イベントレポート
 
「あのガンシュー」の番外編も出展!!
「セガAMショー2008夏」レポ
2008.07.04
関連URL:セガ
 
 セガは2008年7月4日(金)、この夏~冬にかけ稼働予定の新作アーケードゲームの内覧会「セガ・プライベートショー2008"サマー"」を開催した。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます



 ここのところ、ビデオゲーム関連の出展が目に見えて減ってきていた同イベントだが、今回も新作ビデオゲームの出展はわずか2タイトルと少なく、やや寂しい結果に。個人的には、そろそろロケテストも開始され、正式稼働も近いと思われる『バーチャファイター5 R』に期待していたのだが、残念ながらこちらの出展はなし。今やアーケードの主力が、ビデオゲームからメダルやプライズへと移りつつあるのが、出展内容からもはっきりと見て取れる形となった。 

 とは言え出展されていた2タイトルはいずれも、これまでのゲームにはないユニークな要素を盛り込んだものとなっており、なかなかに新鮮なプレイ感覚を味わうことができた。今回はこれら新作2タイトルを中心に、イベントの様子をお伝えしていこう。

爽快感抜群のストレートレースゲーム『R 改』

 
 1タイトル目の『R 改:アルティメット ストリート レーシング』は、ストリートレースを題材とした爽快感溢れるレースゲーム。全16種類のコースはいずれも、新宿、渋谷、ニューヨークなど実在の街並みをリアルに再現したものとなっており、きらびやかなネオンが輝く夜の街を、アクセル全開で駆け抜けていくのはなかなかの気持ちよさだった。
 ハンドルをきるだけで勝手にドリフトしてくれるなど、操作系はリアルさよりもゲームとしての爽快感を追求している印象。


 またプレイ中、いつでも好きな時に、何度でも「ブースト」が使用できるという特徴があり、ブースト使用中はハンドルにものすごいフォースフィードバック(かなり力を入れてハンドルを握っていないと、まっすぐ走り続けるのが難しいほど)がかかるかわりに、普段は出せないような超加速が可能となる。この「暴れ回るハンドルを押さえつける」楽しさはアーケードならではで、ブーストの爽快感と相まって、ちょっと他にはないゲーム性を生み出しているように感じた。


 プレイデータは専用のICカードへと蓄積されていき、レースで獲得した賞金を使って、新たな車種やバイナルアートなどを手に入れていくことも可能。また一人用の「バトル」「タイムアタック」のほか、「対戦」モードでは最大4台の筐体を接続し、白熱の店内対戦を行うこともできるとのこと。


『R 改:アルティメット ストリート レーシング』製品概要
ジャンル:レースゲーム
プレイ人数:1~4人
稼働時期:未定
公式サイト:http://r-tuned.sega.jp/
(C)SEGA

死体だけに愛“シタイ”!? 異色のガンシューティング


 もう1タイトルの『愛されるより愛シタイ ~THE HOUSE OF THE DEAD EX~』は、サブタイトルにもあるとおり、一応『ザ ハウス オブ ザ デッド』シリーズの番外編にあたる作品。ゾンビカップルのゾビ夫とゾビ子の二人が、力を悪の研究所から大脱走する、バラエティ形式のガンシューティングゲームとなっている。


 各ステージは4つのミニゲームとボス戦から構成されており、ミニゲームをすべてクリアするとボスが登場し、これを倒すとステージクリアとなる仕組み。収録されているミニゲームは、ゾンビを撃って転がす「ゾンビボウリング」や、連打で巨漢ゾンビを土俵から押し出す「大相撲ゾンビ場所」、跳ね回るゾンビを落とさないよう、フットペダルをタイミングよく踏んでいく「ゾンビリフティング」など様々で、いずれも「ゾンビ」のおどろおどろしいイメージとはかけ離れた、ユーモアたっぷりの内容となっている。


 今回はサンプル出展ということで遊べるミニゲームは固定となっていたが、製品版では数十種類のミニゲームが用意されるとのこと。なお筐体にはガンコントローラー以外にフットペダルも搭載されており、ゲームによっては銃ではなく「足」を使って遊ぶものもあった。二人同時プレイでは、二人で協力しながらノルマを達成していくこともでき、カップルや友達同士で遊ぶとなお楽しそうな作品だ。



『愛されるより愛シタイ ~THE HOUSE OF THE DEAD EX~』
製品概要
ジャンル:バラエティガンシューティング
プレイ人数:1~2人
稼働時期:未定
公式サイト:http://ai-shitai.sega.jp/
(C)SEGA

新要素満載の『DOC Ver2.0』も今夏稼働!
 そのほか、実機での出展はなかったものの、配布された資料の中には、今夏稼働予定の『ダービーオーナーズクラブ 2008 feel the rush Ver2.0』についての情報もあったので、併せてお伝えしておこう。


 『Ver2.0』で注目される新要素のひとつが、毎日開催される全国データトーナメント大会「ワールドレース」だろう。実装後は、店舗レースの上位入賞者に対し「ワールドレース」の招待状が届くようになり、これを受け取り、参加を選択することで自動的に「ワールドレース」へと参加することができるとのこと。大会は店舗予選、エリア予選、そして全国決勝と進んでいき、全国決勝の模様は全国の店舗のメインモニターにて一斉放送される予定だ。


 そのほかにも、「ワールドレース」の優勝馬を予想する「結果投票」システムや、初心者でも安心のレクチャーモード、新たな実名馬や競馬場の追加など、多数の新要素がこの『Ver2.0』で実装される予定。またこれに伴い「DOCターミナル」にも、新たなガチャガチャアイテムをはじめ、離れたプレイヤーと親馬のやり取りを可能にする「ネット配合」や、馬カードを紛失した時のために、ネットワーク上に親馬のデータを保存しておける「血統保証」などのシステムが新しく追加されるとのこと。


『ダービーオーナーズクラブ 2008 feel the rush Ver2.0』製品概要
ジャンル:対戦型競走馬育成シミュレーションゲーム
サテライト数:8サテライト
稼働時期:今夏
公式サイト:http://doc.sega.jp/
(C)SEGA

今や、主力はメダルゲーム??
 このほか会場では、中央に巨大なボールコースターを配した迫力の大型メダルマシン「ガリレオファクトリー」や、等身大のリアルなディーラー映像が目を惹く「ブラックジャック ネイルドエース」、シングルメダル機の新作「ウォーリーをさがせ! THE MEDAL」「ガトリングポーカー」などのメダルゲーム筐体が注目を集めていた。


 中でも「ガリレオファクトリー」は、巨大なジェットコースターのようなコース上をボールが駆け回る演出だけでなく、ハンドルを回すだけで次々とメダルを打ち出すことができるユニークな操作方法など、これまでのメダルゲームにない斬新な要素が満載となっており、実際に店舗へ導入されればかなりの存在感を示すことができそうだった。

 ビデオゲーム好きとしては、回を重ねるにつれてビデオゲームの出展数が減少しているのが気になるところだが、こうした背景には、カードシテムやネットワークの導入により1タイトルあたりの寿命が延びていることもあるため、一概にビデオゲームが不調と言い切れるものではないだろう。このあたりは次回「セガ・プライベートショー2008"オータム"」での出展ラインナップに期待したいところだ。

■関連コンテンツ
セガ内覧会レポ:『VF5R』『メルティブラッド AA』『ランボー』が出展

(C)SEGA

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