インタビュー
 
ジークレストインタビュー#1
@games「2009年は完全リニューアルします!」
2009.01.09
関連URL:ポータルサイト「@games」
 
 MMORPG『トリックスター0-ラブ-』や『競馬伝説Live!』、そしてポータルサイト「@games」などを運営するオンラインゲームパブリッシャーのジークレスト。新年を迎えたということで、同社の主要コンテンツの担当者から、2008年の回顧と2009年の展望を伺うことができた。
 第1回となる今回は、SNSやカジュアルゲームなどを含めた多くのゲームにアクセスできるポータルサイト「@games」の開発担当者・紅林元氏(以下、紅林氏)が登場。

 2009年の「@games」は、大きな変化を遂げるという。その内容は?
 それでは早速紅林氏にその中身を聞いていくことにしよう。
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若い女性に人気の「@games」、理由はやっぱりセルフィ

――まず、紅林さんのご担当を教えてください。


紅林氏:
 「@games」でゲームコンテンツを開発するチームのマネージャーをしています。個々のコンテンツに関してはそれぞれ担当者がいますが、その取りまとめですね。あとサイトのSNS機能の改善や新規機能の追加などもしています。

▲ジークレストポータル事業部コンテンツ運営グループコンテンツ開発チームマネージャー・紅林元(くればやしはじめ)氏

―― 一幅広いですね。「@games」を利用されているユーザーは?

紅林氏:
 ユーザーは7割が女性です。10代~20代が多いですね。

――「@games」の持つ“かわいい”というイメージからでしょうか。

紅林氏:
 そうですね。
 アバターとなるセルフィのかわいさが、一番ウケている原因だと思います。
 ゲームコンテンツもコアゲーマー向けのものよりは、お手軽にできるものを中心に展開していますし。

――2008年はどのような方針で運営されたのでしょうか?

紅林氏:
 2008年は、ユーザー人気が高いセルフィとより連動したゲームコンテンツをリリースしようと動いていました。
 具体的には……たとえば2月にセルフィたちを自由に動かせるエリア内で釣りゲームの『セルフィッシング』を導入しました。これはセルフィエリア内では初のゲームコンテンツです。

 それからセルフィで言うと、4月に「こえペタ」というコンテンツも導入しましたね。今までセルフィは吹き出しで喋ったり動いたりはするけど、音を出すことはありませんでした。
 そこで、ショップで声優さんによるセルフィの声が買えたり、自分の声をセルフィに登録したりできるようにしました。

▲釣りゲーム『セルフィッシング』の様子

他社との連携 2年連続となるWebMoney Awardの受賞

――対戦ゲーム等も実装されたようですが


紅林氏:
 6月から10月にかけて、対戦ゲームを3つリリースしました。
 カードゲームの王道であるババ抜き、大富豪、7並べです。元々ダウンロードゲームとしてはあったのですが、それがフラッシュゲームになりました。

――ユーザーからの要望が多かったのでしょうか?

紅林氏:
 コンテンツを求めているというよりは、「セルフィを使ってもっとゲームがしたい」という要望がありました。
 それらのゲームは最大4人まで同時にプレイでき、自分のセルフィがテーブルについて、ほかの3人と一緒にゲームをするという形になって自分のセルフィに感情移入しやすくなっています。
 ほかのセルフィの衣装を見て、興味を持って仲よくなるとか、そういうコミュニケーションの場にも発展しているようで、特に大富豪が人気ですね。

――2008年 特に人気のあったコンテンツはありますか?

紅林氏:
 ゲームとは違いますが、ガンホー・オンライン・エンターテイメントさんと提携して、12月16日(火)からガンホーさんのゲームをしながら、SNS機能は「@games」のものを利用できるようになりました。

――その連携によってSNSの雰囲気は変わりましたか?

紅林氏:
 現在SNSへの登録が90万人くらいですが、「@games」の中心である若い女性とは違った、男性でもう少し年齢が上のかたが増えています。
 これからはそういった方々にも受け入れられるゲームを作る必要があるかもしれません。

――12月には2007年に続いてWebMoney Awardも受賞されていました。

紅林氏:
 ありがたいですね。
 単に「ゲームが面白い」というユーザーだけではなく、「@gamesが好き」と言ってくれるユーザーが多く、そこはほかのポータルサイトとは違うと思っています。

――多くのユーザーに指示されている理由は?

