズは、ユーザーが一所懸命やったことがなんとなくでしか分からなかったのですが、今作ではちゃんと選手の成長を目でちゃんと確認できるようになりました。
――野球ファンが喜ぶような要素に関しては、どういったものが盛り込まれていますか?
★馬場氏
「相手に勝つという」要素に関しては、3つのスキルシステムである、選手の個性を伸ばすスキルと、スキル同士を合成することで1段階上の「上級スキル」というものがでてくるんです。その中には、野球ファンが聞いたらニヤッとするような「8時半の男」や「大魔神」といった選手の特徴を表す、あだ名に近いもので構築されていています。
あと、「GMスキル」ですと、試合の局面を動かしていくので、対戦であれば凄く大事ですし、一定時間内にクリアすると報酬がもらえる「ベースボールクエスト」をクリアする際に使うと効率よく進められるものもいくつか用意しています。
遊んだ記録に関しては、通算記録であったり、過去10年のチームの歩みといったものが用意されており、かゆい所に手が届くような要素になっていると思います。
――今作からの追加要素「野球つくJapanロード」とはどういったモードですか?
★馬場氏
昔から短い時間で対戦できるものが作りたいと考えていたんですよ。野球ファン同士が話すような会話をゲームに落とし込みたいなという思いがずっとありまして、そこで考え付いたのが「ドラフト」なんです。このゲームモードをキッカケに、色々と話ができるのも楽しいと思いますし。
あと今回は、融資などのイベントが前作同様に発生するんですけど、そこで困ったら「野球つくJapanロード」で遊ぶと「YP」を稼いで本編に持ち帰れるのでこのモードを遊ぶ機会も増えるんじゃないかなと思っています。でも、せっかく遊ぶのに作業で繰り返すのはつまらないので、そうならないようにしっかりと作りこんでいます。
とにかく、「野球つくJapanロード」では、野球ファン同士の楽しい空気を感じて欲しいなと思います。
――ありがとうございました。
◆『プロ野球チームをつくろう!2』
ジャンル:スポーツ育成シミュレーション
ハード:ニンテンドーDS
発売日:2009年5月21日(木)予定
価格:5,229円(税込)
発売:セガ
CERO審査:「A」(全年齢対象)