マーベラスエンターテイメントは2009年3月2日(月)、プレイステーション・ポータブル向けソフト『勇者30』の制作発表会を東京・赤坂にある「赤坂ガーデンシティ」にて開催した。
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『勇者30』は、500年に渡る人類と魔王との壮絶な戦いを、4つの異なる視点から描いた作品。災厄をもたらす51の魔王に対し、わずか30秒で戦いを挑んでいく。
ゲームモードは、勇者の視点を描いたRPG「勇者30」のほかに、シューティングゲーム「王女30」、リアルタイムシュミレーション「魔王30」、アクションゲーム「騎士30」が登場。様々なゲームジャンルで、豊富なやり込み要素を堪能できる。
会場では同作の楽曲を手がけたサウンドクリエイター・古代祐三氏、および桜庭統氏、さらにアーティストの高見沢俊彦さんが登壇し、同作に関するトークを行った。今回、その模様をお伝えしよう。
| 『勇者30』の新ゲームモード、アドホック通信の話も |
会場では初めに、同社取締役チーフクリエイティブオフィサー・和田康宏氏と、『勇者30』のプロデューサー・高木謙一郎氏が登壇。両氏はそれぞれ、同作に関する想いを語った。
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マーベラスエンターテイメント取締役チーフクリエイティブオフィサー・和田康宏氏 |
『勇者30』プロデューサー・高木謙一郎氏 |
和田氏は「『勇者30』は、有名なクリエイターが多く参加する“お祭り”のようなプロジェクト。一人でも多くの人にプレイしてもらい、楽しんでいただけたら幸いです」と話した。
一方の高木氏は「すごいゲームというよりも、“おもしろい”というゲームを製作することを目指しました。ユーザーの皆さんが本当に面白いと言ってくれる作品に仕上がっています」と述べている。
その後、高木氏より『勇者30』のゲーム説明が行われた。同作にはゲームジャンルの異なる4つのモードが用意されているが、すべてのクエストをクリアすると“さらなるモード”が出現するという。また、PSPのアドホック通信を利用し、最大4人での同時プレイも可能とのことだ。これらの要素に関しては、詳細がわかり次第お伝えするので、続報を期待してほしい。
また、3月7日(土)より全国で順次放送予定の、『勇者30』のCM映像も初公開された。CMはショートバージョンも含めて全部で5種類存在し、「勇者」「女王」「魔王」「騎士」の4人がそれぞれトークバラエティ番組に出演するというユニークなものになっている。
続いて会場には、同作の楽曲を手がけたサウンドクリエイター・古代祐三氏、およびサウンドクリエイター・桜庭統氏が登場。それぞれ、楽曲制作に関するエピソードなどを語った。
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サウンドクリエイター・古代祐三氏 |
サウンドクリエイター・桜庭統氏 |
●『勇者30』の魅力は何だと思いますか?
★古代氏
「30秒でクリアするゲームという点が斬新でおもしろいと思います。体験版もプレイしたのですが、とてもテンポが良くておもしろく感じました」
★桜庭氏
「ゲームの中心となるグラフィックがドット絵なので、普通はカワイイ感じの曲を作るところなんですが、あえて重厚感のあるBGMを作って、ギャップを楽しんでもらうように考えました」
●BGM制作に関して、苦労した点はありますか?
★古代氏
「曲の短い時間の中で、色々な展開を付けることに苦労しました。あと、ゲーム内のキャラクタの動きとかけ離れないような曲展開にすることも難しかったです」
●アニメなどの楽曲と、ゲームの楽曲では制作の仕方に違いがありますか?
★桜庭氏
「最近のゲームは映画的手法を取り入れていることも多いので、もはやそれぞれの間に差は無くなってきたと思います」
●BGN制作の際に、参考にしていることなどはありますか?
★古代氏
「ゲームの内容を見て、そこからインスピレーションを得るというのが一番僕が行うやり方です。ゲームのムービーなどを見させてもらって、そこからどういう“スピード”の作品なのかを知り、曲作りのヒントを得ています」
●今回制作された楽曲の中で、一番思い入れのあるものは何ですか?
★古代氏
「今回私はフィールドの曲や“魔王30”の曲などを手がけたんですが、どちらにも深く思い入れがあります。どちらが一番かは決められないですね」
★桜庭氏
「今回制作した中で、ティザームービー用に作った楽曲に大きな思い入れがあります。短い楽曲の中にも、いろいろな盛り上がれるポイントがあるのが気に入っています」
| メインテーマを手がけた「THE ALFEE」高見沢俊彦さんも登場 |
その後ステージでは、『勇者30』のメインテーマを制作した、アーティストの高見沢俊彦さんが登場。楽曲制作についてや、自身が所属する音楽バンド「THE ALFEE」としての活動などについてをコメントした。
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「THE ALFEE」のメンバー、アーティスト・高見沢俊彦さん |
●メインテーマを手掛けることになった経緯について聞かせてください。
★高見沢さん
「マーベラスさんから直接依頼が来ました。元々マーベラスさんとは、何かゲームに関する仕事をしたいですねという話をしました」
●高見沢さんは、普段ゲームをプレイするんですか?
★高見沢さん
「下手ですけど、好きでよくプレイしますよ。シューティングゲームやレースゲームが好きですね。まあ、ギターを弾くときほど早くショットは撃てないんですけどね(笑)」
●「THE ALFEE」としての活動と比べて、ゲームの楽曲制作はどうですか?
★高見沢さん
「“曲を作る”という作業に関しては同じですね。ゲームのBGMは、楽曲をさらに華やかにするものと考えているので、今回はいかに自分らしいサウンドを出せるかということをこだわりました」
●高見沢さんは「勇者」側、「魔王」側、どちらですか?
★高見沢さん
「魔王側、ですかね。気持ち的に(笑)」
●ギターはどれぐらい所有していますか?
★高見沢さん
「420本を越えようとしています。頻繁に使用する数本のものはスタジオに置いていますが、残りは倉庫に保管しています。私が制作したオリジナルの“エンジェルギター”も多いですね」
●今回、どんなギターを使用して楽曲を収録したんですか?
★高見沢さん
「今回は、メタルチックでハードなサウンドにしてほしいという要望があったので、それにふさわしい音色を出せるギターを使いました」
●今後の活動予定を教えてください。
★高見沢さん
「今回『勇者30』のために作ったメインテーマに歌詞を付けて、新たな曲としてソロで歌いたいと思っています。ゲームの雰囲気に近いファンタジーなイメージの歌詞を構想中です。4月からは“THE ALFEE”としてのライブツアーも始まります」
●最後に、ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
★高見沢さん
「『勇者30』は30秒で終了するという、この忙しい現代社会にピッタリなゲームだと思います。ゲームに合う楽曲もたくさん収録れているので、プレイを楽しんでください。4月からのツアーもぜひ遊びに来てくださいね」
●ありがとうございました。