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インタビュー
 
「ザ・シムズレーベル」新作発表、プロデューサーに現状を聞いた
2008.06.02
関連URL:『ぼくとシムのまち キングダム』公式サイト
関連URL:エレクトロニック・アーツ公式サイト
 
 エレクトロニック・アーツが、『シム』シリーズ最新作『ぼくとシムのまち キングダム』と『シムシティ クリエイター』をWii向けにリリース決定。これに併せて、2008年5月28日(水)、新宿の同社で各ゲームメディアを招いてのプレゼンテーションが開催された。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


写真左がティム・レトルノ氏。写真右がミッチ・上野氏

 会場にはシリーズの開発を担当するシムズスタジオから、『ぼくとシムのまち キングダム』のエグゼクティブプロデューサー兼バイスプレジデントのティム・レトルノ氏と、『シムシティ クリエイター』でシニアプロデューサーを務めるミッチ・上野氏が出席。各作品の内容について、開発中のソフトを実演しながら詳しい紹介が行なわれた。


ストーリー性強化、遊びやすさも向上『ぼくとシムのまち キングダム』
 『ぼくとシムのまち キングダム』は、親しみやすいキャラクタと、建物や家具など自由度の高いモノづくりの要素で注目を集めた『ぼくとシムのまち』シリーズの第2弾。エグゼクティブプロデューサーのティム氏が語った前作からの進化ポイントは、ストーリー性の大幅な強化、アイテムを使った多数の謎解き要素の導入、遊びやすさの向上の3点。
 いずれも、「自由度が高い反面、どう楽しめばいいのかわかりにくい」、「やることにバラエティが欲しい」といった前作のユーザーから寄せられた意見を反映したものだという。


 今回のストーリーでは、主人公に、あらゆるモノを生み出し、変化させられる不思議な杖を使う「ワンドリア」という役割が設定されている。ローランド王の忠実な部下である主人公の目的は、バディとリンジーのふたりの仲間と島々を巡り、シム(住民)たちの依頼や事件を解決して国に繁栄をもたらすこと。依頼をクリアすると繁栄の度合いを示す「キングポイント」が溜まり、一定まで溜まったら次の島への移動が可能になる。なお、登場する島は王の城があるキャピタル島を始め、カウボーイの島、ロケットの島などバラエティ豊か。住人たちも、前作でお馴染みの顔ぶれから、まったく新しい人物まで、個性的な面々が登場する。

 モノづくりに関しては、フィールドの木を切ったり、イベントをクリアすることで手に入る「エッセンス」を消費してアイテムを作り出すという基本は前作と変わらない。建物の作成や、家具のカスタマイズの自由度もそのままだ。加えて、歯車を作り出して壊れた仕掛けを動かすなど、新しいアイテムや建物が追加され、謎解きの要素も大幅に強化されている。こうした、いかにもゲームらしい要素でプレイヤーのモチベーションを高める試みは、『シム』シリーズでは珍しいところ。だが、自由度の高さに戸惑ってしまうタイプの人にとっては、逆にとっつきやすさとして受け入れられそうだ。

 システム面の改良では、ロード回数の大幅な軽減がポイント。今回の実演デモでは島間の移動時以外で目立つロードはなく、前作では家に入ったり出たりする際にもロードが発生していたのと比較すると、プレイは大幅にスムーズになっていた。これも、前作を遊んだユーザーからの意見を活かした改良だそうだ。


初心者にも親しみやすい操作とシステムの『シムシティ クリエイター』
 続いてプレゼンが行なわれた『シムシティ クリエイター』は、Wiiならではのリモコン操作を活用したシリーズ最新作。シニアプロデューサーの上野氏が、ポインタで画面上のアイコンからメニューを呼び出し、スクリーン上にすいすいと街を作っていく光景が印象的だった。


 本作でも、市長となって、道路や線路の敷設、商業、住宅、工業エリアの整備、発電所など公共設備の建設を行ない、理想の街づくりを目指すのは今までどおり。ただ、道路の敷設でポインタの軌道そのままに曲線の道路を作ることができたり、グラフィックツールで円を書く時のような操作で広範囲を住宅エリアに指定したりと、リモコンの特性を活かした直感的な操作はWiiならではだ。また、街を襲う災害のなかには巨大な鉄球を転がすものがあり、こちらもリモコン操作に完全対応。せっかく作った街を自分の手で破壊していくダークな楽しみも、より直感的に味わえる。

 システムでは、街の運営に助言をくれる「アドバイザー」や、一定エリアを自動的に運営してくれる「エリア助手」のシステムが導入されたのが目新しい。「エリア助手」は「アドバイザー」と同じ面々から選ぶことができ、マップ上に配置することで、施設の建設や運営をすべて自動で行なってくれる。シリーズに慣れていない人も、彼らをうまく活用すればスムーズな街づくりを行なえる。ちなみに「アドバイザー」は『ぼくとシムのまち』の登場キャラクタたち。遊んだことがある人はニヤリとできる要素だ。
 ほかにも、配置することで周囲のエリアが江戸時代風やお菓子の国風に変更される「ヒーロービルディング」や、ヘリや飛行機などの乗り物を操作して自由に街の上空を飛ぶ「フライト」など、街を眺めるのが楽しくなる新要素も導入。自分なりのテーマで個性的な街が作れるようになった上級者にとって、うれしい機能になるだろう

 ゲームモードは、最初から自由に街づくりを楽しめる「フリープレイ」、特定のマップで決められたクリア条件の達成を目指す「ミッション」、市長がやるべきことや基本操作を学べる「チュートリアル」の3つが基本。加えて、ミッションクリア時にもらえるごほうびなどを確認できる「コレクション」、過去に作った街の写真や記録を見られる「思い出アルバム」、Wi-Fiコネクションで世界中のユーザーとテーマに沿った街づくりのランキングを競える「街づくりコンテスト」などのメニューも用意されている。


『クリエイター』2008年9月、『キングダム』年内に発売予定
 それぞれの発売日は『シムシティ クリエイター』が2008年9月、『ぼくとシムのまち キングダム』が年内を予定している。まだ明らかにされていない情報もあるとのことなので、続報を楽しみにしていてほしい。なお、『ぼくとシムのまち キングダム』は、年内にニンテンドーDS版の発売も予定されている。。


 
『シムシティ クリエイター』
ハード: Wii
メーカー: エレクトロニック・アーツ
ジャンル: 都市育成シミュレーション
発売日: 2008年9月予定
価格: 6,090円(税込)

『ぼくとシムのまち キングダム』
ハード: Wii
メーカー: エレクトロニック・アーツ
ジャンル: シミュレーション
発売日: 2008年予定
価格: 未定

(C)2008 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo and SimCity are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.
(C)2008 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo and MySims are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.

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