インタビュー
 
運命の人に巡り会える!? 開発者に訊く『ルーセントハート』の魅力
2008.08.14
関連URL:『ルーセントハート』公式サイト
 

 好評のうちにクローズドβテストが終了し、2008年8月14日(木)にオープンβテスト開始を控えた、ガマニアデジタルエンターテイメントのMMORPG『ルーセントハート』。

 ガマニアグループとしては、『ブライトシャドウ』に続く2作目の自社開発タイトルとなる本作。見た目はよくある3D・MMORPGだが、アニメ調のかわいらしいグラフィックや、12星座による占い要素、自分に合ったパートナーを自動的に見つけてくれるキューピッドシステムなど、女性にも親しみやすい要素を数多く盛り込んでいるのが特徴で、先行してオープンしている台湾では、女性や低年齢層を中心に大きな人気を集めているタイトルだという。

 今回は日本でのオープンβテスト開始を間近に控え、開発元である台湾PlayCoo社(台湾ガマニア社の子会社にあたり、実質的には開発スタジオのような位置づけ)のプレジデント・Joyce changs氏が来日し、インタビューに応じてくれた。

ガマニアデジタルエンターテイメント
オンライン事業本部 第1事業部 第3運営チーム ディレクター 茂木敬吾氏
PlayCoo
President
Joyce changs(張鳳珠)氏

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


ぴったりのパートナーが見つかる「キューピッドシステム」
――まずはクローズドβテスト終了、おつかれさまでした。終わってみて、ユーザーの反応はいかがでしたか。

Joyce changs氏(以下、Joyce氏):想像していたよりも皆さんずっとしっかり遊んでくれたことにまず驚きました。台湾ではただイイ、ダメ、といった意見はあっても、具体的にどうすればいい、という意見はあまりなかったんですよ。

――具体的にはどんな要望が?

Joyce氏:たとえば今までは、ゲーム内の時間が現実と完全にリンクしていましたが、これは「リアルすぎて面白くない」と。他にも移動をもう少し速くしてほしいとか、キャラクタの表情をもっと豊かにしてほしいとか。このあたりについてはすぐに対応していく予定です。

茂木敬吾氏(以下、茂木氏):中にはまだ日本では実装していない「キューピッドシステム」についても、自分で調べて「実装するならこうしてほしい」といった要望を送ってくれた人がいたのには驚きましたね。様々な意見をいただいた中で、徐々に皆さんが共通して求めているものが見えてきたと思っています。

――その「キューピッドシステム」というのは?

Joyce氏:本作のシステムの一つなんですが、あらかじめ自分の好みを入力しておくと、キューピッドが相性のいい相手を見つけて、お知らせしてくれるんです。それで互いに「ほしとも」になると、相性診断を受けたり、一緒に花を育てたりできるようになる。もちろん一緒に戦うこともできて、戦いを重ねるにつれて手を繋いだり、ハグしたりといった恋人らしいモーションも増えていく。もともと『ルーセントハート』はプレイヤー同士のコミュニケーションをすごく重視していて、女の子にも気軽に遊んでほしい、という思いから、こうしたシステムを導入したんです。

――ちょっとしたお見合い相談みたいですね。

Joyce氏:
そうですね(笑)。その気になれば相手の年齢や星座など、かなり条件を絞って探すこともできます。ただその場合、恋愛運が悪いとなかなか相手を見つけてくれなかったりします。逆に恋愛運がいい時は、一度に二人、三人とパートナーを見つけてきたり。

――その場合は、その全員と付き合ったりもできるんですか?