紅林氏:
 
複合的な原因だとは思いますが、毎週アンケートを取るなどして、ユーザーの声をできるだけ反映させようと動いているのが一番の要因でしょう。

▲最大4人で楽しめる対戦ゲーム。上から「ババ抜き」「大富豪」「7並べ」

激動の2009年 まずはクイズゲームがリニューアル!

――それでは、2009年の展望をお聞かせください。


紅林氏:
 『クイズ!ピコッと学園』というセルフィでプレイできるクイズゲームがあるのですが、直近では、これを『2』というかたちでリニューアルします。

▲2009年『2』というかたちでリニューアルされる『クイズ!ピコッと学園』

――どのように変わるのでしょうか?

紅林氏:
 現在は複数のユーザーが同時にプレイするという形式ですが、誰かと真剣勝負するという要素が少ないんです。だから、そういった要素をより取り入れて、ゲーム性を高めたいと考えています。
 少し話は変わりますが、2008年は開発チームで結構ゲームセンターに行きました。ユーザーがお金を握りしめてきているという時点で、オンラインゲーム業界よりシビアに作りこまれているゲームが多くて、みんなで勉強しに行ってたんです。
 女子高生が周りにたくさんいる中だったので(※編注:ジークレスト本社は渋谷にある)、たぶんすごく浮いていたと思うんですけど(笑)。
 そこで他社さんのクイズゲームを結構研究しましたが、そこで先ほどの対戦形式と同じくらい大事と認識したのが、問題の内容です。
 クイズって、面白い問題、面白くない問題ってのがあるんですよ。

――具体的にはどのような問題が面白いのでしょうか?

紅林氏:
 間違えても、答えに興味を持つかどうかですね。
 たとえば「@games」のユーザーに時代劇や政治の問題はあまりウケないのはわかっています。
 もちろん未知のものでも「そういうことが世の中にあるんだ」とか「ああ勉強になったな」みたいなことはあるので、そういった問題を入れたいと考えています。

「@games」完全リニューアルに向けて、開発進行中!

――クイズゲームのリニューアル以外は?

紅林氏:
 ほかにも、先ほど話に出た『セルフィッシング』やカードゲームもどんどんブラッシュアップしますが、実はサイト全体のリニューアルも考えています。
 あまり詳しくはお話できませんけど……。

――たとえば現在のイメージカラーも変わるくらいに?

紅林氏:
 そこはとても議論しましたが、たぶん変わらないですね。
 ゼロベースから考えたほうがいいという意見もあったのですが、最終的には今までのユーザーを考えて、イメージはそのまま使うべきだという話になっています。
 「@games」が始まって2年以上、新しいコンテンツをどんどん継ぎ足して、ユーザーからの要望もたくさん上がってきていますし、社内も人員体制がしっかりし始めてきたので、リニューアルは今のタイミングがベストかなと思っています。
 サイトが大きいので、かなり大がかりな作業ですが、「リニューアルは2010年になっちゃいました」なんてことにはならないと思います。

――楽しみにしています。そう言えば先ほどから話に出ているセルフィはデジタルコンテンツ以外への展開などはないのでしょうか? たとえばぬいぐるみとか。

紅林氏:
 やりたいという要望はスタッフからあがっていますが、具体的に決まっているものは特にありませんね。今そういうものを出して、少し人気が出るよりは、まだ母体を大事にしたいと思っています。
 ぬいぐるみを作るお金があったら、「@games」に新しい機能を追加したり、何か改善したりする要望のほうが今は強いと思っています。

――それでは、最後にユーザーに対してひと言お願いいたします。

紅林氏:
 昨年末に「@games」2周年を記念してイラストコンテストを行ないました。そのコンテストで集まったイラストはクオリティの高いものがたくさんありました。それを見たときに、セルフィや「@games」が本当に愛されているんだな、というのが実感できて、とてもユーザーの皆様に感謝したい気持ちになりました。

 2009年はコンテンツの追加やサイトのリニューアルも、これまで以上にユーザー目線に立って、皆様がよろんでくれるもの、欲を言えば皆様が求めている以上のものをリリースしていきたいと考えていますので、ぜひ期待していてください!


――本日はありがとうございました。



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■関連リンク

ポータルサイト「@games」

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