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インタビュー
 
ジークレストインタビュー#3
『競馬伝説Live!』イメージの一新やサーバー間交流も実現か!?
2009.01.23
関連URL:『競馬伝説Live!』公式サイト
 
 MMORPG『トリックスター0-ラブ-』や『競馬伝説Live!』、そしてポータルサイト「@games」などを運営するオンラインゲームパブリッシャーのジークレスト。新年を迎えたということで、同社の主要コンテンツの担当者から、2008年の回顧と2009年の展望を伺っている。


 第3回となる今回は、オンライン競馬シミュレーション『競馬伝説Live!』のプロデューサー・川村尚司氏(以下、川村氏)に登場してもらう。
 『競馬伝説Live!』は、2005年4月に稼働開始と同社とともに歩んできた作品。根強いファンが多い『競馬伝説Live!』だが、そろそろ大きな変革を迎えるという。2008年を振り返りつつ、その一端を語ってもらった。

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ジークレスト内では異例の、大量の男性ユーザーを抱える
『競馬伝説Live!』

――まず川村様のご担当されている業務を教えてください。


▲ジークレストパブリッシング第2事業部部長・川村尚司氏
川村氏:
 『競馬伝説Live!』のプロデューサーです。また『バルビレッジ』のマネージメントや新規コンテンツの企画立案などにも関わっています。
 プロデューサーを始めたのは2006年11月ごろです。それ以前はシステム開発を担当していて、たまたま馬が好きだったので『競馬伝説Live!』の運営に本格的に関わるようになりました。未だにシステムに関わることも多いですが(笑)

―― 『競馬伝説Live!』をプレイしたことがない人に向けて、簡単にゲーム内容を説明してください。

川村氏:
 基本は馬を育成して、その馬を毎日レースに出走させて全国のプレイヤーと競うシミュレーションゲームです。
 シミュレーションゲームなので複雑な要素はありますが、プレイヤー同士はコミュニケーションを利用し教え合ったり、共通の話題で盛り上がっている人が多いです。そういうなかで競馬や競走馬について知識を深めていくことができるのも魅力のひとつですね。

――『競馬伝説』シリーズ自体は『II』や『III』などもリリースされていましたが、『Live!』になってから期間が長いですね。

川村氏:
 自分が育成している馬が毎日同じ時間に出走するというベースのアイデアが良かったからでしょうか。本来であれば企画の段階で難しいと判断するケースだったとは思いますが(笑)。
 実際に運用してみると、このシステムに生活リズムを合わせていただいているプレイヤーもいらっしゃるぐらいです。

――やはり長い期間プレイされているかたが多いのでしょうか?

川村氏:
 そうですね。『競馬伝説Live!』の世界では現実の52日がゲーム内の1年間に相当するので、実際の1年間では約7年分進みます。なので、オープン時からプレイされているプレイヤーはすでにゲームの世界で30年分ほど付き合ってもらっていることになりますね。

――ユーザー層はいかがでしょうか?

川村氏:
 正確に調査はできていませんが、90%が男性、年齢層は25~45歳くらいの方がほとんどだと捉えています。
 仕組み上、自由時間の少ない社会人の方が一番多くなるのではないでしょうか。もちろん競馬に興味があるユーザーが圧倒的に多いです。
 うちのコンテンツは女性ユーザーの割合が多いのですが、『競馬伝説Live!』は異色ですね。

――そうなると、たとえば競馬を知らない新規ユーザーには敷居の高さを感じることがありそうですが……。

川村氏:
 コアなゲームの場合、総じて敷居の高さが問題となります。ただ、モンスターを育てて戦うか競走馬を育てて競わせるか、そういう違いはありますが、基本はベーシックな対戦育成ゲームです。
 あと長時間プレイした人ほどノウハウは蓄積しますが、必ず強くなれるというわけではありません。
 運営チームとしては奥の深さをそのままに、敷居を下げる方法を考えてきました。そういった新規ユーザー向けの調整は、2008年の6月くらいから大幅に手を入れていますので、是非一度プレイして実際の競馬のようなドラマチックな出来事を味わっていただきたいですね。


ユーザーからの意見を徹底的に反映させた
2008年

――2008年に行なわれた、初心者向けの具体的な対策を教えてください。


川村氏:
 6月に行なったアップデートが一番大きく、馬に「個性」というパラメータや、それに関連して習得する「アビリティ」という要素の追加ですね。
 これらによってレースの勝敗を決めるロジックが大幅に変わり、馬自体が持つ能力だけでなく、育成や調整が勝敗に関わる割合が大きく増えています。
 プレイヤーの経験はもちろん重要ですが、コツさえつかめば以前に比べ上級者との差は縮めやすくなっていますね。

――どのような経緯で、システムの追加という方針になったのでしょうか?

川村氏:
 これまで、競走馬育成ゲームの醍醐味である繁殖のシステムや、他の目に見えない部分があまりにも複雑過ぎたんです。また、能力の行き詰まりという問題を抱えていたのも大きな要因ですね。
 例えば繁殖ではいくつもの配合理論が複雑に絡み合っていて、しかもプレイヤーが自分で時間を進められるゲームではないから、あれこれ試行できる回数も少ない。さすがにこれはやり過ぎかな、と感じたので、もっとわかりやすく、目に見える馬の個性やアビリティといったシステムを盛り込み、今までブラックボックスになっていた情報の公開も一部行いました。

――ほかに何か初心者向けの対策はありますか?

