マーベラスエンターテイメントは2009年3月13日(土)、東京・秋葉原にあるゲームショップにおいて、Wii用和風アクションRPG『朧村正(おぼろむらまさ)』の店頭試遊イベントを開催した。
|
| 試遊イベント会場のひとつ「ラオックスアソビットゲームシティ」1階店頭 |
※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
『朧村正』は、江戸の元禄時代を舞台に、美濃国鳴神藩の姫君「百姫」と抜け忍の少年「鬼助」、という立場の異なる男女が、それぞれの目的のために「妖刀」を求めて全国を旅していくアクションRPG。“和”の色彩を取り入れた美しい手描きのステージを背景に、魑魅魍魎を相手とした爽快な剣劇アクションが楽しめる。
開発を担当しているのはPS2向けソフト『グリムグリモア』『オーディンスフィア』などで知られるヴァニラウェア。
今回、試遊イベントが開催されたのは、いずれも秋葉原の電気街に店舗を構える「AKIHABARAゲーマーズ本店」「ソフマップ秋葉原アミューズメント館」「ラオックスアソビットゲームシティ」「メッセサンオー」の4店。
|
|
| 「AKIHABARAゲーマーズ本店」 |
「ソフマップ秋葉原アミューズメント館」 |
|
|
| 「メッセサンオー」 |
「ラオックスアソビットゲームシティ」 |
いずれの店舗でも体験会は整理券を配布する盛況ぶり。今回プレイできたのは、チュートリアルも含めた冒頭の10分ほど。難易度は初心者向けの「無双モード」、上級者向けの「修羅モード」を選択することが可能で、主人公も「百姫」と「鬼助」を選ぶことができた。
なお、『朧村正』はWiiリモコン、クラシックコントローラ、ゲームキューブコントローラでの操作に対応しているが、体験会ではクラシックコントローラのみの出展となっていた。
| 初心者も“その気”にさせる大らかさ、繊細なゲーム性を両立 |
筆者も実際に『朧村正』をプレイしてみた。チュートリアルが開始されて操作を確認すると、まず意外に感じたのは「ジャンプ」の操作。「a」や「b」といったボタン操作ではなく、十字キーの「上」でジャンプを行う。「忍者」「アクション」というキーワードを頭に入れていたせいか、ボタン操作の軽快なジャンプを期待していたこともあり、プレイ開始直後は肩すかしを食った感もあった。
だが、「鬼助」でステージを進めて敵と戦う内に、「上ボタン ジャンプ」の違和感が次第になくなる。敵を攻撃する際にも、空中に「切り上げ」で浮かせて、2段ジャンプで追いつき、地上に着地させないまま止めを刺すパターンが気に入った。以降、このいわば「忍者エリアル」で、敵の下っ端忍者を空中で斬りまくり。
そんなプレイを続けるうちに、「ちょっと本作は格闘ゲームに近いかもしれない」と感じた。2Dアニメのグラフィックとしては若干高めの頭身で描写されるキャラクタたち、攻撃ヒット数の表示など、操作も含めて目につく要素がどことなく「格ゲー」風に思える。
会話イベントなども経て、「鬼助」を選択した際の最初のボス「黒猿(くろざる)」と出会うころには、すっかり『朧村正』の独特の操作とアクションにハマり、ろくに防御もせず「黒猿」を斬りまくっていた。
|
|
序盤のボス「黒猿(くろざる)」との対決シーン。
巨体ながらも素早い動きで飛び回り、体格に見合った大きさの風車手裏剣で攻撃してくる |
今回選択した難易度は初心者向けの「無双モード」ではあったが、ただ適当にボタンを押すのではなく、タイミングの良いボタン操作で繋がる攻撃がとても爽快。初心者であっても、上級者が見せるような鮮やかなアクションを繰り出せるので、自分のプレイに酔ってしまうかも…。
とはいえ、繰り出す剣技は華麗であっても、やはり筆者は初心者。「黒猿」からの攻撃を避けきれず手持ちの刀を何度も破壊されながら、どうにか「黒猿」を倒し、ステージクリアすることができた。ここで試遊は終了。
プレイ前は「スピード感あふれる忍者アクション」などと勝手な先入観を持っていたが、この『朧村正』、その実は的確なボタン操作とタイミングによって繊細なアクションが成り立っている。「無双モード」なら、大まかな操作でもプレイヤーキャラクタが思い描いたとおり立ち回ってくれるし、上級者向けの「修羅モード」ならさらにシビアな戦いが楽しめるだろう。
(ジーパラドットコム 広田)
|
こちらは、体験会の参加者に配られた特製非売品ブロマイド。
「百姫」「鬼助」と、敵キャラクタが勢ぞろいした3種セットだ。 |