インタビュー
 
感謝祭で判明『ラグナロクオンラインDS』のすべて。関係者にも直撃取材!

2008.10.29

関連リンク:『ラグナロクオンライン』公式サイト
 
 2008年10月25日(土)に開催されたガンホー・オンライン・エンターテイメントの「ラグナロクオンラインファン感謝祭2008」では、話題のDSソフト『ラグナロクオンラインDS(以下、RODS)』がプレイアブルな状態で体験でき、イベントステージ上では、通信プレイが楽しめる“蜃気楼の塔”も公開された(レポート記事はこちら)。
 本作については、PC向けファンタジーオンラインRPG『ラグナロクオンライン(以下、RO)』で使えるアイテムが初回特典として同梱されたり、プレイ状況により『RO』用の連動アイテムが入手できるなど、PC版との関連のみが先行しているが、実際のゲームはどのようなものになっているのか―。『RODS』の全貌に迫ってみよう。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

PC版『RO』をもとにしたオリジナルストーリーが展開
 『RODS』はMMORPGであるPC版『RO』とまったく同じ世界、バックグラウンドストーリーをもとにしている(原作は韓国のイ・ミョンジン氏の北欧神話をベースにしたコミック『RAGNAROK』)。神と人間、魔族による戦争から1000年が経過し、人々がその記憶を忘れつつある世界では、平和を乱す様々な予兆が見え始めていた。
 そんな世界の中で、ルーンミッドガッツ王国の首都プロンテラの郊外に住む主人公アレスは両親を亡くし天涯孤独の身となってしまう。冒険者として旅立ち、人づてに亡くなったと知らされた父親とは違う“立派な冒険者”を目指し、ギルド設立を目指すアレス。そして、彼はシャーマンの少女、シェラと出会い、彼女を取り巻く運命の渦に巻き込まれてゆく……。

主人公、アレス。ゲーム開始時点では一次職に就いていないノービス(初心者)。転職によって好きな職業に就くことができる

物語のキーとなる少女、シェラ。PC版『RO』にはないシャーマンという新職業。回復や支援と召喚魔法を操ることができる

プロンテラ騎士団に属するルシフィ。職業はソードマン。その名のとおり、武器を使って戦う

おてんば少女のリーシルは、強力な攻撃魔法を操るマジシャン。敵の属性を見極めてスキルを使っていく必要がある

砂漠の町、モロクの顔役、ヴィセルク。シーフは短剣や毒を使って戦う素早さがウリの職業だ


PC版でおなじみの職業はもちろん、オリジナル職業も登場
 『RODS』では、PC版でおなじみの職業、スキルなどが使用可能だ。レベルを上げてステータスポイントを割り振り、条件を満たして転職をするといった育成の流れも同様。『RO』と同じく自由度の高いキャラクタメイキングを再現している。素早さを上げて回避を重視したソードマンにしたり、極端な例を挙げれば、力を上げて近接攻撃力を重視したマジシャンに育成することも可能なのだ。
 また、前提となるスキルをある程度覚えると新たなスキルが覚えられるようになる「スキルツリー」システムもPC版と同様。よく考えてスキルポイントを使用していくことが重要になる。

主人公はノービス(初心者)からスタートし、一次職業、二次職業と、2回の転職が可能。もちろん転職するたびに強くなっていくが、職業に適したステータスの割り振りも重要になってくる

転職可能な一次職は7種類。PC版『RO』では比較的新職業と言えるテコンキッド(素手と蹴りで戦うテコンドー戦士)が入っているところに注目

一次職によって決定される二次職。ソードマンがナイトに、マジシャンがウィザードに、アーチャーがハンターに、アコライトがプリーストに、シーフがアサシンに、マーチャントがブラックスミスに、テコンキッドが拳聖に、それぞれ転職可能だ

PC版『RO』にはないオリジナル職業のシャーマン。精霊召喚を使った攻撃や、状態異常の回復、味方支援もこなせる魔法系万能職という感じだ

PC版『RO』にはないオリジナル職業のダークナイト。強力な攻撃スキルを持った戦士。自身の体力を削って強化を行ったり、闇属性の攻撃が可能


タッチペン操作で「スキル」を自在に使いこなす
 本作の特徴はニンテンドーDSならではのタッチペン操作にあると言える。基本操作はタッチペン、十字ボタン、ABXYボタンにも対応。敵をタッチすることで近接攻撃を行う。また、スキルショートカットに登録したスキルアイコンをタッチすると上画面にスキルの操作方法が表示され、下画面でその通りの操作を行えばスキルが発動する。
 例えばマジシャンスキルの「サンダーストーム」は、下画面の3点をタッチすることでその場所に雷が落ちてくる。また、ウィザードスキルの「クァグマイア」は地面に円を描くようにタッチペンをスライドさせることで発動し、範囲内の敵の素早さなどを低下させる、といった具合だ。

