カプコンは2008年12月3日(水)、東京・新宿にある同社の東京支社において、Wii『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』(以下、『タツノコ VS. CAPCOM』)のプレス関係者向け先行体験会を開催した。
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『タツノコ VS. CAPCOM』は、現在アーケードで稼動している同名タイトルのWii移植作品。同社の『VS. シリーズ』の最新作で、アニメ製作スタジオ「タツノコプロ」キャラクタとカプコンのゲームキャラクタたちが戦いを繰り広げる格闘ゲームだ。
今回の先行体験会では、同作に収録されている「Wiiオリジナルゲーム」を使用したゲーム大会や、キャラクタを自由に選択しての対戦プレイを通して、発売前に実際にプレイすることができた。ここでは、筆者が会場で体験してきた「Wiiオリジナルゲーム」および対戦プレイをレポートしよう。
| Wiiならではの体感ゲームも登場した「オリジナルゲーム」大会 |
会場では、『タツノコ VS. CAPCOM』に収録されている、キャラごとに用意された家庭版オリジナルゲームをプレイし、獲得ポイント数に応じて勝敗を決めるメディア対抗戦が実施された。
大会に使用されたのは、大鷲の健の「ギャラクター基地・強奪作戦」、ゴールドライタンの「輝け!ゴールドライタン」、春麗の「春麗敵彫刻製造術」の3つのゲーム。
「ギャラクター基地・強襲作戦」は、画面上に登場するギャラクター一味をWiiリモコンで狙い撃つ、4人同時プレイが可能なガンシューティングだ。
筆者がプレイしたところ、あまり撃ちすぎているとすぐに弾切れとなってしまうので、リロードするタイミングが重要に思えた。また、ヤッターマンや春麗を誤って撃ってしまうとポイントがマイナスになるので、手当たりしだいに撃っているといつの間にかポイントが激減してしまうといった、けっこうシビアな面も。
「輝け!ゴールドライタン」は、巨大なゴールドライタンの身体を各パーツごとに掃除して、ピカピカにしていくというもの。各パーツごとに制限時間が設けられており、ゲーム後半に向かうにつれてどんどんキレイにするには厳しくなっていく。パーツを磨くためにはWiiリモコンを全力で左右に振る必要もあって、ちょっとした体力も必要だ。
だが、Wiiならではの体感ゲームであり、ルールも分かりやすいので、家族や友だちとワイワイ遊べば盛り上がるだろう。
最後のオリジナルゲーム「春麗的彫刻製造術」は、「A」、「B」、「1」、「2」の4つのボタンをすべて連打して、リュウの彫刻を制限時間内に次々と作っていくというもの。
こちらは、ただボタンを多く連打すればするほど速く彫刻が作成できるのだが、途中で疲れてしまうと結局最後はペースが落ちてしまう。そのため、彫刻を多く作成するには、一定のスピードで効率よく連打数を重ねていくというちょっとした戦略が必要となってくる。
| 格ゲー初心者にも楽しめるWiiならではの“簡単操作” |
また、『タツノコ VS. CAPCOM』のメインとなる「アーケードモード」も体験してきた。非常に格闘ゲームが苦手な筆者だが、本作にはボタン連打でチェーンコンボを繋げられたり、コマンド入力無しで必殺技が出せるという“簡単操作”が用意されている。
使うのはWiiリモコンの「1」、「2」ボタンと方向キーのみで、「1」ボタンを連打してコンボを稼ぎ、「2」ボタンと方向キーの組み合わせで様々な必殺技を簡単に出せる。そのため、格闘ゲームが苦手な人や、あまりプレイしたことが無い初心者の方にも非常にやさしいシステムであると感じた。
今回の体験会で「Wiiオリジナルゲーム」と「アーケードモード」をプレイしての総評としては、『タツノコ VS. CAPCOM』は、単に格闘ゲームファンに向けた作品というだけでは無いと感じた。
オリジナルゲームは登場キャラクタの数だけ用意されており、それぞれの操作性やルールも全く違ってくるので、かなり長い間やり込むことができそうだった。また、それぞれのゲームで最大4人までの同時プレイができるため、パーティゲームとしても楽しめる。
また、“簡単操作”による「アーケードモード」は、複雑なコマンド入力が必要ではないので、まるでアクションゲームのような感覚でプレイすることが可能。そのため、苦手だからという理由で今まで格闘ゲームを敬遠してきた人たちが、格闘ゲームの醍醐味やおもしろさを味わえる作品に仕上がっている。