イベントレポート
 
榊原ゆいさんがテーマ曲を熱唱! 日本一新作『夢想灯籠』紹介イベント
2008.10.29
関連URL:『夢想灯籠』公式サイト
関連URL:日本一スタジオBBS
 
 『流行り神』『インフィニットループ』など良作アドベンチャーを数多く輩出している日本一ソフトウェア。
 デビュー作『久遠の絆』以来、『風雨来記』や『一柳和』シリーズなど良質なアドベンチャーゲームを手がけてきたゲームメーカー・フォグ。
 そんな実力派の2社がタッグを組んで送り出する最新作『夢想灯籠』のイベントが2008年10月25日(土)、東京・秋葉原の「AKIHABARAゲーマーズ本店」にて開催された。


※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 『夢想灯籠』は現代の奥州(宮城県付近)にあるという栄重村(さかえむら)を舞台にした、プレイステーション・ポータブル用のテキストアドベンチャー。主人公の青年・阪守鷲志(さかもりしゅうじ)として、4人のヒロインを中心とした輪廻転生を巡る物語を楽しむことができる。
 今回のイベントではこういった設定などが紹介されたほか、テーマ曲を歌う声優の榊原ゆいさんが登場し、ゲーム中の歌曲を早速披露した。ここでは、そのイベントの詳細を紹介しよう。

『久遠の絆』から10年。別のものができると感じた(宗清氏)
 イベントではまず、フォグの代表取締役・宗清紀之氏、イラストレーターの飯沼俊規氏、日本一ソフトウェアのプロデューサー・井上氏がステージに登場し、ゲームの紹介を行なった。


 飯沼氏は各ヒロインについてのデザインコンセプトを説明。メインヒロインと思われる各務(かがみ)は「真っ黒な女性が鎖をまとっているというコンセプトで、人の目に留まりやすいように心がけた。見どころは最初がクールだが、物語が進むごとに感情豊かになるところ」と解説。そのほか「幼なじみの舞は親しみやすいよう、でもほかの個性的なキャラクターに埋もれないように気をつけた。灯はとにかく天真爛漫なので、暖色系で。真琴は大人の女性が苦手な主人公をからかうので、小悪魔的なところを意識した」と紹介。なお舞台となる栄重村は温泉街ということで、何についてかは言明されなかったが「期待してください」という。


 続いて『夢想灯籠』のシステム面についても紹介された。このゲームの最大の特徴として挙げられたのがイベントCGの多さ。ほかのアドベンチャーゲームではオーソドックスな、背景とキャラクターの立ち絵の組み合わせではなく、グラフィックはカットインや500枚以上のイベントCG、そして振動や効果音などのエフェクトのみで臨場感があるものに仕上げるという。これについて宗清氏は「『久遠の絆』もシネマティックノベルと銘打っていたが、それほど画面に動きを出せなかった。あれから10年越しで、やっとシネマティックノベルを実現できそう」と、新たな表現方法に満足しているようだ。


 またゲームの紹介は初回限定版にまで話が及び、同梱される特典が明かされた。特典はふたつあり、ひとつは沢城みゆきさん(各務、舞役)や植田佳奈さん(灯役)、田中理恵さん(真琴役)など豪華キャストによるドラマCD。もうひとつはA5判32ページも及ぶ設定資料集だ。特に、ゲーム本編には音声が入っていないそうなので、より深くキャラクタを理解するためにドラマCDはぜひ手に入れたいところ。


 そしてゲーム紹介の最後には質疑応答が行なわれた。「2009年の寒いうちには」とだけ発表された発売日については「11月や12月の可能性もあるのでしょうか?」という質問も。宗清氏は「自分はズボン下を5月ごろまで履いているので、そのころも寒いと言えるかもしれません」と明言とかわしながらも、それほど遅くならない2月や3月ころには発売されることを匂わせていた。
 またフォグの代表作『久遠の絆』と同じく輪廻転生をテーマとすることについて、「意識することはあるか?」と聞かれると、「確かにどうしても意識してしまうので10年ほど避けていた。しかし今回の主要開発スタッフと話をしたら『久遠の絆』のことをよく知らなかったことがわかり、それで別のものが制作できると思った」(宗清氏)と、裏話を披露。これまでフォグ作品を手がけてきた、オーツーやシステムプリズマといった開発会社も今回は関わっていないそうで、従来の作品とは雰囲気の異なるゲームに仕上がる可能性もありそうだ。

榊原ゆいさん、ゲーム中の歌曲「剣の舞」を初披露

 ゲーム紹介後には声優の榊原ゆいさんが登場。『夢想灯籠』の歌曲である「剣の舞」を披露した。「剣の舞」は多くのアニメ、ゲーム系の楽曲に関わるElements Guardenが作曲、編曲を行なっており、疾走感溢れる打ち込みに時折和笛が絡む、ゲームの雰囲気にマッチした“エレガサウンド”。もうひとつのゲームテーマ曲である「時を越えて」をカップリングにしたマキシシングルが2009年2月に発売される予定となっている。


 ライブ終了後、この楽曲について質問された榊原さんは、「Aメロではしっとりと歌い上げる感じだけど、サビで大きく盛り上がる。その情熱的なところがゲームともリンクしている」、「1番のサビはあえて裏声で、2番以降は地声で歌っていて、(等身大の)「思いを届けたい」という『夢想灯籠』の物語を表現した」と説明。また『剣の舞』が収録されたCDのジャケット撮影も行なわれたそうだが、各務風の140cmにも及ぶ黒髪のカツラや和風のネイルなどを身に着け、さらに「ちょっとセクシー」(榊原さん)な仕上がりで、こちらもゲームの雰囲気を踏襲したものになっているという。

左から宗清紀之氏、飯沼俊規氏、榊原ゆいさん、井上氏、日本一ソフトウェアのプロデューサー・新川宗平氏

 イベントの最後は飯沼氏のイラストと榊原さんのサインが入った、かなりレアなサイン色紙3枚を巡ってのじゃんけん大会。最後まで盛況で、会場に集まったファンの『夢想灯籠』への期待を高めたイベントとなった。

じゃんけん大会の景品となった3枚のうちの1枚。飯沼氏が「あげるのがもったいない」と発言するほどのデキ

■関連コンテンツ
[新作紹介]
悲しき逢瀬の物語 伝奇アドベンチャー『夢想灯籠』
[プレスリリース]
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榊原ゆいのライブも!『夢想灯籠』ゲーマーズでイベント開催

■関連リンク
『夢想灯籠』公式サイト
日本一スタジオBBS

『夢想灯籠』
ハード: プレイステーション・ポータブル
メーカー: 日本一ソフトウェア
ジャンル: 伝奇アドベンチャー
発売日予定日: 2009年
価格: 5,040円(税込)/初回限定版7,140円(税込)

(C)2009 FOG/NIPPON ICHI SOFTWARE INC./BROCCOLI

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