イベントレポート
 
制限があるからやりがいがある――植松氏『ブルドラ』発売イベントに登場
2008.09.04
関連URL:『ブルードラゴン プラス』公式サイト
関連URL:AQインタラクティブ
 
 AQインタラクティブは2008年9月4日(木)、DS用ソフト『ブルードラゴン プラス』の発売を記念して、同タイトルの音楽を手がけた作曲家・植松伸夫氏を招いたトークイベントを、ビックカメラ有楽町店本館にて開催した。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


 Xbox 360で発売された前作から一転、ハードをDSへと移し、同時にジャンルもRPGから「リアルタイムシミュレーションRPG」へと一新している本作。会場ではまず、本作の大まかなストーリーや、新しくなった戦闘システムなどが説明され、続いていよいよ植松伸夫氏の登場となった。 


 植松氏は最初に、この『ブルードラゴン プラス』のために、新たにバトル用の曲を書き起こしたことを説明。ハードがDSに変わり、久々に“内蔵音源”での作業となったことについては、「音楽の魅力って、最終的には和声の動きとメロディなんですよ。それさえしっかりしていれば、携帯機でも最新のハードでも実は関係ないんです」と、ファミコン時代から音楽制作に関わってきた植松氏らしい音楽論を展開。「制限がある中で、どう工夫するか、その人なりの面白さを出せるかが腕の見せどころですよ」と、むしろ何でもアリのスタジオ録音よりも、制限のある内蔵音源の方がやりがいがあったとのことだった。


 また最近の活動について聞かれた植松氏は、10月にやはりAQインタラクティブより発売予定のDS用ソフト『AWAY シャッフルダンジョン』に触れ、「『AWAY』では“この世に存在しない、新しい楽器を作る”という、ちょっと面白いことをやらせていただいています」と説明。どんな楽器か尋ねられると、「レインボーストリングスといって、トランシルバニアの博物館に実物が……ねーよ!(笑)」とノリツッコミで返す余裕も見せつつ、「3メートルくらいのホラ貝に、鯨のヒゲの弦が張ってある。もちろんあくまで架空の話ですけどね」と解説。果たしてこれがゲーム中ではどんな使われ方をしているのか、そしてどんな音が鳴る楽器なのか、こちらも注目してみると面白そうだ。

 こうして正味15分ほどのイベントはアッと言う間に終了。最後に植松氏は「もう飲みに行っていいですか(笑)」と満足そうに述べると、さっそうとステージを後にしていったのであった。



『ブルードラゴン プラス』
ハード: ニンテンドーDS
メーカー: AQインタラクティブ
ジャンル: リアルタイムシミュレーションRPG
発売日: 発売中
価格: 5,229円(税込)

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