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プレイレポート
 
『テイルズ オブ ヴェスペリア』先行体験会:プレイレポートをお届け
2008.07.26
関連URL:『テイルズ オブ ヴェスペリア』公式サイト
関連URL:テイルズチャンネル
 
 バンダイナムコゲームスは2008年7月26日(土)、東京・代田橋にあるマイクロソフト代田橋オフィスにおいて、Xbox 360『テイルズ オブ ヴェスペリア』の先行体験会とブロガーミーティングを開催した。


※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 この催しは、2008年8月7日(木)に同社から発売されるXbox 360向けRPG『テイルズ オブ ヴェスペリア』をいち早く体験してもらうという趣旨のもと行われたもの。第一部では報道関係者向けに試遊時間が設けられ、続く第二部ではマイクロソフト公認のブログを運営するユーザーが招かれ、同じく試遊台でプレイすることができた。

試遊のため、2種類のセーブデータが用意されていた
 では、まず第一部で本作をプレイした感想などを綴っていこう。今回の試遊では、セーブデータが2種類用意されていた。なお、今回の試遊のために用意されたソフトは、ほぼ製品版と同じ内容になっている。


●セーブデータ(1):プレイ開始後30分
 前者は、プレイ開始後30分ほどでパーティの平均レベルは6。パーティメンバーは主人公のユーリとヒロインのエステル、そしてユーリの相棒である犬のラピード。物語の始まる帝都「ザーフィアス」から旅立った直後だ。 
 「ザーフィアス」の周辺をうろついていると敵と遭遇。通常攻撃と術技を駆使すればなんなく倒せる程度。道中ではキャラクタ同士の掛け合いが楽しめる「スキット」も発生し、物語にグングン引き込まれる。
 砦に到着すると、イベント発生。魔物の群れが押し寄せる中、逃げ遅れた人々をユーリたちが救出するというものだ。「イベントシーンはほぼフルボイス」という触れ込みどおり、メインキャラはもちろん、兵士や旅人といった脇役にまで音声があてられている。トゥーンシェイド調のキャラクタ描写も非常に精細で、HD環境でプレイすればTVアニメを観ているような錯覚におちいってしまいそうだ。


 また、ゲーム序盤ということで、そこかしこにチュートリアルが用意されている。しかも、ただ説明文を読まされるという味気ないものでななく、キャラクタが旅をしていく上で知識を身に付けていくというシチュエーションにもとづき、ちょっとした短編シナリオ風に描かれるのだ。

 たとえば、読書好きのエステルが、戦闘に関する情報が記載されたバトルブックを商人から貰って、ユーリに解説する。逆に、お嬢様なので家事には疎いエステルに、ユーリが下町の料理を教えることで、パーティメニューの「料理」が解除されたりと、キャラクタの日常を垣間見るような感覚で、とても楽しい。

★ユーリ・ローウェル
町で住民の用心棒のようなことをしながら暮らしていた元騎士の青年。散々お上の横暴を見てきたため、貴族や役人が嫌い。さばさばとした皮肉屋で口は悪いが、なんだかんだと言いつつも困っている人を放っておけないため、周囲からは兄貴分として慕われる存在

★エステル
お城でユーリと奇妙な形で出会う娘。浮世離れした物腰と、夢見がちな言動でしばしば周囲を混乱させる。ひたむきな性格で、相手がケガをしていると見れば自分そっちのけで治療しようとする強力な治癒術の使い手。エステルはあだ名で本名はエステリーゼ

★ラピード
隻眼と顔に走る大きな傷跡が特徴的なユーリの相棒(?)。前の主人の形見であるキセルをくわえているが、吸う訳ではない。無愛想だが、認めた相手は決して裏切らない。どっしり構えた物腰で、もしかしたら、一行の中で一番分別と落ち着きのある存在


 余談ではあるが、犬のラピードに「サンドウィッチ」を料理させると、「犬ごはん」がなぜか出来上がるという演出には思わず笑ってしまった。このような細部を大事にするという姿勢が、『テイルズ オブ』シリーズの魅力あるキャラクタたちを生み出す下地になっているのではないだろうか。

●セーブデータ(2):プレイ開始後6時間超
 後者は、プレイ開始後6時間以上のセーブデータで、パーティの平均レベルは27。パーティメンバーは上記3名に加えて、ギルド所属の少年カロル、魔導器研究の天才少女リタ、風来坊のレイブン、クリティア族の槍使いジュディス。計7名の大所帯、というか、主人公・ユーリの親友であるフレン以外はメインキャラクタが全員揃っている。

★カロル・カペル
魔物退治専門のギルドの一員で、でっかい武器を振り回して戦う元気一杯の少年。なにやら事情があるらしく、ユーリたちにくっ付いていくことに。なにかといいところを見せようと張り切るまではいいが、意気込みの割に、もうひとつぱっとしないのが悩みの種

★エステル
魔導器研究にその人ありと謳われる天才少女。魔術の使い手で、研究以外に興味がなく、歯に衣着せぬ物言いをするため、地元でも変人扱いされているが、本人はまるで気にしていない。普段は冷めた態度を取るが、研究のこととなると一転、熱い語りが入る癖がある