Joyce氏:できますよ(笑)。私も遊んでいますが、やっぱりプレイする時間帯にズレのある人だと「なかなか会えないのでやっぱり別れましょう……」みたいなことになったり。何人か付き合ってみて、自分に合うパートナーを見つけていくといいかもしれませんね。

――実際の恋愛と同じように、あぶれてしまう人が出てきたりはしませんか。

Joyce氏:どうしても男性ユーザーの方が多くなるので、パートナーが見つかりにくいこともあるかもしれませんね。でも複数の人とパートナーの関係は結べますし、台湾では実際、9割以上のユーザーがこのシステムを利用してくれています。ほしともがいる人は、名前がブルーで表示されるんですよ。それで相性がよくなっていくと、どんどんブルーが濃くなっていく。

――仲良しぶりが他人にもわかるのは面白いですね。

Joyce氏:それにこのシステムがあると、男性がすごく優しいんですよ。女の子が遊んでいると思うと、みんな進んでリードしてくれる。「職業はなに? じゃあこのアイテムあげるよ」っていう感じで。

――日本でのクローズドβテストでは、女性キャラクタを使って遊んでいた人が多かったように感じましたが、その……いわゆる「ネカマ」の場合はどうなるんでしょうか。

茂木氏:これについては、特に制約を設けたりはしない方向で考えています。あくまでシステムのひとつなので、もちろん男性が女性キャラクタでプレイするのもアリなのではと。

Joyce氏:台湾でも一時期、そうした「ネカマ」プレイが流行ったことがありましたが、今は逆に、自分と同じ性別で遊ぶのが主流になってきていますね。


占いでプレイヤーの運勢が変化!?
――他に特徴的なシステムはありますか。

Joyce氏:あとは自分たちで自由にクエストやイベントを作成できる「ハッピーパイロット」というシステムや、キャラクタの星座によってゲーム内での運勢が変化するシステムなどが特徴的ですね。

――先ほど「恋愛運」の話が出ましたが、ゲーム中に「運勢」の要素があるのは珍しいですね。

Joyce氏:恋愛運以外にも健康運や財運、戦闘運などの項目があって、財運がいいとドロップアイテムが良くなったり、戦闘運がいいと攻撃力が上がったりします。これはちゃんと、本物の占いの先生が占ってくれていて。イメージとしては、女性誌の最後に載ってる星占いのような感じですね。特に女性ユーザーに、ゲーム内と現実のつながりを感じてほしいと思って導入したシステムです。

――あとはキャラクタがすごく日本的で親しみやすい印象を受けましたが、こうした絵柄は台湾でも人気なのでしょうか。

Joyce氏:基本的に台湾の人たちは、どんな絵柄でもわりと抵抗なく受け入れてくれる傾向にあるんです。その中でも本作のような絵柄は、日本風という意味で「日式」と呼ばれているんですが、最近少しずつ人気が出てきていますね。

茂木氏:グラフィック部分については、キャラクタのデザインや、フェイスパターンなんかも含めて、実は完全に日本側にお任せいただいています。だからある意味ではというか、ホントの意味での「日本風」ですね。

――今後アップデートしていくにあたって、こんな要素を入れていきたい、というのはありますか。

Joyce氏:そうですね、まずはペットシステムの実装、それからキューピッドの延長として結婚システムなどは考えています。それからちょっと変わった要素としては、PK戦なども取り入れていくつもりです。

他ゲームではやらないことをやっていきたい
――8月14日(木)からオープンβテスト開始とのことですが、この時点ではどんな要素が追加予定ですか。

茂木氏:先ほどから話題にのぼっていた「キューピッド」や「ハッピーパイロット」、それにクランシステムや「お祈り」システムなどを解放する予定です。それにレベルの上限が30から40になり、三次職への転職も可能になります。

――クローズドβテストよりもかなりコンテンツは増えそうですね。

茂木氏:そうですね。どれも元々台湾版にあった要素ですが、クローズドβテストではあえて解放していなかった。その意味では、オープンβテストからが本当の『ルーセントハート』とも言えるかもしれません。

――「お祈り」システムというのは?

