2008年12月18日(木)、バンダイのカード玩具「カードダス」とPCを用いたインターネットカードゲーム『ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン』(以下『ガンダム バトライン』)のサービスが開始される。これに先立ち12月4日(木)、同作の完成披露会が東京・新宿にて開催された。
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| 左から、『ガンダム バトライン』でナレーションなどを担当する女優/声優の福井 裕佳梨さん、同作を手がけたカード事業部プロデューサー・上床 威一郎氏 |
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『ガンダム バトライン』は、通常のカードゲームとしての遊び方に加えて、インターネットを介したオンラインプレイが行える点が最大の特徴。
オンラインプレイでは、カードに記載されたシリアルバーコードをペン型のインターネットバーコードリーダー「COSCA(コスカ)」で読み込み、公式サイトにデータをアップロード。バトルステージにカードの絵柄を表示させるた後、専用のステージでリアルタイムシミレーション風の対戦がAIによって行われる。
対戦はあくまで、運営サイドやユーザーによってアップロードされたデータと行うもので、対人戦は今のところ盛り込まれていない。プレイヤーの腕前を競うというよりは、デッキの強さ・構成の巧みさを競うものといっていいだろう。なお、課金方式はカードの購入代金のみとなっている。
会場ではまず、『ガンダム バトライン』を手がけた同社カード事業部プロデューサー・上床 威一郎氏が登壇し、本作のコンセプトやユーザーの反応などを交えつつ、挨拶をした。
★上床 威一郎氏
「20周年を迎えるカードダスと、デジタルを融合した商品の模索は以前から行っており、前例としてはセガさんと協力して開発された業務用の『機動戦士ガンダム0079カードビルダー』が挙げられます。一方でこの『ガンダム バトライン』のコンセプトは、自宅でじっくりカードゲームが楽しめるというものです。ターゲットとしては、社会人をメインに据えており、実際に事前登録のユーザー分布でも20代~30代が多くなっています。今後は中高生にも訴求することが当面の課題です」
さらに、上床氏からは『ガンダム バトライン』ならではの要素として、「シリアルバーコード」が挙げられている。通常、バーコードは同商品ごとの分類は認識できるものの、個別の認識は不可能。しかし、この「シリアルバーコード」では個別の認識が可能となっており、いわば各カードが「世界で一枚だけのカードダス」という仕様を持つ。
個別認識が可能になったことで、各カードに直接経験値やポイントなどのプレイデータを記憶することができ、また同じカードを複数枚登録しても別のカードとして認識される。たとえば、「ザクII」のカードを100枚登録すれば、1から100体目まで別々の「ザクII」がゲームサイト内の自分のバインダーに登場する。
また、課金体系をカード購入代金のみとしたのことについて上床氏は、「クレジットカードや電子マネーの課金だと複雑になりますし、カード購入方式ですとユーザーさんの手元にリアルなカードが残りますから、コレクションとしても楽しんでもらえるはず」と語った。
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ビジネスモデルの説明 |
「スターターキット」「ブースターパック」紹介 |
| インターネットバーコードリーダー「COSCA(コスカ)」実演 |
上記の「シリアルバーコード」は、PCにUSB接続して使用するバーコードリーダー「COSCA(コスカ)」で読み込むわけだが、その実演が上床氏によって行われた。
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| インターネットバーコードリーダー「COSCA(コスカ)」の詳細 |
読み込み自体は、とても簡単。カードの裏面に記載されている「シリアルバーコード」に、「COSCA(コスカ)」を軽くすべらせるだけ。「ガンダム」のカードを読み込めば、PC画面(ゲームサイト)に「ガンダム」が出現する。
「COSCA(コスカ)」で読み込む「シリアルバーコード」を備えたカードやそのサービスは「ネットカードダス」と呼称され、今後「機動戦士ガンダム」シリーズ以外のキャラクタにも利用されていく予定となっている。
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「COSCA(コスカ)」での読み込み方 |
「RX-78-2 ガンダム」のカードを読み込むと |
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PC画面に「RX-78-2 ガンダム」のユニットカードが出現 |
たばこのバーコードを読み込むと、日本たばこ産業(JT)のサイトが表示される |
上床氏によれば、上記「COSCA(コスカ)」の機能が『ガンダム バトライン』の発端になったという。「『COSCA(コスカ)』の機能を“何か”に利用できないか、というところから企画が動き始めました」とのこと。
| 地上でソーラ・レイ!? 福井 裕佳梨さんがデモプレイを披露 |
ここで、『ガンダム バトライン』のゲームサイトや、対戦シーンでのナレーションを担当している女優/声優の福井 裕佳梨さんが登場し、本作のデモプレイが披露された
『ガンダム バトライン』の対戦は、AIによって自動的におこなわれる。先に対戦相手の母艦を撃墜したプレイヤーが勝者だ。デッキには最大60枚・20ユニット(各ユニットにはサポートカード2枚装備可能)を登録することが可能で、各カードにはコストが設定されている。高コストの機体は強力だが、戦闘時になかなか出撃できないといった短所も存在する。バトル中、コストポイントと呼ばれるゲージが自動的にたまっていき、必要コストが満たされたユニットから行動が開始される。
バトルに勝利すると、オンラインランキングの順位が上がるポイントと、MAXまでためることでユニットのレベルが上がる経験値が獲得できる。
「今年はいっぱいゲーム機をもらいました」と語る福井 裕佳梨さんのユニットは、地上面で大型レーザー「ソーラレイ」を発射するという予想外の展開で会場を沸かせたが、後続の部隊を準備できずあえなく敗北を喫した。プレイ後福井さんは「アツい戦いでした! 太陽の砲台(おそらくソーラレイ)って、強いんですね~」とコメント。今回のデモプレイ、福井さんのナレーションで進行するゲームを福井さん自身がプレイするという不思議なものだった。
| 好調スタート『ガンダム バトライン』、今後のアップデートに期待 |
この『ガンダム バトライン』、12月18日(木)に正式サービスが開始されるが、事前登録の段階ですでに2万人ほどの登録があり、上床氏は「サービス前としてはいい数字」と語る。上床氏によるとゲーム内イベントを絶え間なく実施していくことでユーザーを飽きさせないような運営がおこなわれるとのことだ。また、FlashとInternet Explorerが用意されていればグラフィックボードの性能に関係なくプレイできるFlash版も用意されているので、いつでもどこでも気軽に遊べるという点も嬉しいところだろう。
カードに関しても随時追加されていくようなので、リアルのトレーディングカードゲームにどこまで迫れるか期待したいところだ。
| 『ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン』 |
ジャンル:インターネットカードゲーム
サービス開始日:2008年12月18日(木)
価格:
[スターターキット] 2,625円(税込)
[ブースターパック] 315円(税込)
内容:
[スターターキット] カード18枚、インターネットバーコードリーダー「COSCA」1本
[ブースターパック] カード3枚
発売:バンダイ |