★レイブン
軽薄さと胡散臭さが服着て歩いているような神出鬼没の困ったおっさん。それでいて悪びれるでもなく、飄々としたその様はどこか憎めない。弓と小刀で変幻自在な戦いぶりを発揮したり、色々な筋とつながりがあったりと、なかなか底が知れない人物

★ジュディス
少数民族クリティア族の美しき槍使い。世界を放浪していたところをユーリと出会う。穏やかな物腰とは裏腹に、予測のつかない行動を取ったり、悪意なくさらりときついことを言ったりと、付き合いの距離感が難しい。ユーリはジュディと呼ぶ

★フレン・シーフォ
ユーリと共に帝都の下町で育った若き騎士。世の改革を志しており、平民には人気がある反面、貴族からは疎まれている。生真面目で融通の利かない面があり、しばしば法と信念の板挟みになって悩む。下町でくすぶるユーリのことを案じるあまり、つい小言をしがち


 プレイが開始されたのは港の街「カプワ・トリム」。ここでは物語のあらすじなどは控えさせてもらうが、大筋としては、現在「Xbox LIVEマーケットプレース」で配信されている体験版で描かれたエピソードの「ちょっと先」といったところだ。


 パーティメンバーが7名もいるので、街の周辺でメンバー構成を色々変更して戦ってみる。やはり、操作するなら剣や斧で戦うユーリが一番ベーシックで扱いやすい。敵との距離で通常攻撃が変化するレイブンや、槍を使った連携が爽快なジュディスも、個人的にはおすすめ。


 しばらく進めると、「船」を入手し、海を自由に行き来することが可能になった。この「船」、浅瀬や川には入れず、上陸できるのは港など桟橋がある場所だけという、まさに「RPGの王道」とでもいうべき仕様。航海の途中、幽霊船のような怪しい船を探索するイベントも発生したが、残念ながら入口でタイムアップとなった。


安心感が持てる完成度。Xbox 360のRPG代表作としてお勧め
 プレイを通しての感想をひとことで言えば「安心」。10年以上にわたって作品をリリースしてきた人気シリーズの最新作ということで、ゲームシステムはそれまでのノウハウが反映されており、快適でどれも使いやすい。ロード時間はどんな場面でも非常に短く、ストレスはない。グラフィックに関しては、トゥーンシェイド調を採用しているシリーズ作の中では文句なしに最高レベル。
 また、キャラクタを演じる声優も、主人公ユーリを演じる鳥海 浩輔氏、ヒロイン・エステル役の中原 麻衣さんをはじめ、いずれも実力派ぞろいで聴いていて安心感がもてるほど巧く、安定した演技を見せてくれる。


 肝心のシナリオに関しては詳細は伏せるが、ユーリとエステルの「ボーイ・ミーツ・ガール」な王道の発端に、個性的な仲間が加わり、次第に世界の真実に近づいていくという、誰でも引き込まれる魅力的な物語に仕上がっている。前述の「スキット」で見られるように、丁寧なキャラクタ描写は相変わらずで、同ジャンルにおいて他の作品よりも一歩抜き出ているという印象を受けた。「Xbox 360でRPGがやりたい」というなら、間違いなく本作をお勧めする。

「面白い、つまらない」を率直に書いて頂ければ(郷田 努氏)
 二部のブロガーミーティングでは、マイクロソフトが公認しているXboxおよびXbox 360の情報を取り扱っているブログの運営者が試遊に招かれた。集まった人数は30人くらいで、会場の試遊台はほぼ全部埋まってしまった。ここに参加した運営者たちは、後ほど自身のブログで今回の催しに関する記事を掲載する許可を同社から与えられており、公式の素材なども配布されたようだ。気になる方は、検索をするなどして覗いてみるといいだろう。


 なお、会場には本作のプロデューサー・郷田 努氏と、チーフディレクターおよび制作プロデューサーである樋口 義人氏も出席しており、挨拶をおこなった。

左から、プロデューサー・郷田 努氏、チーフディレクターおよび制作プロデューサー・樋口 義人氏

●郷田 努氏
「今回用意させていただいたソフトは、製品版とほぼ同じ内容になっていますので、じっくり遊んでいただいて、『面白い、つまらない』といったところを率直に書いて頂ければと思います」

●樋口 義人氏
「先日から体験版の配布なども行ってきましたが、やはり発売前に実際にプレイした感想をXbox 360のユーザーと『テイルズ』ファンから聞きたいということで、このような場を設けました」

(ジーパラドットコム 広田)

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『テイルズ オブ ヴェスペリア』
ハード: Xbox 360
メーカー: バンダイナムコゲームス
ジャンル: 「正義」を貫き通すRPG
プレイ人数: 1人(戦闘時のみ最大4人予定)
発売日: 2008年8月7日(木)
価格: 通常版/7,800円(税込)
「プレミアムパック」/37,800円(税込)
※予約購入特典として「スペシャルDVD (仮称)」が、購入時にプレゼント

(C)藤島康介 (C)2008 NBGI

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