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イベントレポート
 
対戦格闘の波がキタ!? 「第46回アミューズメントマシンショー」レポ
2008.09.18
関連URL:「第46回アミューズメントマシンショー」公式サイト
 
 社団法人アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)および全日本遊園施設協会(JAPEA)が主催する「第46回アミューズメントマシンショー」が9月18日(木)、千葉県・幕張メッセにて開幕した。開催期間は9月20日(土)までの3日間で、このうち18日(木)、19日(金)はビジネスデーのため業界関係者のみ入場可能。最終日の20日(土)は一般ユーザーを対象としたパブリックデーとなり、中学生以上当日1,000円(前売り700円・税込)にて入場可能となっている。


 発売前の最新アミューズメントマシンが一同に会する、アーケードゲームの見本市「アミューズメントマシンショー」も今回で46回目。今年は国内54社が参加し、周辺機器や関連商品も含め、合計2,000点以上にものぼる最新機器・アイテムを出展。中でも、バンダイナムコゲームスの『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION(仮)』や、カプコンの『タツノコVS.CAPCOM』、SNKプレイモアの『THE KING OF FIGHTERS XII』など、今年は対戦格闘ゲームに注目作が集中しており、これらの試遊台では終始順番待ちの列が絶えなかったのが印象的だった。


 そのほか多くのメダルゲームやプライズマシンなどが出展されていた同イベントだが、ここでは特にアーケードゲームに的を絞り、ブース別に出展内容を見ていくことにしたい。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

多彩なラインナップで攻めるバンダイナムコゲームス
 バンダイナムコゲームスのブースでは、現在稼働中の『鉄拳6』のアッパーバージョンにあたる『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION(仮)』と、新筐体を採用した『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の2タイトルが特に注目を集めていた。

新キャラクタ2名のほか、ゲームバランスにも調整を加えた『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION(仮)』

 また新筐体で生まれ変わった『機動戦士ガンダム 戦場の絆』では、「仲間との意思疎通」をテーマに、ソフト、ハード両面を改良。インカム機能がシート内蔵となったほか、他店のプレイヤーとも肉声でのコミュニケーションが可能となる「ボイスシンボルチャット」などの機能を新たに追加。これに伴い、レバー部分にもチャット用ボタンが追加されており、MSの操作中でも、ストレスなくチャットが行えるようになっている。

新筐体を採用した『機動戦士ガンダム 戦場の絆』。インカム機能が筐体内蔵になったのは嬉しい

 このほか同ブース内では、おなじみ『ガンダムVS.』シリーズの最新作『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT』や、マシンガン型コントローラを使ったガンシューティングゲーム『RAZING STORM』、真夜中の公道を舞台としたバイクレースゲーム『弐輪(仮)』などを出展。対戦格闘から大型筐体まで、バランスのよいラインナップが特徴となっていた。

新アクション「NEXTダッシュシステム」が加わり、よりスピーディなバトルが楽しめるようになった『ガンダムVS.ガンダム NEXT』

マシンガン型コントローラが特徴の『RAZING STORM』。大量の敵をマシンガンで一層する爽快感が存分に味わえる

真夜中の公道をバイクでぶっちぎれ! バイクを傾けて操作するのが面白い『弐輪(仮)』

「羞恥心」や「ウッーウッ-ウマウマ」など、最新の人気楽曲も収録した『太鼓の達人12(仮)』

『湾岸ミッドナイト マキシマムチューン3 デラックス』。新コースとして、名古屋高速環状が登場

(C)1994-2008 NAMCO BANDAI Games Inc.
(C)創通・サンライズ
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セガブースは大型筐体が充実
 バンダイナムコゲームスと並び、ブース面積では出展社中最大規模を誇ったのがセガブース。今回は、人気のクイズゲーム最新作『ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer2』をはじめ、ハーレーを題材としたバイクレースゲーム『ハーレーダビッドソン(R) キング オブ ザ ロード』、タッチパネルでプレイする新感覚サッカーゲーム『タッチストライカー』など、今冬~来春にかけ稼働予定の大型筐体を中心に出展。また稼働時期は未定ながら、ムービングシートによる豪快なオフロードラリーが楽しめる『HUMMER』も来場客の目を惹いていた様子だった。