茂木氏:これは、フレンドやほしともの中から一人を選んで「お祈り」することで、相手にちょっとした追加効果を与えることができる、というものです。戦闘中ならHPの上限がアップしたり、もらえる経験値が増えたり。

――その間、自分は完全に動けないんですか。

Joyce氏:そうです。膝をついた「お祈り」のポーズになります。だからたとえば、ちょっと休憩したい時などに、「お祈り」状態のまま放置しておくといった使い方が中心ですね。あとお祈りを続けると、専用のペットというか、人形がもらえるといった特典もあります。
 もともとゲームを遊ばない時、ログアウトするのではなくて、サインインしたままにしておけば誰かのためになる、というコンセプトで取り入れたシステムなんです。台湾では、露店が立ち並ぶ横でお祈りしているキャラクタが大勢いますよ。

――オープンβテストはどれくらいの期間を予定していますか?

茂木氏:だいたい○日くらい……。あ、もし大きなバグがあったりすると困るので、今のはまだ伏せておいてください(笑)。とりあえず、そう遠くないうちに正式サービスに移行する予定です、ということで。

――わかりました(笑)。課金方法はやはりアイテム課金制?

茂木氏:そうです。基本プレイ料金無料の、アイテム課金制となります。

――現在は台湾とややコンテンツの実装状況に差がありますが、このあたりは徐々に詰まっていく形になるのでしょうか。

茂木:こう言うと誤解されるかもしれませんが、日本側としては、台湾をテストサーバーのように使わせていただこうと。つまり、台湾でまず実装していただいて、完全に不具合がとれたところで日本側でも実装する。なので、完全に同じタイミングとまではいきません。ただ、そこはやはり自社開発タイトルということで、他社のタイトルをローカライズするのに比べれば、タイムラグはかなり抑えられると思いますよ。

――今後こういうゲームにしていきたい、こんな運営をしていきたいというビジョンはありますか。

茂木氏:これは僕自身の考えですが、今あるMMORPGって、ほとんど同じようなスタイルになってしまっていますよね。本作は特にコミュニケーションツールとしての機能に力を入れているので、そこで差別化をはかっていけたらと。今後も、他のMMORPGにはないようなシステムや運営方法を考えていますので、楽しみにしていてください。

――本日はどうも、ありがとうございました。


様々なアイディアが詰まった『ルーセントハート』のゲームシステム
「ラビリンスシステム」
5レベル毎に手に入る赤・青・黄の3種類の「星石」。この「星石」を「召喚台」にはめ込むと、「星石」の組み合わせ方により、宝箱の数や中身、クリアー条件、モンスターの種類や数、ラビリンス内の謎など、その都度違う1,000通り以上の様々なラビリンス(迷宮)が出現する。このラビリンスでは、仲間とともに、宝探し謎解きが楽しめる。

「星盤システム」
本作では、キャラクタのレベルを上げることで、「星盤」から各星座特有のスキルを習得することができる。また、スキルの中にはレベル30から使用できる「覚醒スキル」が存在し、12星座ごとに用意された専用装備に変身することで、ステータスが大幅に上昇する。さらに変身時にのみ使用可能な特殊スキルが使えるようになる。
変身のタイミングは自由自在で、持続時間は90秒。

「生産システム」
プレイヤー自身の手で装備やアイテムを製作することができる「生産システム」。6種類の「生産スキル」があり、プレイヤーはその中から1つだけをチョイスできる。
「生産スキル」はゲーム内登録所に登録しておくことで他プレイヤーからの生産を委託することができるようになる。


■『ルーセントハート』関連コンテンツ
【プレスリリース】
『ルーセントハート』Oβ用クライアントのダウンロードを開始
新システム多数実装『ルーセントハート』8・14オープンβ開幕
『ルーセントハート』Cβテスター募集を本日19時より再開
『ルーセントハート』Cβテスター募集、復旧は「現在のところ未定」
女神が司る世界を冒険!MMORPG『ルーセントハート』Cβ参加者募集

【関連リンク】
『ルーセントハート』公式サイト

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