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インタビュー
 
無料ワールド「スクルド」開設!夏休みは『ラグナロクオンライン』が無料で楽しめる!?
2008.07.25
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 2008年7月19日(土)に行われた『ラグナロクオンライン(以下、RO)』のユーザーシンポジウム。このイベントでは、招待されたユーザーの前で今後の『RO』に関する様々な計画が大々的に発表された。
 中でも注目なのは期間限定で開設される完全無料新ワールド「スクルド」の話題。

 今回は、『RO』の運営を行うガンホー・オンライン・エンターテイメント社(以下、ガンホー)にて、特に無料ワールド施策を中心にお話をうかがうことができた。
 インタビューに応じてくださったのは第一マーケティング部 部長の飯野平氏と、同じく第一マーケティング部の中村聡伸氏(ちなみに、中村氏は編集者として長年『RO』の記事を制作し、前回のRJC決勝戦ではゲスト解説者として登壇した過去もある)。

 無料新ワールド開設が気になっている「元『RO』ユーザー」も必見の内容をお届けするとともに、現行ユーザーにとっても、ガンホーがユーザーカンファレンスで伝えきれなかったことや、アップデートのさらに詳しい内容をお聞きすることができた。

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無料ワールド「スクルド」開設の意図と目的とは?

――まず最初に、無料ワールド「スクルド」の開設期間を教えてください。

飯野氏:7月24日からスタートして、9月2日までを予定しています。スクルドワールドのデータは、9月2日のメンテナンス後に、ヴェルダンディワールドに統合されます。無料期間は、夏休み中に遊んでいただきたいということで8月まるまる含めるかたちになりました。

――ではとりあえず、そのスクルドワールドに関して、気になっている人向けに、細かい仕様からお聞きしたいと思います。一部クエストができなかったり、入れないマップがあるというお話ですね。

中村氏:はい。シンポジウムでも発表しましたが、さらに細かい仕様に関しては公式ホームページに詳細が掲載されていますので、そちらも参照していただけるとわかりやすいと思います。

――なるほど。多くの経験値を獲得できる“名もなき島”への進入ができないとお聞きしましたが。

中村氏:こちらは前提クエストが進行できないようになっています。The Sign、キル・ハイルクエストなども発生しません。同様に攻城戦が実施されない関係上、神器クエスト(初回含む)も発生しないようになっています。

――献金などのクエストがあるラヘルの“聖域”への進入は?

中村氏:そちらに関しては献金が終了した状態になっています。クエストを終わらせれば進入できます。

――データベースがヴェルダンディと共通ということですが、スクルドでめちゃくちゃがんばってランキングに入ったとしたら、ヴェルダンディ側にも影響が出るのでしょうか?

飯野氏:ヴェルダンディのランキングを越えないといけませんから、相当がんばらないと実現しませんが、ランキングは共通になっていますので、当然変動はありえますね。

――いわゆるアイテム課金の“スペシャルアイテム”は購入・使用可能とのことですが、パッケージ付属のアイテムやラグくじの景品などの受け取りも可能ですか?

飯野氏:はい。問題なく受け取れます。

――わかりました。とりあえず疑問点だけ先にお聞きしてしまいましたが、ここからは全体的なことについておうかがいしたいと思います。無料ワールド・スクルドの設置というのは“新規ユーザーの獲得”と“休眠ユーザーの獲得”という2本柱があるとのことですが、休眠ユーザーというのは、既存のワールドに育てたキャラがありつつ、休止している人も含まれると思うんですよ。そういった方に対して、新規ID専用の無料ワールドというのは、果たして影響があるのだろうかと疑問に思うのですが。

飯野氏:それに関しては、シンポジウムでの説明が足りなかったと思っているんです。確かに現状、他ワールドにキャラクタがいて休止されている方々も“休眠ユーザー”さんなのですが、今回、我々が想定していた“休眠ユーザー”というのは、過去に『RO』をプレイしたことはあるけれど、すでにキャラやIDなどを削除したり放棄したりしてしまった方々のことなんです。過去において、不正ユーザーやBOT問題、我々運営側にご不満を抱かれて『RO』をやめてしまった方々も多くいらっしゃると思います。よく「『RO』はゲームとしては好きなんだけど、環境がね……」という声も聞かれました。現状、強化された不正対策によりBOTも大幅に減少し、プレイへの影響もほぼなくなっています。新マップも増えていますし、様々なクエストや施策などにより、序盤のキャラ育成も楽になっています。かつて『RO』をプレイしていた方に、そういったところを見てもらえば、と考えているんです。

――なるほど。いわゆる“休止”と“引退”の違いですね。では逆に、そういったユーザーさんがどれくらい戻って来てくれるとお考えでしょうか。

飯野氏:そういった方々も含めたうえで、今回の施策での想定ユーザー数でよろしいでしょうか。無料期間の約1ヶ月で数万人の獲得ができるという可能性はあると考えています。

――無料から月額になることで、継続ユーザー数は当然落ちると思うのですが、どの程度の人数、またはどの程度のパーセンテージの方が残るとお考えですか。

飯野氏:もちろん、ちょっと試してみようという方もいらっしゃると思います。ただ、弊社でも継続的に無料チケットなどを発行していまして、そういった流れから課金していただける割合のデータと、そう違わない比率になるのではと考えています。

――具体的な数値としては……?

飯野氏:申し訳ございませんが、それに関してはちょっと申し上げられないのです。ただ、今回は無料チケットとは違って、期間が1ヶ月以上と長いので、無料チケットでは時間的に行いにくい2次転職ですとか、本格的なパーティープレイなども十分楽しめると思っているんですね。そういったところで楽しんでいただけたなら、逆にそれが継続の課金に繋がるのではないかな、と。

――無料のスクルドワールドで遊んでいて、別のワールドにキャラを作りたいと思った場合、当然、月額の接続料金を支払わなくてはいけませんよね?