スキルは事前に下画面右上のショートカットに登録し、そこをタッチすることで発動させられる。各二次職業のスキルにはPC版『RO』にはないオリジナルスキルが必ず1つ以上用意されているらしい。ノービスは二次職ではないが、画像のノービスアタックもそのひとつだろう


 『RODS』のフィールドやダンジョンにはそこかしこにモンスターがおり、仲間とともにそれらを撃退しつつ、進んでいく。画面は3段階に拡大縮小が可能で、通常は引きの画面で進み、敵との戦闘時は任意に拡大してスキルを使ったり、仲間に指示を与えていくことになるだろう。仲間にはフレンドNPCと呼ばれるキャラクタが用意されており、ストーリーに関わるルシフィやリーシルといったメンバーのほかにも、様々な職業のキャラクタをギルドに入れて育成することが可能だ。

主人公、アレスの設立したギルドにフレンドNPCを迎え入れるという形でメンバーを増やしていく。このあたりはPC版『RO』をフィーチャーしたシステムと言える。画像を見るとギルドレベルによって人数が増やせそうだが、これもPC版『RO』に似ている

パーティーは3人制。仲間への指示は下画面の左上の顔アイコンをタッチして行うようだ。職業に合った指示を出すことが重要になりそう


超難関イベント“蜃気楼の塔”が、DSでは協力通信プレイに
 『RODS』の目玉とも言えるのが通信協力プレイによる“蜃気楼の塔”。全50階層からなる塔を踏破するのが目的だが、各階層のダンジョンは入るたびに自動生成され、階層をクリアするための条件もランダムに決定される。ストーリー中では、一人でクリアすることになるが、ワイヤレス通信やWi-Fi通信で募った仲間とともにこのダンジョンに挑戦することが可能なのだ。

蜃気楼の塔は自動生成&クリア条件がランダムになっており、何度でも楽しめる。全50階層と多めだが、一定の階層から始めることもできるので、毎回毎回50階層ぶっ通しということではない模様。また、1層1層のクリア時間は比較的短くなっている


 塔は5階層ごとにボスが待ち受けており、ボスを倒すことでアイテムが入手可能。もちろんその中には性能のいいレアアイテムや頭装備などもあり、アイテム収集という面でも楽しめる。アイテム獲得にはランダムビッドシステムという方式が採用され、プレイヤーは欲しいアイテムを選択するだけで、あとはランダムで生成された3桁の数字の大きさによって獲得者が決定される。これなら会話しにくいWi-Fi通信でもアイテム分配に時間は取られない。

蜃気楼の塔への挑戦用キャラクタは髪型や性別、名前を自由に変更することができる。PC版『RO』で使っているキャラクタに近い容姿、名前をつけることもできるのだ

通信協力プレイで塔をのぼり、ボスを倒して戦利品ゲット。PC版『RO』の蜃気楼の塔とはほんの少しだけ違うが、MORPG的な要素を取り入れたオンラインアトラクションとなっている


「ROファン感謝祭」会場にて『RODS』関係者へインタビュー
 『RODS』が大々的に公開された「ラグナロクオンラインファン感謝祭2008」。当日、会場にて本作の関係者へインタビューを行うことができた。コアな『RO』ファンが多数来場したファン感謝祭でも好評だった『RODS』について、特に気になる点を聞いた。ぜひご一読願いたい。
 今回インタビューに応じていただいたのは、PC版『RO』日本運営会社でおなじみのガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長 森下一喜氏、『RODS』のパブリッシングを担当するガンホー・ワークスの代表取締役社長 大場規勝氏、そして『RODS』のプロデューサーであるガンホー・ワークスの畠山寛生氏のお三方だ。

左から、ガンホー・ワークス コンシューマゲーム事業部プロデュース課 畠山寛生氏、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長 森下一喜氏、ガンホー・ワークス代表取締役社長 大場規勝氏


マルチプラットフォーム戦略としての『RODS』
――森下さんは、DSというプラットフォームに限らず、PC版『RO』のコンシューマ化を『RO』のサービスイン前後から構想していたとおっしゃっていましたが、今回の『RODS』に関して、具体的に企画が動き出したのはいつぐらいからですか?

