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イベントレポート
 
開発者ベン・ジャット氏が解説 『バイオニック コマンドー』体験会
2008.07.23
関連URL:『バイオニック コマンドー』公式サイト
 
 2008年7月22日(火)、カプコンは、Xbox 360とプレイステーション3でリリースされる『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』のプレス向け体験会を開催した。
 
 『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』は、1988年にファミコンで発売されたカプコンの往年の名作アクションゲーム『ヒットラーの復活』をリメイクしたもので、Xbox 360とプレイステーション3で近日ダウンロード配信される予定。ゲーム性はそのままに、映像や演出をパワーアップ、新規要素も多数追加されている。さらに、同作の続編となる3D版の完全新作がプレイステーション3とXbox 360で開発中だ。
 
 体験会に先立って、リメイク版『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』について、開発プロデューサーのベン・ジャット氏がプレゼンテーションを行なった。

「2Dゲームはゲームの原点」 (ベン・ジャット氏)
 プレゼンテーションでは、実機でのプレイを見せながら解説が行なわれた。リメイクされた『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』は、ゲームの基本となる部分はオリジナル版を継承。2Dの横スクロールアクションだが、独特なのはそのアクションで、このゲームにはジャンプがないのだ。代わりにワイヤーの射出ができ、斜めや上、左右にワイヤーを打ち込み、そこを支点に振り子のように跳んだり、ワイヤーを巻き取って打ち込んだポイントまで登ったりと、さまざまなアクションができる。慣れると天井に次々とワイヤーを打ち込んで空中を移動するようなことも可能で、やや取っ付きづらいが独特の楽しさがあるアクションだ。

プレゼンテーションを行なう開発プロデューサーのベン・ジャット氏

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

 これに、リメイク版独特のアクションとして、ワイヤーを打ち込んだタルを手元に引き寄せ、武器として投げつけるといったものが追加されており、このアクションを使わないと倒せないボスなども存在する。これについてベン・ジャット氏は、「オリジナル版に対するファンの不満として、ボス戦がつまらないというものがありました。画面の端にコアがあり、ボスは相手にせずコアばかり攻めていればよかったからです。これではつまらないので、ボス戦にも色々な要素を盛り込みました」とのこと。武器やアイテムに関しても、約半数か新規のものになるという。
 なお、なぜ今『ヒットラーの復活』のリメイクなのかについては、同氏の個人的な思い入れが強いそう。「子供のころに非常に好きだったタイトルで、なぜ続編がないの? とずっと言っていたんです。すごく思い入れのあるタイトルなのですが、2Dゲームこそゲームの原点であり、そこでしか楽しめないものがあると思います」と同氏は語っていた。

画面は精細になったが、雰囲気や独特の操作感はそのまま

ボス戦では、頭脳プレイも要求される

 『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』は、ゲームタイトルを『ヒットラーの復活』から改めるにあたり、敵役のワイズマンがキルットになったように固有名詞が改められている。これは欧米ではヒトラーの名称がゲームでは使えないことを受けたもので、「向こうで出せないことになると困るので名称は変えています。日本ではそのままでもよかったのですが、国ごとに、あるいは新作で翻訳が変わるたびにゲームの技名などが変わるのが、僕は非常に気持ち悪いし、あとから統一するにしてもどれが正しいのかがわからない。だから、今回は最初から統一した名称にしています」とのことだ。
 主人公が救出に向かう英雄スーパー・ジョーが『戦場の狼』の主人公の名前なのは健在で、このような、オールドゲームファンならニヤリとする遊び心は随所に存在している。
敵地上軍との戦闘は『戦場の狼』へのオマージュを感じさせる

協力プレイや対戦プレイもできるようになった
 リメイク版の大きな追加要素として、「チャレンジモード」の「オンラインワールドランキング」がある。「チャレンジモード」とはいわゆるタイムアタックモードで、定められたルートをいかにすばやくクリアするかというもの。ワイヤー使いの正確さとタイミングが問われるが、スタート地点からゴール地点までを目指すシンプルな構成だけに、記録に挑戦する作業は非常にストイックで、無駄とミスを排除する作業になりそうだ。

 また、ふたりでの協力プレイも可能になった。これは開発中、プログラマーが試しにいれてみたら最高だったとのことで、採用されたという。ふたりプレイだとバランスも変わってくるが、「ただライフゲージをいじって難易度を調整するのでは面白くない」というベン・ジャット氏の考えから、ボス戦でひとりが囮になって相手の弱点を露出させ、もうひとりがそこを攻める……といった、同時プレイならではの要素も用意されている。

ふたりでの協力プレイも可能。ふたりの距離が離れた場合は画面が分割される

 そして、協力プレイがあるのなら、当然ほしくなるのが対戦プレイ。本作では、最大4人のプレイヤーがオフラインの対戦アリーナで戦うことが可能だ。プレゼンテーションでは、日本人スタッフとベン・ジャット氏が対戦。ベン・ジャット氏が5-0とストレートで圧勝していたが、対戦はかなりの熱さ。ファミコン期の協力型の2Dアクションゲームが、対戦になった途端に凶悪な人間関係破壊ゲームになったことを覚えている人なら、かなり楽しめるはずだ。

通常の対戦に加え、ダメージで相手をステージから突き落とすモードも

ちなみに対戦は、ベン・ジャット氏の圧勝でした

アニソン界の“アニキ”水木一郎氏とのコラボも実施!
 そしてこの日、『バイオニック コマンドー』と歌手の水木一郎氏とのコラボレーションも発表された。水木一郎氏と言えば、先日歌手生活40周年を迎え、「マジンガーZ」や「バビル2世」など数々のアニメで熱血主題歌を歌ってきたアニソン界の帝王。

子供たちとともに収録を行なった水木一郎氏。
どんな主題歌に仕上がったかは、今後配信される映像などで確認してほしい

 「『ヒットラーの復活』は、日本国内では知名度が高い作品というわけではありません。どうやってアピールするかを考えていて、ゲームファンにはアニメも好きな人もたくさんいる。80年代のアニメといえば……ということで名前が挙がった水木一郎さんに聞いてみたら、ご本人が『バイオハザード2』を滅茶苦茶やりこんでいるようなゲーム好きで、快く引き受けてくれました。」(ベン・ジョット氏)という経緯により、主題歌の担当が水木一郎氏に決定!
 さらに作曲をアニメ界の巨匠・田中公平氏が担当する最強コンビが実現。映像を見せてもらったが、80年代テイストの燃えるアニソン系主題歌に仕上がっていたので、ファンは楽しみにしてほしい。

昔のカプコンゲームへの愛情がひしひしと伝わってくるベン・ジャット氏。関西弁がチャーミングなナイスガイだ

『バイオニック コマンドー マスターD復活計画』
ハード: Xbox 360 / プレイステーション3
メーカー: カプコン
ジャンル: 2Dスウィングアクション
発売日: 近日配信開始
価格: Xbox 360版 800マイクロソフトポイント
PS3版 1200円(税込)
プレイ人数: 1~2人

(C)CAPCOM CO.,LTD.2008 ALL RIGHTS RESERVED.

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