タイトーは2009年3月26日(木)、東京・秋葉原にある「秋葉原UDXギャラリー」において、同社の新プロジェクト・新製品発表会を実施した。
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今回実施された発表会では、同社が経営するアミューズメント施設「タイトーステーション」における今後の展開が発表された。さらに、プライズやアーケードゲームに関して、今後投入される新製品の説明も実施されている。
| ゲームセンター「タイトーステーション」の新経営戦略発表 |
発表会では初めに、同社の経営するアミューズメント施設「タイトーステーション」に関して、運営計画の説明が行われた。「タイトーステーション」には、アミューズメント業界初となる一般モニターが店舗サービスを評価する「★★★(スリースター)制度」が4月より導入される。社内審査、および一般モニターによる審査を通過した施設には、「スター認証」が与えられる。
また施設経営は、接客態度や挨拶などの基本姿勢を徹底的に追及する「Standard」、ユーザーをわかりやすく案内する「Support」、客に良い思い出を作ってもらう「Story」という、3つの「S」を柱に展開していくという。
また、4月から、現在「タイトーステーション」全店で導入されている筐体機『ハッピーボタン』の続編作品『ハッピーボタン2』が、全国の「タイトーステーション」で順次設置されることも発表された。『ハッピーボタン2』では、新たに2人同時に楽しめるものになる、3種類のライトゲームも収録されるとのこと。また今後は、同作を通じてエコ活動を促進する仕組みを設置するということも検討されている。
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| タイトーステーションの運営姿勢をより改善していくということが発表された |
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無料で楽しめる『ハッピーボタン』の続編『ハッピーボタン2』。
エコにつながる仕組みについては、今後検討されていくとのことだ |
さらに、4月末より「タイトーステーション」に連動した無料携帯サイト「タイトーハッピーステーションモバイル」において、新しく「ポイント制度」が開始される。
同サイトでは現在、来店するごとに携帯電話を通じて入手できるオンライン上クーポンを利用することで、1日1回無料でクレーンゲームがプレイできるというサービスを行っている。
新たに導入される「ポイント制度」は、クーポンを利用するごとに溜まるポイントを使用すれば、『スペースインべーダー』など、サイト限定のフラッシュゲームを入手できるというプログラムとなっている。
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| ポイントがたまるごとに新たなゲームが入手できる楽しみが増え、さらなる集客数を望めるシステムになっている |
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| 『スペースインベーダー×CX』は、全国の「タイトーステーション」にて期間限定で設置。「ゲームセンターCX」に関したプライズも導入される |
それに加えて、2008年8月にフジテレビが主催で開催したイベント「お台場冒険王」に出展された筐体機『スペースインベーダー×CX』が、全国の「タイトーステーション」にて期間限定で設置される。
『スペースインベーダー×CX』は、お笑い芸人・よゐこの有野晋也さんが出演するテレビ番組「ゲームセンターCX」と、タイトーのアーケードゲーム『スペースインベーダー』のコラボレーション作品である。また、「ゲームセンターCX」に関連したグッズも、プライズとして導入されるとのことだ。
続いて会場では、今後ゲームセンターに導入される新作アーケードゲームに関する説明が実施された。
まずは、同社が制作している、マニュアル不要で、誰でも気軽に遊べるアーケードゲーム「NO考ゲーム」のシリーズ作品第4弾『ホーンテッドミュージアム』と、第5弾『ミュージックガンガン』の概要説明がなされた。
『ホーンテッドミュージアム』は、廃墟となった博物館を舞台に、海底や遺跡、宇宙などをモチーフにしたステージを攻略していくガンシューティングゲーム。従来の同ジャンル作品と異なり、リロードを廃止することで、誰でも気軽に楽しめる内容になっている。またシアター型の筐体を採用しており、ワイドスクリーンや映画館さながらの音響システムによる、迫力の映像・サウンドを体験できる。
一方の『ミュージックガンガン!』は、リズムゲームとガンシューティングゲームを融合した、“音シュー”という新たなジャンルを持つ作品。画面上に登場する「音モンスター」をショットして音楽を奏でていく作品だ。有名曲からオリジナル曲まで、多数の楽曲を収録している。
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| どちらの作品も、コアユーザーで無くとも気軽に楽しめる作品となっている |
続いて、新作アーケードゲーム『サイバーダイバー』が、年内の稼働を目標に開発が進められているということも明らかになった。
『サイバーダイバー』は、現在全国のアミューズメント施設で稼働中の『ハーフライフ 2 サバイバー』を制作した開発チームによる作品。特殊能力を備えた個性的なキャラクタを操って、様々な戦場で戦うアクションシューティングゲームで、オンラインを通した5人対5人のチームバトルを楽しむことができる。緊急回避やほふく前進、空中移動や変形など、多彩なアクションが用意されており。奥深い戦略性を楽しむことができる作品である。