●森下氏
「2007年ですね。企画自体は前からありましたが、ガンホー・ワークスが設立されたのが2007年の11月なので、そこから本格的に動き出したという感じです。プラットフォームに関しては、いろいろと考えたのですが、企画当時から(ニンテンドーDSの)タッチペンを使った操作がマウス操作とシンクロできるのではないかと考えていたんです。それと、もうひとつはWi-Fiなどの通信ですね。ビジネス的にはコンシューマタイトルと言っていますが、ガンホーグループとしてのベース・強みはオンラインゲームにあると思うんです。であれば通信プレイを入れたほうがいいと。そこから“蜃気楼の塔”などのような企画も生まれてきました」

――ということは、ガンホー・ワークスの設立というのは、『RODS』の開発ありき、という感じだったのでしょうか。

●森下氏
「そういうわけではありません。ガンホーは創業する時点で、オンラインをベースにコンシューマ機を含めたマルチプラットフォームによるオンラインゲームサービスを考えていました。ガンホーグループが保有するタイトルをマルチプラットフォームで展開していくことにより、ポートフォリオを拡充していく戦略ということです。
その戦略の中で、ガンホー・ワークスはコンシューマ事業を担う位置づけです。『RODS』は、コンシューマオンラインゲームのタイトルとして開発してきたのです。」

――『RODS』の公式サイトなどを見ますと、ストーリーや戦闘システムなど、あまり情報が出ていない感じも受けるのですが、何か考えがあってのことなのでしょうか。

●畠山氏
「そうですね。まだ情報は出きっていないという感じですね。ただ、『RODS』のターゲットユーザーとしては、すでに『RO』を知っているPC版『RO』ユーザーさんと、『RO』をプレイしていない、コンシューマRPGが好きなDSユーザーさんの2種類がいると思うんです。
そこで、まずは『RO』ユーザーさんが期待しているであろう通信プレイのことや、特典アイテムのことを重点的に紹介している段階なんです。
発売が近くなったら『RO』ファンだけでなく、DSユーザーさんを中心にしていきたいな、と。情報はこれからどんどん出すことになりますよ」

●大場氏
「ファン感謝祭が終了したら、公式サイトなどでも情報をどんどん出す予定ですよ」

――ファン感謝祭ではステージイベントは“蜃気楼の塔”がメインでしたが、基本はストーリーをベースにしたRPGということですね。フィールドなどは、PC版『RO』と同様に、周囲にいるモンスターを倒しながら進んでいくタイプになるのでしょうか。

●大場氏
「そうです」

――ですが、公開されている画像の多くはキャラクタが大きすぎて周囲が見えませんよね。あの大きさで周囲のモンスターを範囲魔法で攻撃する、などというのは難しい気もしていますが。

●大場氏
「あ、いえ。カメラは3段階に調整可能なんです。ただ、寄りの画のほうが綺麗に見えるので、公開している画像がたまたま寄りのものが多いというだけなんですよ」

――なるほど。じゃあ『RO』みたいにズームアウトして引きの画にもできるんですね。

●大場氏
「そうですね」

PC版・DS版「蜃気楼の塔」 ――どちらも同じ開発者
――では、『RODS』もかなり完成に近づいていると思うのですが、制作過程の中で最も難しいと思ったのはどんなところでしょうか。

●畠山氏
「一番力を入れたのはやはり通信プレイです。“蜃気楼の塔”という企画なんですが、実は私はPC版『RO』の『蜃気楼の塔』の制作メンバーでして、プログラムやロジックを組んだりもしたんです」

――そうなんですか!

●畠山氏
「ですので、ユーザーさんがどこを面白いと感じるかを十分把握したうえで(今回の『RODS』の“蜃気楼の塔”の)企画を立て、かつ、意気込みを持って臨んでいます。やっぱりタイトルが、ラグナロク“オンライン”ですから、みんなで一緒に楽しめる点が重要だと思うんです。コンシューマゲームだからといってソロに特化するわけではなく、ガンホー・“オンライン”・エンターテイメントらしく、オンライン協力プレイができるようにと考えました」

