7月からテレビ東京系で放送されるアニメ『ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~』のアフレコ後スタジオで、プレス向け取材が行なわれた
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『ワールド・デストラクション』はセガがクロスメディア展開中のプロジェクト。7月7日からスタートするアニメ『~世界撲滅の六人~』、7月26日発売の『電撃マ王』(アスキー・メディアワークス刊)から連載されるコミック『~ふたりの天使~』、そして9月18日発売予定のゲーム『~導かれし意思~』の3作品が同時期に進行する一大プロジェクトだ。
先陣をきってスタートするアニメ版では、人間よりも獣人が強い勢力を持った世界で、物語の鍵を握る少女モルテと、彼女とともに流されるまま旅をする主人公キリエ、獣人トッピーたちの活躍が描かれる。そのアニメ版の収録の様子について、キリエ・イルニス役の宮野真守さん、モルテ・アーシェラ役の坂本真綾さん、トッピー・トプラン役の古谷徹さんにお話を伺った。
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| 左から、キリエ・イルニス役の宮野真守さん、モルテ・アーシェラ役の坂本真綾さん、トッピー・トプラン役の古谷徹さん |
この作品の主人公…のはずだが、流されやすい性格で、今作でもモルテに巻き込まれて振り回されっぱなし。性格は温和でお人よし。料理人なので、包丁やナイフの扱いがうまい。
宮野さんは「料理はしますか?」の質問に「麺類を茹でます。とりあえずパスタとかそうめんとか、茹でてから考えます。味付けは温めるだけのとかで適当に」とのこと。
積極的かつ大胆な性格で、ヒロインというよりも主人公? という存在。世界をリセットする秘法「デストラクション・コード」を持ち、その発動方法を探して旅している。「世界撲滅委員会」に所属するが、メンバーは今のところ巻き込まれたふたりだけ。
坂本さんは「学生時代の委員会は?」の問いには「中学時代は3年間放送委員会で、お昼の放送をやっていました。委員長とかもやりましたよ」とのこと。
『ワールド・デストラクション』の世界では人間よりも強い勢力を誇る獣人で、チビクマ族。勇者ギルドに属する敏腕勇者で、見た目はかわいらしいが、声と振る舞いは渋く、ハードボイルドそのもの。語尾に「~クマ」をつけるが、本人はそのことに一族の誇りを感じている。
特徴的な語尾について古谷さんは、「僕は本番中にたくさんクマを付けてお腹いっぱいなのですが、収録後にふたりにうつって、みんなでクマクマ言っています」とのこと。
| キリエの情けなさが、モルテの凛々しさを数割増しに!? |
──声をあてての感想を教えてください。
宮野「ゲーム版を先に収録していたので、キリエのキャラは自分のなかにありました。でもアニメの収録が始まって、動くキリエと対面して、ゲームとは違うアプローチをしています。ゲームは繊細さが出ていたのですが、アニメではよく動く分アクティブさと、情けなさが増している感じですね」
坂本「私もゲームを先に録っていたので、イメージを持って収録に臨んだのですが、アニメでは違うものが見えてきて。キリエは数割増しで情けないのですが、モルテは数割増しで凛々しくなっています。トッピーはより一層かわいくて素敵ですね。アニメならではの楽しみ方があるなぁと思いながら、スタジオにいます」
古谷「トッピーはゲームで見るとかわいかったので、若い女の子に人気が出るように演じたいなと思っていたのですが、ゲームのプロデューサーからは渋く演じてと言われたので、そこにギャップを感じるように演じました。でも動いているのを見るとやっぱりかわいいので、アニメ版のスタッフと相談して、かわいく変えています。性格は人間も獣人も区別せず助ける勇者なので、かっこいいです。人気出るんじゃないかと狙ってます(笑)」
──タイトルの「世界撲滅の六人」を聞いた印象は?
