イベントレポート
 
ファイブスター説明会:MMORPG『モンスターヴェルトオンライン』を披露

2009.03.17

関連リンク:ファイブスターオンライン・エンターテイメント
 
 ファイブスターオンライン・エンターテイメント(以下、ファイブスター)は2009年3月17日(火)、東京・秋葉原にある「秋葉原UDX」において、日本国内でのオンラインゲーム事業に関する戦略説明会を実施した。


※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

 ファイブスターは、中国の大手オンラインゲーム会社ナインユー・インターナショナル・リミテッド(以下、ナインユー)の100%子会社として2006年に設立した会社。今回ファイブスターは、ナインユーの開発したオンラインゲームをアレンジし、日本の消費者に提供することでオンラインゲーム事業を開始することとなった。

 会場では、ファイブスターの代表取締役社長・王子傑氏をはじめとする開発スタッフが登壇し、同社の経営戦略や、国内第一弾参入タイトル『モンスターヴェルトオンライン』に関する説明を行った。今回は、その内容をお伝えしていこう。

“五つ星”のエンターテイメントを目指す」(冨永氏)
  会場では始め、ファイブスターの代表取締役社長・王子傑氏が登壇し、挨拶を行った。王氏は「現在、大型タイトルの開発が続々進んでいる」と話し、「オンラインゲームが盛んな中国国内の市場競争で養ってきたノウハウを最大限に発揮して、国内でのオンラインゲーム展開を進めていきたい」と述べた。

ファイブスターオンライン・エンターテイメント代表取締役社長・王子傑氏 ファイブスターオンライン・エンターテイメント取締役CCO・冨永一喜氏

 続いて、ファイブスターの取締役CCO・冨永一喜氏が登壇し、同社の事業説明を実施した。
 冨永氏は「エンターテイメントは必ずしも必要では無いが、生活の支えになるもの。だからこそ最高に楽しくなければ意味がないものなので、我々は“五つ星”のエンターテイメント提供を目指します」と述べた。

同社の国内事業展開に関する「5つの柱」

 続いて冨永氏は、事業展開に関する「5つの柱」について説明。まず、ハイエンドなRPGからスポーツ、カジュアルゲームに至るまで、様々なゲームジャンルを提供し、ユーザーのニーズに答えていくという。さらに、中国国内と同様にカスタマーサポートやユーザーリサーチ専門のスタッフを用意し、ユーザーの要望を分析することに尽力するともした。
 また、日本国内でも中国同様に開発サイドとの連携を強くし、ユーザーの意見を素早くゲームに反映させる体制も作り上げていく。それ以外にも、オンラインゲーム黎明期から事業に携わるスタッフが開発を指揮したり、常に変化するユーザーの意見を取り入れていくということも発表されている。

各タイトルは、日本人好みのキャラデザインで提供
  その後ステージには、同社の運営事業部部長・御手洗達生氏が登場し、日本での運営姿勢についての説明を実施した。
 御手洗氏は、「ユーザーの声を尊重し、必ず開発陣に意見を届け、ゲームの制度を次々と上げていく」とコメント。また、日本ユーザーが好むようなキャラクタデザイン、モンスターデザインなどを各種オンラインゲームに取り入れていくということも話している。

ファイブスターオンライン・エンターテイメント運営事業部部長・御手洗達生氏 ファイブスターオンライン・エンターテイメントデザイン開発部部長・園田和弘氏

 変更されたキャラクタデザインの説明については、同社のデザイン開発部部長・園田和弘氏から行われた。園田氏は国内参入第一弾タイトル『モンスターヴェルトオンライン』を例に挙げ、「キャラクタデザインを日本人好みのものに変更している。またNPCに関しても、動物をモチーフにしたデザインから、より人間らしいものにアレンジを加えている」と話した。さらに同作の特徴となるアイテム「カード」に関しても、デザインのアレンジが加えられているという。

日本人の好みを意識し、モンスターがポップなデザインのものに変更されている
等身や体型など、デザインの変化が多数のNPCに加えられている

ペット捕獲&農場経営 『モンスターヴェルトオンライン』紹介
  続いて御手洗氏が、同社の国内展開第一弾タイトル『モンスターヴェルトオンライン』に関するPVとともに、ゲーム内容の紹介を行った。
 同作は、不思議な「ペット」たちが暮らす世界を舞台に冒険を繰り広げていくMMORPGだ。プレイヤーは、自分の分身となるキャラクタを、ヘアスタイルや服装をカスタマイズして作成し、自分と一緒に戦ってくれる「ペット」を選択して冒険を始める。

オープンサービスでは、トライアルテストの時よりも選択できる「ペット」が増えるという
オーソドックスな戦闘以外にも、農場を経営するシステムも用意されている。
2つの要素を楽しむことが可能だ

 また、「ペット」とともにモンスターと戦う戦闘も用意されている。通常の攻撃方法のほかに、自分の従える「ペット」に「スキルカード」を装備させることで、より強力な攻撃を行うこともできる。
 さらに、敵モンスターを“捕獲”して自分のペットにすることも可能だ。“捕獲”には専用のスキルカードを使用する必要がある。

 戦闘に加えて、プレイヤーには「農場」が用意されている。この「農場」には、各場所で手に入れた「種」などのアイテムを植えることができ、植物などを育てることができる。効率よく作物などを入手するには、水やりの周期や収穫時期などを考慮する必要があるので、深い戦略性も楽しめる。また、「農場」の中には「カフェ」を設置でき、経営することも可能だ。
 植物の植え方や丸太などのオブジェクトに関しても、オリジナルの配置を考えることでユニークな「農場」を作り出すという楽しみ方もあるという。さらに、「ともだち」に登録した他のユーザーと、たがいの「農場」を行き来することもできるとのことだ。

トライアルテストから間もないオープンサービス開始については「我が社ならではの迅速なサービス提供である」と、御手洗氏は話している

 なお本作は、日本国内において2月25日(水)から3月1日(日)までトライアルテストが実施されていた。会場では、同作のオープンサービスは、3月27日(金)から開始されると発表された。

現在開発中のオンラインゲーム6作品・スクリーンショット公開
  また、ファイブスターが今後国内向けに展開していくオンラインゲームタイトル6作品を、一挙に紹介するPVが公開されたので、以下に紹介する。

近代的な街を舞台にした作品。自家用車に乗って街を走り回れたり、カードゲーム「UNO」を楽しむこともできるようだ
キャラクタの衣装を選択し、ステージ上でダンスを遊ぶことができる。自分の部屋を持つこともできる
こちらはバスケットボールをプレイするオンラインゲーム

 国内でのタイトルやゲーム内容については、残念ながら説明がなされなかったが、バスケットボールやダンスゲーム、近未来を舞台にした作品など、様々なジャンルのゲーム作品が紹介された。詳細に関しては、続報を期待してほしい。

ファンタジーな世界観が広がるRPGかと思いきや、一転して近未来を思わせる街にて主人公が車を乗り飛ばすというシーンが登場した、印象深い作品
派手な武器・防具を身にまとったキャラクタが、多数のモンスターを斬り飛ばしていく豪快なシーンが
キャラクタが画面右方向へ進みながら、立ちふさがるモンスターたちを撃破していくアクション作品

左から、ファイブスターオンライン・エンターテイメントデザイン開発部部長・園田和弘氏、同社ト取締役CCO・冨永一喜氏、同社代表取締役社長・王子傑氏、同社運営事業部部長・御手洗達生氏


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