●大場氏
「僕のほうでも制作過程で悩んだことはいっぱいありますね。PC版『RO』では、ユーザーさん個人個人の個性……つまり、キャラクタメイキングが可能じゃないですか。ただ、『RODS』はストーリーRPG。となると、キャラクタをきちんと作らなくてはいけません。でもそうなるとプレイヤー個々のキャラメイクができませんよね。
そこで、オンラインプレイとなる“蜃気楼の塔”では、キャラクタセッティングによって容姿を選んだりできるようにしました」

――毎回、自分の好きな容姿を選ぶこともできるようになったんですね。

●大場氏
「はい。それとですね……僕がPC版『RO』で一番驚いたのは街の中なんです。人がたくさん集まって市場を形成したりしてるじゃないですか。あれをどうやったら再現できるかとすごく悩んだりしたのですが、DSではあのままの再現はどうしても不可能なんですよ。ですので、街マップは大幅に変更を入れまして、おなじみのカプラサービスさんたちに頑張っていただくことになりました」

●森下氏
「(大場氏に)最初はプロンテラの街並を再現しようとして、マップも作ったんだよね?」

●大場氏
「そうなんですよ。でも、キャラクタの向こうに人が(プレイして)いる感じを出せないなと思ってスッパリと諦めることに……。ですので、そういったところはPC版『RO』でこれまでどおりに楽しんでいただければと(笑)」

――なるほど(笑)。

●大場氏
「あとは、基本的なことになりますが、バランスなどに関する点ですね」

――難易度的には初心者がプレイしても簡単に進める感じなんでしょうか。それとも結構ハード?

●大場氏
「ちょうどよくなってますよ(笑)。あ、でも職業によって多少上下しますね。アーチャーあたりでプレイすると普通かな。ソードマンだと少し易しめ。アコライトでプレイするとちょっと時間がかかるかもしれません。ただ、攻撃手段に乏しいキャラでもパーティー編成の面白さを味わえると思います」

シャーマン&ダークナイトが、PC版『RO』に登場するかも?
――さきほど“蜃気楼の塔”の話が出ましたが、PC版『RO』の“蜃気楼の塔”と『RODS』の“蜃気楼の塔”では共通点や差別化する点があったと思います。そういった箇所はどんなところでしょうか

●畠山氏
「まずなによりも、PC版『RO』とは違って何ができるか? 何をさせればいいのか? ということを考えました。
お互いが集まってワイヤレス通信をする場合であれば声をかけあってプレイできるのですが、Wi-Fi通信の場合は自由にチャットをしながらキャラを動かすといったことができません。そこで、メッセージ機能をつけたりするとともに、3人全員がすぐにクリア条件を認識できるようにしました。それでいて連携が大事になる点を重要視しています。難しすぎたり、3人バラバラになってしまうとストレスが溜まってしまうと思うんですよね。簡単で、かつ協力すればすぐに(その階層を)クリアできるバランスですね」

●大場氏
「あとはランダムビッドですね」

●畠山氏
「そうでした。ファン感謝祭のステージ上でも紹介したのですが、5階層ごとにあるボスステージをクリアするとアイテムが……8個程度かな、もらえるんですね。中にはレアアイテムもありますが、それらを3人で分配することになります。ひとつひとつ決めていると時間がかかってしまいますので、欲しいアイテムにビッド、つまり入札します。すると入札したプレイヤーにはランダムで決まる3桁の数字が表示され、それが大きい人がアイテムを獲得できるようになっています。一種の駆け引きを楽しむことができますよ」

●大場氏
「ワイヤレスプレイなら直接“このアイテム欲しいから入札から降りてくれ”って頼むこともできますよ」

アイテム分配をスムーズに行う「ランダムビッドシステム」。数字はランダムで決まるので、欲しいアイテムが手に入るかどうかは運次第……!


――パスをすればアイテム入札権を放棄することもできるんですね。ところで、今回『RODS』の“蜃気楼の塔”を見せていただいて、日本の『RO』ではまだ未実装のメモリアルダンジョン“エンドレスタワー”(仮称)に近い感じも受けたのですが。

●森下氏
「それに関してはまったくの偶然ですね」

●畠山氏
「ええ、特に似せようと思ったとか、そういうことはないですね」

――『RODS』で入手したコードでPC版『RO』のアイテムがもらえたりするようですが、逆に、PC版『RO』内で『RODS』発売に関連したイベントやキャンペーンを行う予定はありますか。

●森下氏
「うーん、そういうことは……あったりなかったり(笑)」

――あったりなかったり……ということは…。

●森下氏
「特にDS版に限らず、モバイルなども普段から連動していますし、基本的には常に考えていますね。例えばDS版で登場する新職業なども、できればPC版『RO』で登場させられないかな、とか」

――おっと!それを伺おうかなと、思っていたところだったんですが。

●大場氏
「(PC版『RO』の開発会社の)グラヴィティさんにはぜひお願いしますと打診しています。もともとグラヴィティさんの監修を受けて、PC版『RO』でも使えるように作っているんですよ」

――グラヴィティさんにプッシュした感触というのはどうでした?

