イベントレポート
 
「EXILE モデル」11月発売!「たまごっちプラスカラー」発表会レポ
2008.09.25
関連URL:ネットで発見!!たまごっち 公式ホームページ
関連URL:「たまごっちデパート」
 
 バンダイは2008年9月25日(木)、電子玩具「たまごっち」シリーズに関する発表会を開催。シリーズ初となるカラー液晶を採用した新商品「たまごっちプラスカラー」を2008年11月22日(土)に発売すると発表した。本体色は全7色、価格は各5,040円(税込)となっている。 

こちらが、新商品「たまごっちプラスカラー」。本体色はブラック


※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


1.52インチのTFT液晶で、「たまごっち」がよりいきいきと動く
 「たまごっちプラスカラー」最大の特徴は、その名の示すとおり1.52インチ(128×128ドット)の透過型TFT液晶を採用している点。これにより、従来商品よりもゲーム内の「たまごっち」たちが精彩に描写されており、ユーザーはより親しみを持って彼らと接することができる。バックライトも搭載されているので、日照や照明の条件に関わらず、快適に遊ぶことが可能だ。

本体色はマゼンダ。試作段階のもので完成度は70%ほど


 ボタンは画面下部に左から、A、B、Cと用意されており、それぞれコマンド選択、決定、キャンセルという機能を持つ。画面内に表示されるアイコンを選択することで、ゲームは進行していく。電池は単4電池を2本使用するので、従来シリーズに親しんだユーザーは違和感を感じるかもしれないが、「重い」というほどではない。

 基本的なゲーム内容は、2004年より展開されている前作シリーズ「たまごっち+(プラス)」を踏襲しており、「たまごっち」にゴハンをあげる、うんちを流してあげる、ミニゲームで一緒に遊ぶなど、シリーズの基本である「お世話あそび」の要素は顕在。赤外線通信を利用した「たまごっち」の交流やアイテム交換、「データカードダス」との通信も盛り込まれている。

赤外線の送受信部。今回は試作品なので機能せず


「たまごっちプラスカラー」の新要素は…?
 「たまごっちプラスカラー」で初めて取り入れられる新要素としては、以下の5つがあげられる。

1.おでかけ機能 
 ゲーム内で、「たまごっち」を色々な場所に連れていけるようになった。ゲームセンターやマーケット、公園などには歩いていける。そのほか、「ていき」のようなアイテムを入手することで利用できる乗りもので訪れることが可能な遊園地などの施設もある。中には、「くもの上」といった不思議な場所も用意されている


2.お部屋のリフォーム 
 ゲーム内ポイント「ごっちポイント」を利用して、「たまごっち」の住む部屋をリフォームできるようになった。「和風」「クール」「山小屋」などが選択可能。お世話している「たまごっち」にあわせた部屋を作る楽しみが増えた


3.お庭で木が育てられる 
 お部屋の外に庭ができた。ここでは、「たまてばこの木」「わたあめの木」「おとぎ本の木」など、さまざまな木を育てることができる。上手に育てると、アイテムが収穫できる場合もあるとのこと


4.季節や天気の演出 
 四季の移り変わり、天気の変化といった演出がゲーム内に導入された。春はサクラが舞い、夏にはヒマワリが咲き、秋は落ち葉が見られ、冬には雪が降る。同じ場所でも夕方はせつない


5.「たまごっち」の表情が豊かに 
 カラー液晶によってグラフィックが美しくなったのはもちろんだが、「たまごっち」たちの動きや表情も今までに増して豊かになっている


EXILEモデル「エグモっち」が2バージョン発売!

ツアー会場での販売、ネット通販で2種類用意されている


 人気アーティストグループ「EXILE」とのコラボレーションによって、EXILEモデルのたまごっち「エグモっち」が発売されることになった。11末からスタートする全国5大ドームツアー「EXILE PERFECT LIVE TOUR2008」のライブ会場や、オフィシャルファンクラブサイト「EXFAMILY」などで販売される予定。価格は未定となっている。
 「エグモっち」にはEXILEのメンバー7人がゲストキャラクタとして登場するほか、EXILEのオリジナルキャラクタ「エグモちゃん」もユーザーの前に現れる。

ファンサイトでは、特別アイテムが手に入るパスワードも配信される予定


 このほか、日本マクドナルドとの大型プロモーションも11月に展開される予定。詳細は後日改めて発表されるとのこと。また、会場では、同社ガールズトイ事業部 ゼネラルマネージャー兼チーフたまごっちオフィサーの竹内淳氏から「他にもタレントやアーティストとのコラボレーションを検討中」との発言もあり、その他のバリエーションも期待してよさそうだ。

ミスマッチさが「たまごっち」人気の原動力 (上野和典氏)
 発表会には、同社代表取締役社長・上野和典氏、上記の同社ガールズトイ事業部 ゼネラルマネージャー兼チーフたまごっちオフィサー・竹内淳氏、「たまごっちプラスカラー」企画開発担当である同事業部の木村裕美氏が登壇し、以下のようにコメントしている。