相変わらず早押しがアツい『Answer×Answer2』。今回は最大4人同時対戦も可能に

バイク好きにはたまらない『ハーレーダビッドソン キング オブ ザ ロード』。DX筐体の存在感は抜群

 中でも個人的に面白そうだったのが『ハーレーダビッドソン キング オブ ザ ロード』。かつて同社が発売していた『ハーレーダビッドソン&L.A.ライダーズ』をそのまま正統進化させたような内容で、ド迫力のグラフィックと、70'sロック中心の選曲も相まって、バイク好きなら熱くなれること間違いなし。バイク型稼働筐体の動きもリアルで、このあたりはさすがセガといった印象だ。

タッチペンでプレイするサッカーゲーム『タッチストライカー』。ネットワーク対戦にももちろん対応

往年のセガを彷彿とさせる、2人乗りのムービングシートが特徴的な『HUMMER』

(C)SEGA
(C)SEGA (C)2008 H-D, All Rights Reserved.
(C)SEGA
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HUMMER, H1, H2, H3, all related Emblems and the distinctive vehicle
model body and grille designs are General Motors Trademarks
used under license to Sega Corporation.

新ブランドで、ライト層開拓を狙うタイトー
 タイトーブースでは、ブース内に設置されたステージを使い、新ブランド「NO考ゲーム(ノウコウゲーム)」を大々的に発表。

「見りゃァ、ワカル。やりゃァ、オモロイ。」をキーワードとした、新ブランド「NO考ゲーム」

 「NO考ゲーム」とは、“マニュアル不要で、誰もがすぐに遊べる”をコンセプトとした新たなアーケードゲームブランドで、今回はその第1弾として『セニョール ニッポン!』『ホッピングロード』『エレベーターアクション デスパレード』の3タイトルが出展されていた。いずれもユニークな筐体デザインと、シンプルでわかりやすいゲーム内容が特徴となっており、普段あまりゲームで遊ばないライト層を、これらのタイトルでゲームセンターに呼び戻すというのが狙いのようだ。
 なおタイトーでは今回、このシリーズのために新しく「TEAM FRONTLINE(チーム フロントライン)」なる専門チームを結成しており、今回の発表にかける意気込みの大きさがうかがえた。

ちょっと変わった世界観とキャラクタがウリの、シンプルなパーティゲーム『セニョール ニッポン!』

かわいいキャラクタがホッピングに乗って、白熱のレースを繰り広げる『ホッピングロード』

あの名作がガンシューティングになって復活! エレベーターの扉を模した筐体がユニークな『エレベーターアクション デスパレード』

ドリフトの美しさで勝敗を競う、一風変わったレースゲーム『D1グランプリ』のアーケード版も出展

いまだ根強いファンも多い『旋光の輪舞』の続編、『旋光の輪舞 Dis-United Order』も初出展となった

(C)TAITO CORPORATION / WiZLAND 2008
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(C)TAITO CORPORATION 2008 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)TAITO CORPORATION 2007 ALL RIGHTS RESERVED. (C)2007 YUKE'S CO.,LTD (C)2007 D1 Corporation
(C)2005,2008 G.rev Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.

『KOF XII』に沸いたAMIブース
 出展面積は小さいものの、常に人だかりが絶えなかったのがAMIブース。ここではSNKプレイモアの『THE KING OF FIGHTERS XII』が世界で初めてプレイアブルで出展されており、久々の人気シリーズ最新作をひと目見ようと、多くの来場者が足を止めて見入っていた。

プレイアブルでの出展は、今回が初めてとなった『THE KING OF FIGHTERS XII』。やはり来場客の注目度も高かった

 今回出展されていたのは完成度60%のバージョンで、キャラクタは全20キャラクタ中11キャラクタが使用可能。また新システムのうち「クリティカルカウンター」のみ未実装とのことだったが、高解像度ですべて描き直されたグラフィックや、シリーズの原点である「3on3」に立ち返ったゲームシステムなどは、本作ならではの魅力は十分に味わうことができた。残りの9キャラクタについては今後、順次公開していくそうだ。

