イベントレポート
 
エンディング、DLCの話も飛び出した!『スターオーシャン4』先行体験会

2009.02.09

 
 マイクロソフトは2009年2月7日(土)、東京・代田橋にある同社にて、スクウェア・エニックスが2月19日(木)に発売するXbox 360向けソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』(以下、『スターオーシャン4』)のプレス向け先行体験会を実施した。

『スターオーシャン4』プレス向け先行体験会 会場の様子

 『スターオーシャン4』は、スクウェア・エニックスが製作するRPG『スターオーシャン』シリーズの最新作。第三次世界大戦によって滅亡の危機に直面した地球から、新天地を求めて宇宙へと旅立つ世界を描くSFファンタジーRPG。シリーズ中で最も過去の時代を描く作品で、さまざまな文明の惑星を冒険していく。

 会場では、プレス関係者向けた『スターオーシャン4』の体験プレイのほか、ユーザーを招いての先行体験会も実施。それに加えて、同作のプロデューサー・山岸功典氏と、アシスタントプロデューサー・小島創氏が登壇し、ユーザーからの質問会も行われた。今回、その模様をお届けしよう。

※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

進化したバトルを体感!『スターオーシャン4』プレイレポート
 筆者は『スターオーシャン4』を先行プレイしたので、その模様をお届けしていこう。会場では、ストーリーが中盤まで進んだセーブデータが用意されており、筆者はそのデータを使用してプレイした。

 まず最初に印象に残ったのが、グラフィックの美しさ。次世代機へとプラットフォームが移ったことにより、フィールドに生えている草木や、設置されている岩などの質感がより鮮明に表現されており、目を見張るものがあった。さらに、移動することになるフィールドは広く、頻繁にエリアを切り替えることなくどこまでも歩いていけた。
 またフィールド上には、アイテムを生産するシステム「アイテムクリエイション」に使用する素材を入手できる「採掘ポイント」や「採取ポイント」が存在。また、素材アイテムや宝箱などを入手すれば、パーティメンバー全員に少量の経験値を得られるという特典もあり、探索するのが楽しい。

 戦闘では、「Aボタン」で繰り出す通常攻撃の連続と、「LT」「RT」で使用できる必殺技の組み合わせで、流れるように敵キャラクタを攻撃できる。「Aボタン」での通常攻撃は、ターゲットしている敵に自動的に近寄って攻撃できるので快適に感じた。
 戦闘中に使用できるキャラクタは、剣を使用する主人公のエッジ以外にも、弓矢で戦うレイミ、魔法を使用するリムルなど、各仲間キャラクタに変更することが可能。「LB」「RB」を押すだけで、瞬時に他のキャラクタを操作できるようになる。例えば、敵に攻撃されて身動きが取れなくなっているキャラクタから、他のキャラクタに変更して救出するといったテクニックも可能だ。

美しく描写されたフィールドを体験できた
戦闘シーンやイベントシーンなどの表現は、次世代機へとハードを移したことで、より多彩に

 さらに戦闘中に「Bボタン」を押せば、「ジャンプ」「ステップ」「前転」といった、キャラごとに異なる回避行動をとれる。このシステムにより、敵を連続攻撃した後で距離をとるといった「ヒットアンドアウェイ」も容易に行うことが可能。敵の攻撃も素早く回避できるので、非常に快適さを感じた。
 毒の状態異常になった仲間がパーティにいる際、アイテム画面中の「毒回復」効果を持つアイテムが光って表示されたりなど、ユーザーへの配慮もしっかりとなされていた。

 今回の体験プレイを通じて、グラフィックの進化もさることながら、バトルシステムが前作『スターオーシャン3』よりさらに快適に進化していることを実感した。敵に自動的に近付いて攻撃するとはいえ難易度が低いわけではなく、防御や回避行動を駆使して攻撃を避けなければ苦戦を強いられる場面もある。自分のテクニックを磨けば磨く程、より上手く戦闘を立ちまわれるようになるので、その分やりがいがあるだろう。

