イベントレポート
 
「魂コレクターズ」内覧会レポ:仮面ライダー、黄金聖衣がインテリアに!
2008.11.18
関連URL:魂ウェブ
関連URL:バンダイ
 
 バンダイは2008年11月17日(月)、20代以上の男性をターゲットとした新ライナップ「魂コレクターズ」シリーズを2009年1月から展開していくことを発表。併せて、東京・有楽町の国際フォーラムにて内覧会を開催した。

 「魂コレクターズ」は、ターゲットが子どもでないことからも分かるように高価格帯で、今までは提供できなかった高品質の商品を展開していくものとなっている。おもちゃではなく、インテリアの一種としてデザインされているのが最大の特徴だ。
 今回の内覧会には、同日発表となった「仮面ライダー」「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」シリーズをテーマとした3つの商品が展示されていた。その模様をレポートしていこう。企画者である同社の泉 勝洋氏に短時間ながらインタビューを行ったので、そちらも併せてお届けする。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

まさにライダースーツのスケールモデル!「仮面ライダー1号」

 こちらの商品は、「SUPER REAL HEROES Vol.2 仮面ライダー1 号~仮面ライダーTHE NEXT~」。全高約60cmの大型フィギュアだが、注目すべきは使用されている素材。脚を中心にスーツの大半を占める黒いパーツには合皮、ブーツやエルボーパッドには金属製のリベットをあしらうなど、実際のライダースーツに近い風合いと手触りを再現している。
 ギミックも豊富。目の部分の発光、ベルトの「タイフーン」の回転、さらに照明まで台座のボタンで操作することが可能。頭部には、数々の激闘を繰り広げた証である傷が加工されている。
 中身も凄い。いや、残念ながら着脱式ではないので中の本郷猛を見ることはできないが、スーツのプロポーションが劇場版「仮面ライダーTHE NEXT」のスーツアクター・前田 浩氏を3Dスキャンしたもの(スケールは1/3)となっている。あごの形まで、前田氏がスーツを身につけているという前提に基づき再現している。

 こちらは全世界600体限定で、2009年1月下旬に発売される。価格は84,000円(税込)。


神々しいまでの輝き… 「SAGITTARIUS (サジタリアス)」

 この「SAGITTARIUS (サジタリアス)」は、1980年代後半に漫画とテレビアニメ、そして関連グッズで人気を博した「聖闘士星矢」を題材とした商品。原作中でも特に高い人気を誇る、黄金聖闘士(ゴールドセイント)のひとり「射手座のアイオロス」がまとう聖衣「黄金聖衣(ゴールドクロス)」を立体化したもの。
 もともとは、2008年3月に開催されたトイ・イベント「魂ネイション2008」に参考出展されていたものだが、ファンから商品化してほしいという声が多く、今回商品化されることになった。
 全長560mmのプロポーションは金メッキではなく、何層にも重なるスプレー塗装によって精細に着色されており、大型のキットながらも重さを感じさせないキレのある「黄金色」を実現している。さらに構造上、本来は一体化して制作できるパーツまで、個々のパーツを組み合わせることで構成しており、フィギュアではなく聖衣としての完成度を追及しているのも特徴。

 こちらも限定700体で、2009年2月下旬に発売される。価格は105,000円(税込)。なお、写真のモデルは一部表面に気泡を確認できるが、製品版はさらにクオリティアップしており、気泡はなくなるとのこと。


クウガ、怒りと憎しみの変貌 「S.I.C. HERO SAGA Voi.3」

 最後の「S.I.C. HERO SAGA Voi.3 DARK SIDE」は、フィギュアやキットというよりも、オブジェと言ったほうがよい商品。同社の特撮フィギュアシリーズ「S.I.C.」を題材にした物語「HERO SAGA」(「HOBBYJAPAN」連載)を商品化している。
 本来は正義の味方であるはずの「仮面ライダークウガ」が、怒りと憎しみによって変貌を遂げた場面を描いており、「DARK SIDE」という名を冠するにふさわしい禍々しい存在感を持ったオブジェとなっている。
 ギミックの特徴としては、LEDが各所に採用されており、「仮面ライダークウガ」の真っ赤な目、足元で発生する光の色、背後のライティングが暗く冷やかな世界観を演出している。

 限定数は1,400体。価格は、46,200円(税込)で2009年3月下旬に発売される予定だ。


「仮面ライダー」を「パワーレンジャー」に続けさせたい (泉氏)
 最後に、上記の3アイテムを含む新ラインナップ「魂コレクターズ」の企画者である同社コレクターズ事業部 企画開発チーム マネージャーの泉 勝洋氏に短時間がら話を伺った。

バンダイ コレクターズ事業部 企画開発チーム マネージャー・泉 勝洋氏

●「SUPER REAL HEROES」の仮面ライダー1 号は、大きなモデルながらも細部まで作りこまれています。これは「S.I.C.」シリーズの発展形ということですか。

★泉 勝洋氏
「いえ、『S.I.C.』シリーズとはまた別のコンセプトで作られるラインナップです。元々は、アメリカで展開されているようなライフサイズ(大型や等身大)のフィギュアを、日本のキャラクタでやってみたいというところから始まりました。エイリアンやプレデターみたいな感じですね。そういった大型の商品を、インテリアとして楽しむというファンがアメリカにはいますが、日本ではそのような市場がない。そこで、日本でも、国産のキャラクタで市場を広げたいという狙いもあります」

●では、逆に、「SUPER REAL HEROES」を日本以外の国で販売していく予定はありますか。

★泉 勝洋氏
「アメリカの大手玩具メーカーで、日本のキャラクタも多く手がけているToynami(トイナミ)社というところがあるんですが、そこに委託してアメリカ国内でも販売する予定です。アメリカでの『仮面ライダー』の認知度はたしかにまだ低いのですが、来年2月より『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』のテレビ放送が開始されることもあるので、合わせて訴求していきたいと思います。『パワーレンジャー』にひきつづき、『仮面ライダー』もアメリカで人気が出てほしいですね」

●アメリカ以外の国や地域での販売はあるのでしょうか。

★泉 勝洋氏
「アジア圏での販売も行います。中心となるのは、香港、シンガポール、台湾でしょうか。アメリカもそうですが、600体という総生産数は変わらないので、そこから各国・地域へ分散していく形になります」

●今回は「射手座のアイオロス」の「黄金聖衣」が「SAGITTARIUS」としてキット化されましたが、今後は他の「黄金聖衣」も商品化していく予定ですか。

★泉 勝洋氏
「今回は、ファンの人気が高いということと、キット化した際の見栄えという点から『射手座のアイオロス』を選びましたが、反響次第ではシリーズ化も検討したいですね。ただ、シリーズで何個も揃えて楽しむようなものではないので、発売時期や商品の選択は調整が必要かと思います」

●ありがとうございました。

(ジーパラドットコム 広田)

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