川村氏:
 あとは9月にはチュートリアルも実装しましたし、攻略情報もゲームの中でだいぶ公開しました。
 全部公開すると解析する面白みがなくなってしまうので、内容的には3割くらいですけどね。PV数を見ると好評のようです。

――チュートリアルと同じタイミングで、毎日15分ごとに開催される「エキシビジョンレース」も導入されました。

川村氏:
 今まで多くの人にプレイしていただいてきましたが、対戦ゲームでもありますから、負けるプレイヤーも多くて。面白さを実感することなく辞めてしまうプレイヤーが多いので、「これはいかんな」と思ってたんです。
 本レースの1勝の価値を落とさず、もう少し手軽にレースで勝つという喜びを味わってもらうために、エキシビジョンレースを導入しました。
 このレースでは条件をクリアするとアイテムが手に入る「クエスト」もあり、やり込み要素にもなっています。

――先ほどから伺っているとアップデート内容に流れというか、必然性を感じることが多いのですが、内容はどのように考えられているのでしょうか?

川村氏:
 僕は自宅に帰ると、ブログを1日に大体50~100くらい見ています。そこに書かれている要望であったり、プレイヤーの『競馬伝説Live!』に対しての思いを常に感じられるようにしていますね。
 サポートに寄せられる声も全て管理してあって、それも今後のアップデートには生かしていますね。

――すごい量ですね。それはずっと続けられているのでしょうか?

川村氏:
 僕がプロデューサーになってからずっと続けています。
 ブログで見られた意見やサポートに送られてくる意見を本格的にコンテンツに生かしていこうと思ったのが、2007年11月くらい。そのころから2008年5月まで、大きなアップデートはなかったのですが、得られた意見を参考に細かな問題点まで徹底的に対応していって。
 そうするとサポートに寄せられる意見の質も変わっていって、担当した当初はクレーム的なものも多かったのですが、建設的な意見や「なるほど」とこちらが納得する意見が圧倒的に多くなりました。


携帯との連動をはじめ、
将来的には大がかりな刷新も

――それでは2009年の『競馬伝説Live!』の予定を教えてください。


川村氏:
 まず、なにぶん古いコンテンツなので、全体的なイメージの一新を考えています。インターフェイスとかグラフィックとか。
 『競馬伝説Live!』はお堅いイメージがあるので演出など加え、もう少しゲームっぽくしたいと思っています。

――ほかにございますか?

川村氏:
 あとは、サーバー間で交流できる仕組みですね。以前、プレイヤーには実験的に導入するという告知をしていたんですが、そのまま止まっちゃっていて。どうにか実現したいですね。

――告知された際、ユーザーからの反響はいかがでしたか?

川村氏:
 「すごく期待している」という反応が多かったですね。
 ただ、その導入はシステム的な問題で止まっていて、データベースのデータの持ちかたに大きな問題があったんです。血統データの調整が取れないとかその他いろいろ。
 現在そういったデータの管理方法などを調整している段階で、これができるとサーバー間の交流だけでなく、たとえば歴代の血統表や系統表など、より多くのデータをプレイヤーに見せることができるようになります。

――やはり長く運営されていて色々な機能を追加していると、当初の設計では不都合なことも出てくるんですね。

川村氏:
 当初想定していた規模感との差が大きいので。
 ただデータベースやシステム自体は何度もバージョンアップされていて、機能を増やしながら無駄な部分を解消しています。
 対応がスピーディーに行えるのは自社コンテンツの強みだと思いますし、僕自身が元々システム開発をしてきていて、そういう知識もあるので、これからも積極的に行っていきます。

――先ほどから挙がっているイメージの一新やサーバー間の交流は、いつごろを予定していますか?

川村氏:

 予定というか構想、妄想の部分もあるので(笑)。
 「2009年に必ず!」と断言はできませんが、既に進めているものもありますし、今後実現させるためにどんどん改良していきます。

――それでは、近々予定されていることはありますか?

川村氏:
▲『競馬伝説Live!』の将来像を語る川村氏。現在氏のノートには改善、改良のためのアイデアがぎっしり書き込まれ、一冊丸々埋まっているほどだそうだ
 携帯との連動ですね。システム的にはそれほど難しくなく、できそうな目処が立ってきました。
 会社勤めのプレイヤーが多いので、出張などが入って2~3日ゲームに触れず、毎日大事に育成していた馬が太ってしまうことがあるんです(笑)。
 続けたくても続けられないプレイヤーの為にも、携帯からゲームに接続して調教や出走登録ができるようにします。

――それは便利そうですね。それでは、最後に読者にひと言お願いします。

川村氏:
 『競馬伝説Live!』はプレイヤーに支えられてきたというところが大きく、その分、期待に応えなければならないという責任も感じています。
 2009年もいいものを出してプレイヤーの皆様に楽しんで頂きたいと思ってますので、よろしくお願いします! あとブログも見ているので、バンバン書いてください(笑)

――本日はありがとうございました。



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