イベントレポート
 
デザイナー2人による裏話が繰り広げられた『パタポン2』発表会
2008.11.27
関連URL:『パタポン2 ドンチャカ♪』公式サイト
 
 ソニー・コンピュータ・エンタテインメントは2008年11月27日(木)、PSP『パタポン2 ドンチャカ♪』(以下、『パタポン2』)に関する発表会を、東京・渋谷にある「渋谷パルコPart1」にて開催した。その模様をお届けしていこう。


※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 『パタポン2』は、小さくて不思議な生き物「パタポン」が、タイコのリズムにあわせて冒険していくカーニバルゲームで、PSP『パタポン』の続編作品にあたる。
 本作から新たに、最大4名で楽しめるマルチプレイや、好みのカスタマイズができる新キャラクタ「ヒーローパタポン」などの新要素が盛り込まれる。さらに、ステージ数は80以上、アイテム数は500以上と、前作の倍以上のボリュームが用意されている。

ゲームデザイナー&サウンドデザイナーが語る『パタポン2』
 会場では、同作のゲームデザイナー・小谷浩之氏と、サウンドデザイナー・足立賢明氏が登壇した。さらに会場では、「10の質問」と題され、『パタポン』シリーズに関するトークテーマが出題。各テーマに沿って、制作にまつわる裏話が両名から語られた。


『パタポン2』ゲームデザイナー・小谷浩之氏 『パタポン2』サウンドデザイナー・足立賢明氏

Q.1 一作目『パタポン』が完成するまでの、周囲の反応は?

★小谷氏
「私がゲームコンセプトを説明しても、“本当にゲームになるのか?”や、“面白いものになるのか?”といった疑問の声もありました」

★足立氏
「途中、ゲーム制作が中止になりかけたこともあり、“本当にゲームとして発売できるのか?”という状態で制作していましたね」

Q.2 『パタポン』シリーズを作ろうと思ったきっかけは?

★小谷氏
「ネット上で、フランス人アーティストのRolitoさんが制作した“RolitoLAND”というページを見て、そこで描かれていた目玉のようなキャラクタに一目ぼれしました。このキャラがタイコのリズムに合わせてたくさん行進したら楽しいんじゃないか、というイメージから、『パタポン』の制作へと進んでいったカンジですね」

★足立氏
「小谷さんが、Rolitoさんの描いたキャラクタや、ゲーム設定を嬉しそうに説明していたんですね。そこからイメージを汲み取って何とか形にしていきました」

Q.3 『パタポン』発売後の反響は?

★小谷氏
「ユーザーさんの個人サイトやブログで、“パタパタパタポン”というリズムが耳から離れない、という意見が書かれていて、嬉しかったです」

★足立氏
「日本だけでなく、世界中の人々に私の作った音楽を楽しんでもらえてうれしかった。世界に向けてアピールできたし、受け入れられたことで安心もできました」

Q.4 「パタポン」の名付け親は?

★小谷氏
「キャラの生みの親であるRolitoさんが名前の候補を10個程考えてくれて、そのなかから一番いいと思ったのが“パタポン”でした。“パタポン”はフランスの古語で“いたづらっ子”という意味もあって、まさにぴったりだと思いました」

Q.5 ゲーム中に登場するパタポン語「ぽんべらぼー」と「とん、ちん、かん、はい!」の意味は?

★小谷氏
「“ぽんべらぼー”は嬉しい時に発する言葉で、“とん、ちん、かん、はい!”は1、2、3、はい!という意味です。ゲーム中に登場するパタポン語の意味を覚えて、みんなで楽しんでほしいと思っています」

Q.6 『パタポン』シリーズの歌は、何人で歌っているんですか?

★足立氏
「実は1人で歌っています。特にオーディションで決めたわけでもなく、近所に住んでいたゲーム好きの子どもに歌ってもらっています」

Q.7 ゲーム中の音づくりは、どのようにされているんですか?

★足立氏
「小谷さんのイメージを引き出すために、2人の共通の趣味であるサーフィンをしながら、どんなカンジが良いかを話し合っていました」

Q.8 「マルチプレイ」に関して教えてください。

★小谷氏
「実はマルチプレイは入れたくなかったんです。一作目の『パタポン』でおもしろさは完成されていたので、そのおもしろさを深めていこうと考えていたので。でも、みんなでプレイすることで、前作で不満だった部分をうまくフォローできるように仕上げました」

Q.9 今作から加わった新たなパタポンについて教えてください。

★小谷氏
「前作で登場させる予定だった、鳥に乗った“とりポン”や、巨大な腕で敵を殴る“ろぼポン”が登場します。ゲーム後半には、攻撃、回復魔法が使える“まほポン”も登場し、ゲームの攻略法がガラリと変化しますよ」

とりポン ろぼポン まほポン

Q.10 では最後に、『パタポン2』のオススメのプレイスタイルを教えてください。

★小谷氏
「前作のデータを引き継いで強力な部隊を作ってもいいし、はじめから苦労して最後を目指すのもいい。自分で育てたパタポンを持ち寄って、みんなで楽しんでください」

★足立氏
「マルチプレイは、みんなで音楽をセッションできるような場だと思っているので、友達と一緒に遊んでみてほしいです」

ダルマならぬ「パタポン」の目玉に「目入れ式」
 イベントの最後に、小谷氏は「『パタポン2』は、色々な遊び方ができるので、友達とゲラゲラ笑いながらプレイしてほしい」と述べた。
 一方の足立氏は、「リズムの音にも、さらに気持ち良く聞こえるように一工夫しています。前作よりタイコの音も迫力があるので、かわいいキャラと合わせて、この楽しさを体験してほしい」とコメントしている。

左から、ゲームデザイナー・小谷氏、サウンドデザイナー・足立氏 「目入れ式」を行う小谷氏

 最後に、『パタポン2』のポスターに描かれた「パタポン」に、小谷氏が墨で「パタポン」の目玉を描く「目入れ式」が行われ、発表会は幕を閉じた。

■関連コンテンツ
[プレスリリース]
『パタポン 2』体験版:4人プレイ可能、引継ありのおったまげ~仕様
話題の作品ズラリ!『MGS4』『喧嘩番長3』『パタポン2』体験版を配信

■関連リンク
『パタポン2 ドンチャカ♪』公式サイト

『パタポン2 ドンチャカ♪』
ハード: プレイステーション・ポータブル
メーカー: ソニー・コンピュータ・エンタテインメント
ジャンル: コマンド・カーニバル
発売日: 2008年11月27日(木)
価格: <ソフト単体版>4,980円(税込)
<PSP同梱版>23,800円(税込)
<ダウンロード版>3,800円(税込)
(C)2008 Sony Entertainment Inc. (C)2008 Rolito/Interlink
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