2009年2月26日(木)、同日発売のプレイステーション3向けソフト『龍が如く3』に関する発売記念イベントが開催された。会場となったのは、東京・新宿にある「さくらや 新宿東口ホビー館」である。
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『龍が如く3』は、セガの人気アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの最新作。PS2『龍が如く2』から2年後の世界が舞台となっており、リアルに再現された巨大歓楽街・神室町や沖縄の街が登場。伝説の極道こと桐生一馬を取り巻く壮絶な人間ドラマが展開していく。
同作発売記念イベントの会場では、ソフトを購入した人を対象に、『龍が如く3』関連グッズが当たる抽選会を開催。さらに、同作の総合監督を務める名越稔洋氏によるサイン会も行われた。さらに会場では名越氏に加えて、『龍が如く3』の主人公・桐生役を演じている声優の黒田崇矢氏が登場し、同作に関するトークを行った。今回は、その模様をお伝えしていこう。
| 「サイン会」にて、桐生役・黒田氏によるトークイベント実施 |
『龍が如く3』のソフトを購入し、抽選会に参加した人を対象に、名越氏によるサイン会が開催された。さらに会場には、桐生役の声優・黒田崇矢氏もゲスト参加し、来場者に向けたトークイベントを行った。
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| 『龍が如く3』総合監督・名越稔洋氏 |
『龍が如く3』主人公・桐生一馬役を務める声優の黒田崇矢氏 |
黒田氏は始め、『龍が如く3』の台本について語り、「今まで数多くのアニメ、ゲームなどに関わってきましたが、台本を見ただけで感動したのは初めてです。レストランで台本を読んでいたんですが、中々涙が止まらずたいへんでしたよ(笑)」と話した。
続いて、前作『龍が如く 見参!』の主人公・桐生一馬ノ介役と、本作の桐生一馬役とを比較し、「前作の舞台は江戸時代でしたが、今作では再び、現代に生きる“桐生一馬”役にスッと戻ることができました」とコメント。また、「実は普段の生活の中でも、迷った時に“桐生だったらどう考えるだろうか”と思いを巡らすこともあるので、もはや桐生とは一心同体という感じです」とも語った。
トークイベントの最後に黒田氏は、『龍が如く3』内に登場するミニゲーム「カラオケ」について語った。「カラオケ」にて、桐生がゲームオリジナルの演歌曲を熱唱することについて触れ、「セガのスタッフはどうして私をこんなにいじめるんだろう、と思いました(笑)桐生が歌を歌うと聞いて、渋いブルースやバラードを想像していたのに…それに、遥の歌に合いの手を入れるのもすごく恥ずかしかったですよ(笑)」と話し、思わず苦笑いを見せた。
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名越監督によるサイン会では、購入した『龍が如く3』のパッケージにサインを求める人が多かった。中にはPS3本体同梱版「昇り龍パック」を購入し、オリジナルデザインの本体にサインを依頼するファンも |
サイン会の後、名越氏と黒田氏の両名は、プレス関係者からの質問に答えてくれた。その内容をお届けしよう。
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| 左から、『龍が如く3』総合監督・名越稔洋氏、『龍が如く3』主人公・桐生一馬役を務める声優の黒田崇矢氏 |
●『龍が如く3』が無事発売された感想は?
★名越氏
「安心しました。売上もかなり好調のようで、前作の『龍が如く 見参!』の時と比較にならないような数が出ています。良いスタートを切れたと思います」
★黒田氏
「自分がずっと関わっているシリーズの最新作ですし、とても素晴らしい作品なので、売上が好調なのは非常にうれしいです」
●女性ユーザーが増えてきたという印象はありますか?
★名越氏
「男性向けの作品である『龍が如く』シリーズに付いて来てくれる女性の固定ユーザーは、確かにいますね。根強いファンとして、次回以降の作品も応援してくれたらうれしいです」
★黒田氏
「基本は男性ユーザーが多いと思うんですが、旦那さん、あるいは彼氏が『龍が如く』をプレイしているのを横で見ていた女性が、新しく作品のファンになってくれた、ということを耳にすることはありますね」
●『龍が如く3』のCMで、名越監督と桐生一馬が共演を果たしていますが、CM内容についての感想は?
★名越さん
「元々、作品自体の紹介以外にも、クリエイターがCMに出演してほしいというオファーがあったので、積極的に参加させてもらいました。私だけに関わらず、クリエイターがもっと積極的に前に出ていけば、ゲームファンの人たちの作品に対する考え方が変化すると思います」
★黒田氏
「私は桐生役として、声のみで出演しました。桐生と名越さんが共演しているのを映像で見ると、“桐生一馬”が画面の向こうの存在というだけじゃない、よりリアルな存在に感じられて、うれしかったです」
●次回作では、どんな場所を舞台にしたいですか?または、どんな場所で演じたいですか?
★名越さん
「まだ決めていないんですが…場所に関しては悩みどころですね。制作においては、おそらくゲーム内容や様々なタイアップ企画よりも、一番悩む点だと思います」
★黒田氏
「いっそ、イタリアだとか(笑)海外が舞台というパターンもおもしろいかもしれませんね」
●最後に、ファンに向けてメッセージをどうぞ。
★名越さん
「もはや『龍が如く』は1つのブームと化していと思うので、新たなムーブメントを早く皆さんに体験してほしいです。“最高のゲームを作れた”と自負しているので、ゲームで感動したいという人は、ぜひともプレイしてみてください」
★黒田氏
「政治に関しても日常生活に関しても、今の日本には“自分さえよければ良い”という精神がまかり通っているという現状があると思います。この『龍が如く3』は、皆が忘れてしまった“誰かを思いやる精神”を思い出させてくれ、パワーを与えてくれる作品だと思います。応援よろしくお願いします」
●ありがとうございました。