2008年12月1日(月)、ネクソンジャパンはPC用ゲーム『マビノギ』のアップデートに関する記者向けの発表会を開催した。『マビノギ』は、同社が運営するMMORPGで、戦闘だけではなく「エリン」というファンタジー世界で生活することにも重点を置いている点が特徴。
発表会の冒頭で紹介されたように、2005年4月のサービス開始以降、「ウルラ大陸」を舞台に「メインストリーム」と呼ばれる大きな物語が展開した「チャプター1」、「イリア大陸」を舞台にエルフやジャイアントといった人間以外の種族が登場した「チャプター2」と、ゲームの内容がアップデートされてきた。
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今回発表されたのは、これらに続いて12月11日(木)に行なわれる「チャプター3~アルケミスト~」。その内容を紹介していこう。
※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| ハン氏「『マビノギ』における錬金術は科学という点を重視」 |
アップデートの内容を発表したのは、韓国NEXONマビノギチームのチーム長であるハン・ジェホ氏。氏は「チャプター3」の具体的な内容として、新スキル「錬金術」、「ウルラ大陸」のアップデート、「影の世界」という新しい概念、新メインストリームの4点を紹介。そしてより詳しい内容が説明された。
なお発表会中に「チャプター3」のプロモーションビデオも公開された。そちらも合わせてチェックしてほしい。
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「チャプター3」の副題にもある“アルケミスト”。ハン氏によると「エリン」での錬金術は哲学であり科学でもある存在。火、水、風、土の4つの属性を操って、物質を変形させたり自然の力をコントロールする力を持つという。
プレイヤーは、生活、戦闘、魔法に継ぐ新しいスキルとしてこの錬金術を利用することができる。ただしほかの作品などのように神秘的な力ではなく、あくまで科学としての錬金術に重点を置いているそうで、魔法陣などは登場せず、かまどやシリンダーなどを使って錬金術を行なうことになる。
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かまどには2種類あり、湿式かまどでは素材から結晶を作ることができる(左)。携帯できるシリンダーを使えば、その結晶を活性化させて戦闘や冒険で役立てることが可能だ(右) |
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この乾式かまどではアイテムの調合や分解ができる |
錬金術スキルでは、ゴーレムの作成なども可能なようだ |
| 「チャプター3」で登場する、新しいエリア、物語、ダンジョン |
「チャプター3」ではテーマである錬金術に関連したエリア、メインストリームが追加される。
まず「チャプター3」のG9では「ウルラ大陸」に錬金術が盛んな都市「タルティーン」が登場。ここはモイトラ二次戦争の激戦地だったという場所で、戦後、錬金術によって栄えた都市。王国の首都「タラ」の入口に位置し、その「タラ」も、「チャプター3」のうちに追加される。
また「メインストリーム」は、これまでとまったく違う背景、主人公で描かれるそうで、G1~G3までをプレイしていなくてもプレイ可能。後述する「影の世界」が開いた影響でソウルストリーム(ゲーム冒頭に訪れる場所)に訪れた危機に、人間、エルフ、ジャイアントの英雄が立ち向かうという内容だ。 |
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「影の世界」は「エリン」の裏側にあたる平行世界。物語に大きく関わるだけでなく、ゲームシステムにも関係し、パーティ単位で入ってミッションをクリアするという『マビノギ』では新しいシステムのダンジョンが登場するそうだ。
「チャプター3」G9の内容が発表されたあと、ハン氏は韓国での『マビノギ』の状況を報告。まずG9のなかでは「タルティーン」で土地を借りて好きな作物を作れる農場システムや、属性を持ったシリンダーなどが人気だと語られた。
そして開発中のG10の資料も一部公開。どうやら「タラ」やゲーム内の女神・ネヴァンも登場するようだ。
| 日本での独自展開、課金システムが大きくリニューアル |
発表会では、NEXON Japan運用部の『マビノギ』担当、佐々木浩明氏から日本での今後の展開も紹介された。
まず、スキルのランクなどを維持したままキャラクターをリセットする「転生」が、これまで有料だったのが6週間に1回、無料になること。そして「転生」できる周期が3週間から2週間に変更されることが発表された。 |
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これにより初心者が参加しやすく、継続しているプレイヤーには短いサイクルでキャラクターを成長させられるメリットがある課金体系となる。ほかにも「チャプター3」導入にあたって、クリスマスイベントの実施や記念ペットの販売なども行なわれる。また2009年3月には「灼眼のシャナ」とタイアップし、同作品のキャラクターの衣装や髪型などが登場する予定だ。