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イベントレポート
 
大物クリエイターが集結した、グラスホッパー10周年記念パーティ
2008.05.23
関連URL:グラスホッパー・マニュファクチュア
 
 1999年の『シルバー事件』以来、『花と太陽と雨と』や、『killer7』、『ノーモアヒーローズ』など、独特のテイストを持った作品を数多くリリースしてきた、須田剛一氏率いるグラスホッパー・マニュファクチュア。同社は2008年5月22日(木)、会社設立10周年を記念し、業界関係者を招いたパーティを大々的に開催した。 

  ※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


 会場となった綱町三井倶楽部は、1913年に建てられたルネッサンス様式の建物で、普段は会員かその関係者しか入れないという超高級施設。最初に挨拶を行ったグラスホッパー代表取締役社長・須田剛一氏は、「10年を振り返ってみて、あらためて我々は皆さんに生かされている会社なのだと実感しました。そんな皆さんに恩返しをしようと、今日は10年に1度の贅沢をさせていただきました」と挨拶し、パーティの開始を宣言した。


 会場もすごかったが、さらに輪をかけて驚かされたのが、来賓の面々。特に鏡開きでは、須田氏によるところの「尊敬している3人のクリエイターのうち2人」であるという、『メタルギアソリッド』の小島秀夫氏、『バイオハザード』の三上真司氏らが一同に会するという"夢の共演"も繰り広げられ、会場からは驚きの声が上がる一幕も。
 他にも会場では、マーベラスエンターテイメントの中山晴喜社長や、テクモの安田善巳社長、エンターブレインの浜村弘一社長らをはじめ、業界の著名人らが続々登壇し、10周年を祝うコメントを寄せていた。


 中でも小島氏、三上氏は「(須田氏のように)作品から作者の顔がうかがえる人は、日本でも10人はいない」(小島氏)、「作者のカラーが非常にわかりやすい。いつかビッグな波に乗れる芸風」(三上氏)と、須田氏の作品に見られる"作家性"を絶賛。
 また浜村氏などは「グラスホッパーの作品の多くは、売上と人気が反比例している。これはある意味、売れるゲームを作るよりもすごいこと(笑)」(浜村氏)と、セールス的には決して大ヒットとは言えない作品が多いにもかかわらず、熱狂的なファンが非常に多いことを指摘し、会場の笑いを誘っていた。


 「もてなし好き」として知られる須田氏が企画したイベントだけあって、会場では他にも、歴代グラスホッパー作品関係者によるスピーチや、お笑い芸人による余興など、最初から最後までお楽しみ企画満載で進行。特に関係者によるスピーチでは、ここでは書けないような危険な裏話も飛び出したり、また三上真司氏が、「内容は言えないが、今須田さんと一緒に仕事をしています」とポロリと漏らす場面もあり、多いに盛り上がっていた。果たしてこのコンビで、一体どんな企画が進行しているのか、今後の発表に期待したいところだ。


 最後に須田氏は、「最初はたった3人によるスリーピースバンドからスタートしたグラスホッパーですが、今や60人を率いる一大楽団にまで成長しました。今後もう少し人数は増やしていくと思いますが、人数が増えても、しっかり各作品に目が行き届くような、そんな会社を目指していきます。次回、20周年パーティはぜひ、さいたまスーパーアリーナでやりたいですね」と挨拶し、イベントを締めくくった。

 現在はテクモと組み、Wii用に『零~月蝕の仮面~』を開発しているというグラスホッパーだが、他にもまだまだ企画が進行している様子。11年目を迎え、ますます勢いに乗る同社に、今後も注目していきたい。

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