宮野「タイトルがハードなので、どんなことが描かれるのかと思って。すごく暗い感じかと思っていたら、アニメはそれを思わせない始まりで。本当にそういうハードなほうに向かっていくのかと思うぐらいほんわかしています。確かにキーワードは隠されているのですが、自分が演じていても、楽しくて先が気になります」
坂本「撲滅を目指す側ということで、こういう冒険物では珍しいなと思って。普通は敵の目的だよなってびっくりしました。世界の撲滅はモルテひとりの目的で、世界を終わらせたほうがみんなのためだって彼女なりの正義があって、ほかのふたりは巻き込んだ感じなので。モルテひとりで抱えこんでいるところがあります。モルテは凶暴だとか言われていますが、気がいいところもあって、人助けしちゃったりもするので。世界を滅ぼす以外の道を見つけてくれるんじゃないかなとも思うので、彼女がどういう風に変わっていくかが楽しみです。アニメは笑いありほんわかありなので、楽しんでもらえると思います」
古谷「最初はありえないと思いましたね。30年ぐらい前に、主人公なのに戦いたくないキャラクタがいたのですが、それと同じぐらいの衝撃がありました。詳しい説明を受けて、なるほどと思ったんですが。でもタイトルは世界撲滅の“六人”になってるので、あと3人は? と気になってます(笑)」
| トッピーのかっこよさとあいくるしさが見どころです!(古谷氏) |
──見どころを教えてください。
宮野「一話完結なので、どこを切り取っても楽しめるようになっています。途中で見逃しちゃっても、ちゃんと観られます(笑)。もちろん、流れとしての伏線とかはちゃんとあるのですが。毎回心の問題がひとつ解決するようなところがあって、タイトルからは想像できないようなあったかい話もあります」
坂本「今日オープニングの映像を初めて見たんですが、キリエが明らかにおかしいんですよ。ずっと逃げている(笑)。モルテの相手役のキーパーソンのはずなのに、なんかずっと逃げていて、ただ情けないやつになっているのが衝撃的でした。タイトルのバックの影のキリエはかっこいいですけど。色んな意味で期待しています。早くかっこいいところが見たいですね」
古谷「1話ごとにいいところがあります。あとは、トッピーのかっこよさとあいくるしさが見どころです!」
──最後にメッセージをお願いします。
宮野「ものすごく絵が素晴らしいなと思って。魅力的なキャラクタが動いて愛らしかったり、かっこよかったりして、僕ものびのびと情けないキャラをやっています。アニメの珍道中な感じには、キャストの仲のよさがそのまま乗っている感じがします。『ワールド・デストラクション』の展開のなかではアニメが最初に届くので、それを楽しんでもらって、盛り上げていけたらなと思っています」
坂本「ゲームの前に放送されるので、アニメを観て『ワールド・デストラクション』の世界観を味わって、気持ちが高まったところでゲームも楽しんでもらえたらと思います。獣人が仕切っている世界なので、毎回ネコとかウシの獣人が登場するのが面白くて。普通アニメで登場しないようなキャラクタも登場するので、そこも観てください」
古谷「謎がいくつもあって、ストーリーの肝になると思います。それが明らかになっていくのを楽しみにして下さい。獣人たちも、素晴らしいゲスト声優が演じているので、豪華声優陣も楽しみにしてください」
──ありがとうございました!
宮野さんが生まれる前から声優をしている古谷さんだが、コメント中の3人は本当に友達のように和気藹々。古谷さんの発言に宮野さんが茶々を入れ、その宮野さんを坂本さんがいじるという感じで、アフレコの楽しさが伝わってくるような場面が多く見られた。
『ワールド・デストラクション』 |
| ハード: |
ニンテンドーDS |
| メーカー: |
セガ |
| ジャンル: |
RPG |
| 発売日: |
2008年9月18日(木)予定 |
| 価格: |
5,980円(税込) |
アニメ:『ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~』
2008年7月7日(月)よりテレビ東京系にて放送中(全13話) |
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