さらに、一般ユーザーの視点に立って、新たな切り口の機器を開発するという目的で2008年10月に組織された「PROJECT OCEAN」のコンセプトのもとに制作されたアーケードゲーム2作品に関した情報も公開された。同プロジェクトの下に制作されたのは、開店版の上に立って腰を振りながらゲームを進める『オッポポブーン!』と種をまいて木を育てていく『みどりのおせわ』の2作品である。
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| 『みどりのおせわ』は、木をモチーフにした独特の筐体となっている |
またプライズ関連に関しては、オフィスで働く人をメインターゲットに置いた、スタイリッシュなデザインのミニチュア型家電シリーズ「T-STYLE」が新たに登場する。また、振ると音が鳴る太鼓のバチや、リアルな洞がいを忠実に再現したものなど、“あったら楽しい、バカバカしい”をテーマに作られる景品「Goi-su Toys」も後日導入されるとのことだ。
それに加えて人気キャラクタ「豆しば」や、公開中の映画「ヤッターマン」に登場する敵役「ドロンジョ」をモチーフにした景品も今後は導入されていく。
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| USBで駆動する空気清浄機など、様々なラインナップのある「T-STYLE」 |
なんともバカバカしい景品が目白押しの「Goi-su Toys」 |
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| 不思議な生き物「豆しば」や、映画「ヤッターマン」の悪役・ドロンジョ様もプライズ景品に導入 |
| 自分の歌声に合わせてアバターがダンス!「キャラオケ」 |
家庭用ゲーム機に関しては、「Xbox Live マーケットプレース」にて、『ALKANOID Live』が今春配信される予定であると発表。同じく「Xbox Live マーケットプレース」にて、『スペースインべーダエクストリーム』も今春配信される予定だ。それに加え、Wii向けサービス「バーチャルコンソール アーケード」にて、アーケード版『スペースインベーダー』も4月に配信予定となっている。
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| 『ALKANOID Live』、『スペースインべーダエクストリーム』、アーケード版『スペースインベーダー』 |
それに加えて、PC向けサービス「キャラオケ」の説明も行われた。「キャラオケ」は、自分で歌った歌声に合わせて、アバターをダンスさせることができるサービス。アバターの振り付けは簡単にカスタマイズすることができ、ステージ上でダンスを踊る様子をムービーとして投稿することができる。
また、気に行ったアイドルにメッセージやプレゼントを贈ることができる“ファンクラブ”という要素もあり、ファンを多く集めれば「歌姫」や「大御所」といった称号を手に入れられる。称号のランクが上がれば、さらにグレードの高いステージやアイテムを使用可能だ。
なお「キャラオケ」は、現在β版が配信されている。正式なサービスは、5月下旬より実施される予定だ。
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自分の歌声に合わせて自由に振り付けをし、
自分のアバターをアイドルとして“デビュー”させられる |
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| アイドルとしての楽しみ方と、ファンとしての楽しみ方、2つの要素がある |
発表会の最後には、同社の代表取締役社長・和田洋一氏が登壇し、今後の同社の方針についてコメントした。
和田氏は、「弊社のアミューズメント施設を訪れた人が、良い思い出を作れるように、より良いサービス提供についてもう一度考えていかなくてはいけない」とコメント。さらに、「アミューズメント施設は今不況だが、過去にも業界の景気が“谷”に落ち込んだ時もあったが、必ずいつも、さらに大きな“山”が来ている。弊社は、次のアミューズメント業界の“山”を作る」と話した。
それに加えて、「過去に『スペースインベーダー』が喫茶店などに設置されていたように、アーケードゲームの設置場所、さらにゲームセンターのあり方というものも変化すべきだと思う。たとえば別の業界の人がアーケードゲームを運営する場合は、別の考え方をゲーム業界に取り入れられるかもしれない」と述べている。
また発表会終了後には、発表会が行われた「秋葉原UDXギャラリー」において、一般来場者も参加できる、同社のアーケードゲームが無料で楽しめる“ゲームセンター”が設置された。
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無料でプレイできるということもあり、
会場は多数の来場客であふれかえっていた |
会場には、『スペースインベーダー』や『ナイトライダー』『影の伝説』など、懐かしの作品から、最新機種『エレベーターアクション デスパレード』『ミュージックガンガン!』なども登場。すべて無料で楽しむことができた。
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『スペースインベーダー』のテーブル筐体や、
発売当時人気を博した『ナイトライダー』など、様々な筐体が登場 |
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| 一般的なゲームセンターではもう見ることができない珍しい筐体が数多く登場した |
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| 最新のアーケードゲームも設置されていた |