飯野氏:はい、そのとおりです。

――では、課金したアカウントでも継続してスクルドワールドで遊べるのでしょうか。

中村氏:いえ、接続料金の支払いを行ってしまったアカウントのキャラはその時点でヴェルダンディワールドにログインするようになるんです。

――え? 課金した時点でヴェルダンディワールドということは、そのアカウントでは二度とスクルドワールドにログインできないのですか。

中村氏:そうなんです。そこはご注意いただきたいところなんです。

飯野氏:実は、ログイン時に主に2つの判定を行っていまして、ひとつは「限定期間内(ワールド新設後)に作られた新規IDであるかどうか」、もうひとつは「課金されたIDかどうか」です。一度でも接続料金の支払いをなされてしまいますと、新規IDであってもスクルドワールドには入れなくなってしまいます。もちろんデータベースは同じですので、キャラクタやアイテムなどは変わらずヴェルダンディワールドに接続できるようになりますが、そのアカウントのキャラをスクルドワールドに戻すことはできません。


――ログイン時にチェックする仕組みなんですね。ということは無料期間中に接続料金の支払いは注意しないといけませんね。

飯野氏:はい。公式ホームページでもFAQなどで注意を促していますが、くれぐれもご注意ください。

――ところで、この無料ワールドの設置施策に関して、ユーザーさんの反応はいかがでしょう。

飯野氏:様々なものがあります。まず、ワールド統合を楽しみにされていた方からのご意見ですね。正直、ヴェルダンディワールドよりも接続数の少ないワールドというのもあるのですが、そういったワールドの方は「ウチ(のワールド)は放置ですか?」と。また、ワールド統合によってキャラクタスロットや倉庫が増えるのではないかと期待されていた方から「スロット増加や倉庫増加はないのですか」といったご意見。現状ではその2つが多いです。逆にこの無料ワールド開設の施策自体に関してはプラスの、おおむね好意的なご意見が多いですね。ワールド統合においては、様々な問題やデメリットというのも懸念されていましたし、少ないワールド同士を統合して人数が増えたように感じさせるのは、どちらかというと後ろ向きな施策だと思います。今回の施策は「だったら人の少ないところに集中的に人を入れてみよう」という考えなんですね。もともとワールド統合計画で何がしたかったのかというと“ワールド間の人数格差をなくす”という1点です。今回の施策は「“増やす”ことで人数格差を埋めていこう」という切り口。そういったアプローチの違いについてはユーザーのみなさんにも冷静に評価していただいているのかなと思っています。

――無料ワールドは9月2日までということですが、その後、別のワールドで同じ施策を行うかどうかはまだ未定なのでしょうか。

飯野氏:まだ決まっておりません。ただ、今回の施策が我々が想定した通りに成功すれば、次は別のワールドで行っていくかの検討に入ると思います。

――やはりその際は、ワールドグループ1の各ワールドが有力でしょうか。

飯野氏:そうなると思います。今回のヴェルダンディワールドの施策の結果次第ですが。

――シンポジウムのときの質疑応答では、今後ワールド統合は“基本的にはない”と回答されていましたよね? 統合案はなくなったと考えてよろしいのでしょうか。

飯野氏:シンポジウムのときにはかなり中止に近いニュアンスに聞こえる言い方をしてユーザーの皆様には誤解させてしまいましたが、ワールド統合という施策を完全に切り捨てたということではないんですよ。もちろん、現状では白紙になっているのですが、ワールド統合という施策の検討は引き続き行っていくつもりではいます。キャラクタネーム、ギルドネームの問題やランキングの問題などは残っていますが、そういったものを改善しつつ、再度ワールド統合案が浮上するという日が来ないとも限りません。ですので、必要な時期が来たらユーザーさんへご意見をうかがったり、アンケートを実施する機会もあるかもしれません。

――ワールド統合から無料ワールド施策に完全に切り換えた、というわけではないと?

飯野氏:いえ、切り替わってはいるのですが、案のひとつとして捨てたわけではないという感じですね。仮に今回の無料ワールド施策がうまくいかなかった場合、すぐにワールド統合案が再浮上するわけではなく、ほかの案といっしょに検討するということになると思います。今回の無料ワールド施策はワールド統合に代わる案として最も最短で実現可能な案なんです。

――ほかにもワールド統合に代わる案がいくつかあると?

中村氏:代わる、というか、先ほどもお話ししたように、人数格差をなくす、接続人数をキープするという目的があり、それが可能となるであろう案ですね。

飯野氏:今回の無料ワールド施策がうまくいけば陽の目を見ることはないかもしれません(笑)。ワールド統合とはまた違った面白い案も出ていたんですが、残念ながら具体的なことはお話できないんです。

――ということは、ワールド統合によって増えるであろうと思われていたキャラクタスロットの増加は、当面の間はない?

飯野氏:そうですね。とりあえず近い時期には予定はしていません。

――逆に倉庫拡張に関しては近々行いたいという話がありましたが。

飯野氏:そうですね。ただ、ユーザーさんから「(ゲームの動作が)重い」というご意見が多かったのも事実で、キャラクタやアイテムのデータを増やすということは、その“重さ”に直結してしまうものなんですね。ユーザーさんからすると非常に歯痒いところだと思うのですが、その点では調整が必要だと考えています。


 
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『ラグナロクオンライン』
ハード: PC
メーカー: ガンホー・オンライン・エンターテイメント
ジャンル: MMORPG
運営開始日: 2002年12月1日
利用料金:

1,500円(月額)+ アイテム課金


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