山岸氏、小島氏が語る『スターオーシャン4』開発秘話
 プレス体験会終了後、ユーザーによる『スターオーシャン4』の先行体験会も実施された。来場したユーザーはストーリーを最初から始め、バトルシステムのチュートリアルにじっくりと目を通し、操作方法を確認していた。

多くのユーザーが発売前の『スターオーシャン4』を体験

 会場ではその後、『スターオーシャン4』プロデューサー・山岸氏と、アシスタントプロデューサー・小島氏が登壇し、ユーザーからの意見に返答する「Q&Aセッション」も開催された。

体験プレイの後に実施された質問会「Q&Aセッション」では、山岸氏、小島氏への鋭い意見が飛び交った

●Xbox 360というプラットフォームには、どういった利点がありましたか?

★山岸氏
「“次世代機”と呼ばれるハードの中で、最初に発売されたこともあり、開発環境が整っているのは利点と言えますね。Windowsの流れをくむハードなので、開発の際のデバック環境などの親和性も高かったです」

●過去作品のアレンジ曲は用意されているんですか?

★小島氏
「ストーリー上、1作目の『スターオーシャン』との繋がりがあり、実際に1作目に登場した惑星に行くことにもなるので、その星のBGMのリメイクなど、複数用意されています。また、『スターオーシャン2』からもいくつかリメイク曲があります」

●エンディングは複数存在するのでしょうか?

★山岸氏
「はい、エンディングは複数あります。“全部見るのには結構大変”と思える程度の量は用意しているので、期待してください」

●今後のシリーズ展開として、次世代機での過去シリーズ作品のリメイクなどは考えていますか?

★山岸氏
「プラットフォームを次世代機にするとなると、すべて作り直しになり、その分開発期間もかかってしまいます。それよりも新作の『5』を作る方が早いと思うんで、リメイクはありません」

『スターオーシャン4』プロデューサー
山岸功典氏
同作アシスタントプロデューサー
小島創氏

●今回も「隠しダンジョン」のようなものは用意されていますか?

★小島氏
「無いわけがないじゃないですか(笑)。もちろん用意しています。前作の『スターオーシャン3』に用意したもの以上のやり込み要素や隠し要素もあるので、楽しみにしていてください」

●仕方なく採用を断念したシステムなどがあったら教えてください。

★山岸氏
「当初は戦闘システムの中に、空中に浮かした敵にジャンプして必殺技の追い打ちをかけるというシステム案がありましたが、残念ながら削ることになりました」

●「ダウンロードコンテンツ」は用意されているのでしょうか?

★山岸氏
「ダウンロードコンテンツは用意していないです。“わざわざ新たな要素を購入するぐらいなら、最初から入れていればいいんじゃないか?”という意見も出ていたので、全ての要素を余すとこなく入れています。たとえば、コレクションアイテムを集めれば、新たなおもしろい要素が出現したりという具合に楽しめますよ」

●最後に、『スターオーシャン』シリーズファンの皆にメッセージをお願いします。

★山岸氏
「正直、“やっと開発が終わったか…”という感じです。でも今回は、割と開発が順調に進み、当初の予定通りの時期に発売できるので、ファンの皆さんの期待には答えられたと思います。ぜひ遊んでみてください」

★小島氏
「本作は、『スターオーシャン3』を正当進化させつつも、新たな要素を加え、かなり面白いものに仕上がっていると思います。良い出来なので、プレイを楽しんでいただければ幸いです」

会場には「Xbox 360アーケード」本体が同梱となる「プレミアムパック」も展示されていた

スクリーンショット


ムービー


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■関連リンク

『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』
ハード: Xbox 360
ジャンル: RPG
メーカー: 発売:スクウェア・エニックス
開発:トライエース
発売日: 2009年2月19日(木)予定
価格: ソフト単体 8,925円(税込)
プレミアムパック 24,800円(税込)
プレイ人数: 1人
CERO: B(12才以上対象)

(C)2009 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by tri-Ace Inc.

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