 また、併せてブース内で実施されたトークショウでは、プロデューサー自ら開発の裏話などを披露。
 これによると、今回のテーマは「RE-BIRTH」。シリーズ15周年を迎え、あらためて原点に立ち返り、新時代への第一歩を踏み出すという意味を込めて、グラフィックやシステムなどすべてを一新したのだという。また「究極の2Dグラフィック」を目指したというキャラクタのドット絵については、一度3Dのモデルを作成したうえで、わざわざドット絵で描き起こすという2重の作業をしており、その出来映えについては「SNKプレイモアしかできない、魂がこもったドット絵」と静かに自信をのぞかせていた。稼動予定日は2009年4月を予定しているという。

『ギルティギア』シリーズでおなじみ、アークシステムワークスの最新作『BLAZBLUE』もプレイアブル出展

カプコンブースは『タツノコVS.CAPCOM』のみの出展
 カプコンブースは今回、メダルゲームやプライズマシンが中心で、ビデオゲームの出展は『タツノコVS.CAPCOM クロス ジェネレーション オブ ヒーローズ』1タイトルのみ。とは言えやはり注目度は高く、筐体の周りには常に順番待ちのプレイヤーが列を作っていた様子だった。

『タツノコVS.CAPCOM』はさすがの人気。新キャラクタ2名が加わり、これで判明しているキャラクタ数は16人に

 これまでにカプコン側、タツノコ側各7人ずつ、合計14人のキャラクタが公開されていた本作だが、今回のバージョンではさらに、『LOST PLANET』に登場したバイタルスーツ「PTX-40A」と、OVA「鴉 -KARAS-」の主人公「鴉」の2キャラクタが新たに追加されていた。タツノコプロ40周年記念作品として制作された「鴉 -KARAS-」の参戦は予想していた人も多かったと思うが、まさか『LOST PLANET』の、しかもバイタルスーツの方が来るとは予想外だった。それぞれどんな性能となっているのか、今後の情報に注目したいところだ。

(C)タツノコプロ
(C)CAPCOM CO.,LTD.2008,
(C)CAPCOM U.S.A.,INC. 2008 ALL RIGHTS RESERVED.

エクサムブースは『アルカナハート』一色
 エクサムブースでは、人気対戦格闘ゲーム『アルカナハート』シリーズの最新作『すっごい! アルカナハート2 ~転校生 あかねとなずな~』をプレイアブル出展。タイトルにもあるとおり、霊力と言霊を操る「犬若あかね」と、3体の霊獣を使役して戦う「犬若なずな」の2キャラクタが追加されているのが特徴となっている。また、20日(土)のパブリックデーには、現在全国のアミューズメント施設で開催されている「アルカナハート2 エクサム公式全国大会」の決勝大会もブース内にて行われるとのことだ。

新キャラクタ2名が加わった『すっごい! アルカナハート2』中心に出展していたエクサムブース

今回は映像出展のみに留まった『デモンブライド』。ブース内では、貴重な設定イラストも展示されていた

(C)EXAMU Inc.

対戦格闘は元気だが、全体としてはまだまだ…?
 『ストリートファイターIV』の影響からか、久々に対戦格闘ゲームに活気が戻ってきた印象のある今回の「第46回 アミューズメントマシンショー」。対戦格闘ファンの中には、ここ数年なかったワクワクを感じた人も多かったのではないだろうか。
 ただ振り返ってみると、対戦格闘以外のジャンルが今年は弱かったように感じた。対戦格闘以外では相変わらずレースゲームやガンシューティングなどの大型筐体モノが多かったが、目新しさという点ではやはり弱く、『三国志大戦』や『ムシキング』のように、長期にわたる集客には結びつきにくいだろう。タイトーが、シンプルでわかりやすい新ブランドを打ち出してきたのも、こうした閉塞状況に危機感を感じたからと思われる。

 ここ数年、規模縮小が叫ばれるアーケード業界だが、今回発表されたタイトルの中から「業界の救世主」は生まれるのか。今後の動きに注目したいところだ。

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