●大場氏
「結構良かったと思います。特典アイテムなどに関してもスムーズで」

●森下氏
「まぁ同じグループ企業ですしね(笑)」

――ああ、そういえばそうでした(笑)。

●森下氏
「それに、日本市場に関してはグラヴィティにとっても大きなシェアを占めています。グループでシナジーを活かして、日本側のプロパティや日本で制作したコンテンツもどんどん取り込んで、PCオンラインゲームに活用していくべきだと考えています。もちろん、ゲームバランスといったことに関しては考慮しつつということになりますが、前向きに検討していくべきだと思います。今回の『RODS』の新職業に関しても、PC版『RO』で登場させるかどうか決まったわけではないんですが、積極的に取り入れていければと」

――それはちょっと楽しみな展開ですね。グラヴィティさんのお話が出たのでお聞きしますが、今回、『RODS』を起動するとグラヴィティさんのロゴも出ますよね。DS版に関してはどのような関わりになっているのでしょうか。

●森下氏
「監修という形になります。ゲームの企画部分は独自に行い、キャラクタや世界観など、全般を監修していただいています」

●大場氏
「最初に企画を行い、それを監修していただき、物語、キャラクタ、新職業に関してはスキルひとつひとつに至るまで見ていただいています」

――シャーマンとダークナイトに関してはドット絵も日本側で制作しているのですか?

●大場氏
「はい、日本です」

――今後は日本で制作したドット絵がPC版『RO』に登場するというようなことは……?

●森下氏
「うーん、今はドット職人も減少していますからね」

●大場氏
「高年齢化が進んでいます(笑)」

●森下氏
「ドット絵とは違いますが、日本で得意なシナリオやストーリー部分、コンシューマ機で培ってきたゲームバランス感覚など、そういったものをグループで相互に活かせればいいなと思ってはいます。……逆に言うと、グラヴィティにあれだけドット職人がいるというのはすごいことなんですよね。そういった点でも相互に技術提供をできたらなと」

――開発会社同士の交流や技術提供も考えたいと?

●森下氏
「開発会社となるとゲームアーツの話になってしまうので、ちょっとずれますが、ゲームアーツとグラヴィティの相互技術提供などもぜひ考えていけたらいいなと」

『RO』と『RODS』。今年の年末は、時間の使い方が難しい!?
――では最後に『RODS』に期待している皆さんに一言お願いします。

●畠山氏
「私からは、特に“蜃気楼の塔”を作り込んでおりますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います」

●大場氏
「ボリューム的にかなりやり応えがあります。サブクエストのボリュームもありますし、カードを全種類集めてみるとか、クリアしたら別の職業で再挑戦してみるなど、いろいろ遊べると思います。隅から隅まで楽しんでいただけたらな、と考えています」

――『RO』ユーザーにとっては12月はアニバーサリーイベントもあるでしょうし、時間の使い方が大変な時期になりそうですね(笑)。

●大場氏
「電車の中など、移動中にぜひ(笑)」

●森下氏
「そうですね。電車の中でプレイしてもらってもいいし、学校……はマズいか(笑)。会社の昼休みとかならいいかな? そういったちょっと空いた時間に仲間内で集まってワイヤレス通信をするという光景が見られたらいいなと思います」

――そうですね。PC版『RO』をみんなで集まってプレイするということはほとんどありませんからね。

●森下氏
「特にネットカフェなどでも、(『RO』と『RODS』の)イベントをやっていただきたいなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします」

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『ラグナロクオンラインDS』
ハード: ニンテンドーDS
メーカー: ガンホー・ワークス
ジャンル: パーティーアクションRPG
発売日: 2008年12月18日(木)予定
価格: 6,090円(税込)
プレイ人数: 1人~3人(ワイヤレス通信・Wi-Fi通信)

■ラグナロクオンラインDS
(C) Gravity Co., Ltd. & Lee MyoungJin(studio DTDS). All Rights Reserved.
(C) 2008 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C) 2008 GungHo Works, Inc. All Rights Reserved.
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