2009年5月28日(木)にアルケミストより発売される予定のニンテンドーDS向けソフト『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』。
本作に、「反町美雪」役で出演する声優・沢城みゆきさんへのインタビュー取材を実施した。
同作は、同人ゲームとして登場して以降、アニメや家庭用ゲーム、実写映画など、幅広くメディア展開する「ひぐらしのなく頃に」をDS向けにアレンジした『ひぐらしのなく頃に絆』シリーズ第3弾。
『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』に収録されるシナリオは、原作から「罪滅し(つみほろぼし)編」と「皆殺し(みなごろし)編」の2本。それに加えて、今回が初のゲーム化となる「宵越し(よいごし)編」、完全新規シナリオ「解々し(ときほぐし)編」も楽しむことができる。 |
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『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』で「反町美雪」役を演じた声優・沢城みゆきさん |
今回、『第三巻・螺』の「宵越し編」にて登場するキャラクタ「反町美雪」を演じた声優・沢城みゆきさんに、ゲームの見所をお聞きしたので、お届けしていこう。
――沢城さんが演じた「反町美雪」は、どんなキャラクタなのでしょうか?
★沢城みゆきさん(以下、沢城さん)
最初にキャラクタイラストを見たときは、大学生ぐらいかな?という印象だったんですが、実際は20代後半のお姉さんで。割とカジュアルな、ボーイッシュな感じなのかなと思っていたら、28才とは思えないような凄みが途中で出てきたり。「正義」という確かなものを1つ持っているんですけど、それ以外にも内包しているものがいっぱいあって、色んな顔を持っている。そういう魅力の人、という捉え方で演じさせていただいた感じです。
――「宵越し編」のシーンや、「反町美雪」の放つセリフの中で、印象に残っているものを教えてください。
★沢城さん
1番印象に残っているのは、美雪の独白というか、ナレーションというか、起こった事件のまとめのシーンですね。そこの印象と、あと途中で「このトーシロが!」っていうセリフを言うんですけど、この外見で「このトーシロが!」って……と驚き、つっこんだところがありました(笑)。 |
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沢城さん演じる「反町美雪」。主に野外系の記事を得意とする女性フリーライター。暗闇でも物おじせず、飄々とした言動の中にも隙がない。雛見沢には昔から興味があったらしい
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あと、私自身のキャラクタではないんですが、それぞれのキャラクタが独白をするシーンがあるんですけど、そのシーンはどれも壮絶で、印象に残っているという感じですね。それぞれ、ちょっと容姿からは想像できないような吐露がいくつもあります。
――自分と、「反町美雪」との間で、共通すると思う点は?
★沢城さん
私はこんなに強い女性じゃないです(笑)。それぞれ色んなキャラクタたちが自分の抱えているものを独白するシーンがあるんですけど、私はそれを読んでいるとすごく情に流されてしまって、「そっか、それならしょうがないかもな」って思うところでも、美雪のセリフは、そんなにきつく言わなくていいんじゃないかっていうぐらい、きっちり否定できたりする。
でも、それは彼女の中の正義が揺るがないから、惑わされないからなんですね。自分の主観を持ち続けられるところが、私にはないところだなと思います。逆になんとなく見た目から最初割となめられるのは、お互い似ているんじゃないかと(笑)。
――発売に先駆けて『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』の試作ロムをプレイされた感想はいかがですか?
★沢城さん
お風呂入ったときに後ろ振り返っちゃう感じですね。セリフから得る聴覚の怖さとか、ちょっとおどろおどろしい絵が出たときの視覚の怖さよりも、脳内で再生する、想像力で怖いというのがありました。「ぴちゃ…ぴちゃ…」という擬音が書いてあるだけで、それを想像して……怖いよ!という。すごくそういうのが良くできてて、確実に電車の中でイヤホンとかつけてやってたらうっかり降りそびれそうだな、っていう感じはありましたね。
――収録は大変でしたか?
★沢城さん
ちょうど私より先に宮田幸季さんが台本をもらっていて、わざわざケータイのカメラで写真を撮ってみせてくれたんです。普段使ってるペンと「ひぐらし」の台本の厚さを比べて、「こんなにあるよ」って(苦笑)。実際に台本を最後まで読んだときも、「あ、これはもう1回読まないとダメだな」という本だったんです。
要は、キャラクタを一貫して繋いでいけないというか、ゲームをやっている人のためのだましの部分がいっぱいあって、そういったお話の伏線として理解すればいい部分なのか、彼女の性格として理解すればいいのか、今どっちのラインに乗っているシーンなのかを理解してやっていかないとダメだったんですよね。
それがプレイする側としては面白いところなんでしょうけど、一緒に参加させてもらって作っている側としては、作業を何度も戻って進めないといけないというか、1回じゃできないものでした。
――『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』をプレイしていて、怖くなってしまった時の対処法を教えてください。
★沢城さん
すごく早くタッチすればいいと思います。怖いシーンがきたらトントン連打して、ホッとするところまで飛ばす……というより、すごく早く読むというか。私はさっきそれで乗り切ったんですけど、どうでしょうか?
――ニンテンドーDSは普段プレイしますか?
★沢城さん
最近DSを頂いたんですが、私は普段全然ゲームをプレイしないんですよ。以前、舞台の楽屋で子役の子がDSをやってたんですね。そこで「ちょっと貸してよ~」と言ってプレイしたときに、「上の画面はタッチできないよ」って言われるぐらいできなくて…。
――「宵越し編」の中で、他に演じてみたいキャラクタがいれば教えてください。
★沢城さん
私は、色恋沙汰がその人の芯にあるキャラクタがあまり得意じゃなくて、どちらかというと、世界のために戦ってたりとか、自分自身と葛藤していたりする方がとっつきやすいんです(苦笑)。
でも、新谷良子さんがやってらっしゃった十和田八重という女の子は、恋愛が彼女の芯を構成していて、こういった、恋に生きている女性という役どころは、女に生まれたからにはいつか挑戦させてもらいたいなと思いますね。
――最後に、『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』を楽しみにしているファンへメッセージをどうぞ。
★沢城さん
壮絶な独白を、このキャスト陣がどういう風に取り組んだのか、というのをぜひ聞いていただきたいですね。聞きがいのある独白がたくさんありますので、夜1人でプレイするのは怖いかもしれませんが、ぜひ手にとって楽しんでいただければと思います。
――本日はありがとうございました。
[ジーパラドットコム 山崎]
| 『ひぐらしのなく頃に絆 第三巻・螺』 |
| ハード: |
ニンテンドーDS |
| メーカー: |
アルケミスト |
| ジャンル: |
サスペンスアドベンチャーノベル |
| 発売日: |
2009年5月28日(木)予定 |
| 価格: |
<通常版>3,990円(税込)
<限定BOX>7,140円(税込) |
| プレイ人数: |
1人 |
| CERO審査: |
「D」(17歳以上対象) |