バンダイ代表取締役社長・上野和典氏


●上野和典氏
 今回発表する「たまごっちプラスカラー」は、シリーズ初のカラー液晶搭載モデルという、メモリアルな商品になっています。初代「たまごっち」が発売されてから12年が経ちますが、当時主なユーザー層だった女子高生が今ではお母さんとなり、お子さんと「たまごっち+(プラス)」シリーズで遊ぶようになっているわけです。「たまごっち」にはお世話する、育てるという母性本能に根差す要素が盛り込まれていますが、それらが世代を超えて受け入れられる理由になっているのではないでしょうか。
 「たまごっちプラスカラー」のTFTカラー液晶は、有機ELディスプレイなども登場する最近では、もはやローテクといえる技術かもしませんが、振り返ってみると初代「たまごっち」も同じ状況でリリースされました。初代「たまごっち」のモノクロ表示の液晶は、1996年当時ではすでに目新しい技術ではありませんでした。むしろ、時代にミスマッチな採用だったといえるかもしれません。しかし、そのミスマッチさこそが「たまごっち」の魅力、人気の原動力になり、ヒットに繋がったと思っています。
 すばらしいコンテンツは、次世代に伝えていくというのが、弊社と私自身のポリシーです。今後も新たな商品、「たまごっち」の展開にご期待ください。

 いっぽう竹内氏は、「たまごっちプラスカラー」の5,040円(税込)という価格設定が「消費が冷え込む状況でユーザーに受け入れられるのか」といった記者からの質問に対し、回答。その中で、本商品のターゲットについても言及している。

バンダイ ガールズトイ事業部 ゼネラルマネージャー兼チーフたまごっちオフィサー・竹内淳氏


●竹内淳氏
 5,040円(税込)という価格設定は、ゲーム機でいうところのソフトとハード両方を備えたデバイスである「たまごっちプラスカラー」の価格としては、ギリギリのラインであると考えています。
 私たちとしては、「たまごっちプラスカラー」をはじめて触れるデジタルトイとして、受け入れてほしいという狙いがあります。これは、同商品の主なターゲットを小学校1~3年としているのですが、そのようなお子さんが初めて触れるデジタルトイとして訴求したいというものです。その後、ニンテンドーDSやWiiといった、よりハイレベルなデジタルトイに触れてもらえればと思います。

 また、「たまごっちプラスカラー」の企画開発担当である木村氏は、「EXILE」とのコラボレーションについて、その経緯を明かした。

バンダイ ガールズトイ事業部の木村裕美氏


●木村裕美氏
 実は今回のコラボレーションのお話は、「EXILE」さんの方からオファーがあったものなんです。今「EXILE」さんは「EXILE PERFECT YEAR 2008」という企画で、今までに展開してこなかった新しいコンテンツをリリースしています。その一環として「たまごっち」に白羽の矢が立ったということもありますが、メンバーのみなさんが「たまごっち」がお好きだったということも理由としては大きいですね。昨年の年末に「EXILE」さん側からご連絡を頂き、企画段階で参加いただいて、今回お披露目している次第です。

 そのほか発表では、9月20日(土)に東京・原宿の竹下通り口にオープンしたばかりの「たまごっち」専門ショップ「たまごっちデパート」において、11月22日(土)の一般発売に先駆け、11月16日(土)より「たまごっちプラスカラー」を先行発売することも明らかとなった。

要は 「すげえ! カラーだ!」 のひとことに尽きる。
 会場には「たまごっちプラスカラー」のサンプルが用意されていたので、短い時間だが実際に遊んでみた。


 何より、カラーの「たまごっち」がキーホルダー型のゲームで動くという事実に、初代「たまごっち」ブームを小学校高学年で経験した筆者にはオドロキ……と、妙に老けこんだ感想になってしまうが、要は「すげえ! カラーだ!」のひとことに尽きる。「たまごっち」=「モノクロ画面の電子ゲーム」というひと昔前の頭には、グラフィックがカラーになっただけでも十分オドロキなのだ。
 「たまごっちプラスカラー」の新要素としては、前述の5点が挙げられていたが、そのいずれもが世界観を深くするものだと、遊んでみて気づく。「こうえん」にお出かけできたり、お庭に出て木を眺められるだけでも、「あ、今、『たまごっち』の世界にいるんだ」とゲームに浸れる。
 個人的に気になりだした「たまごっちプラスカラー」。初代を知る世代としては「ホワイト」を選ぶべきだろうが、いい年だし落ちついた「ブラック」にすべきか…? などと考え始めている。

(ジーパラドットコム 広田)


~写真で振り返る「たまごっち」の12年のあゆみ~
 会場では、1996年発売の初代「たまごっち」から、2007年発売の「いぇー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス」まで、色違いも含めた展示がおこなわれていた。中には、国内では目にする機会のほとんどない海外仕様の製品も陳列されている。


「たまごっちプラスカラー」

発売日:2008年11月22日(土)
価格:各5,040円(税込)
種類:7色(ホワイト、ブラック、ピンク、マゼンタ、ブルー、グリーン、オレンジ)
サイズ:W55×H65.5×D28mm 約70g(本体)、W105×H170×D36mm(パッケージ)
電池:単4 電池×2 本(付属)
仕様:
液晶/1.52 インチTFT 液晶、128×128 カラードットマトリックス
CPU/32ビットRISCマイクロコンピュータ
販売ルート:玩具店、百貨店・量販店の玩具売場等


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■関連リンク
ネットで発見!!たまごっち 公式ホームページ
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