イベントレポート
 
ゲストに南明奈『逆転検事』の情報も!「逆転裁判 オーケストラ」取材
2008.04.20
関連URL:『逆転検事』ティーザーサイト
関連URL:『逆転裁判』シリーズ公式サイト
 

 2008年4月20日(日)、『逆転裁判』(以下『逆転』)のオーケストラトラコンサートが行なわれた。『逆転』は、カプコンによって2002年からリリースされている法廷を舞台としたアドベンチャーゲーム。これまで東京ゲームショーなどで「特別法廷」という名のイベントが行なわれていたが、今回は新宿文化センターでのコンサートとなった。

 ここではコンサートに先立って行われた、発表されたばかりの新作『逆転検事』についての発表会とともに、その模様をお伝えしよう。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます



『逆転裁判』好きのアイドル・南明奈さんも登場 「新作発表会」

『逆転裁判』シリーズプロデューサー・松川美苗氏


 発表会の冒頭では、シリーズプロデューサーである松川美苗氏が挨拶を行ない、「これまでの『逆転裁判』とこれからの『逆転検事』、過去と未来がつながる特別法廷を開催させて頂きます」と、会場に集まったファンの期待を煽った。続いて松川氏と入れ替わりに、『逆転検事』のプロデューサーである江城元秀氏とディレクターの山崎剛氏、そしてキャラクターデザインとアートディレクションを担当する岩元辰郎氏がステージに登場し、新作に関するトークを行なった。

左から、『逆転検事』のキャラクターデザインなどを担当する岩元辰郎氏、ディレクター・山崎剛氏山崎剛氏、プロデューサー・江城元秀氏


 その岩元氏は『逆転裁判』シリーズのデザインについて「ポイントを絞ってよりシンプルに、そのポイントを最大限に誇張する」ことに気をつけているそうで、3段フリルと赤のスーツが目立つ御剣が理想とのことだ。さらに「逆転検事」の新キャラとなる女性のイラストが公開された。彼女についてのプロフィールなどは何も明かされなかったが、かんざしにマフラー、唐草模様のベストと、これまでの『逆転』シリーズのキャラクターに勝るとも劣らない個性派。続報に期待しよう。

会場で披露された『逆転検事』新キャラクタのイラスト。果たしてその正体は?

 その後いよいよ『逆転検事』のプロモーションビデオが上映された。ゲーム内容としてはこちらにあるとおり、主人公の御剣を操って、事件現場を操作するというもの。法廷シーンはないが、証拠を見つけて目撃者や容疑者と熱いバトルをすることはあるそうだ。また、特別に事件現場となるステージのラフイラストも公開された。ステージは、どうやらシャチが遊ぶプール。その中央で御剣がイルカに聞き込みをしている様子に会場からは笑いが起こった。また、イラストの片隅にはゲーム内警視庁のマスコットキャラ・タイホくんが描かれており、『逆転』とは大きく時代背景が異なることはなさそうだ。

御剣が聞き込みを行っているのはどうやらイルカらしい。有力情報を得られる? ファンならピンとくるであろう、右下の「タイホくん」も要チェック

 開発陣のトークに続いて、サプライズゲストとしてアイドルの南明奈さんが応援に駆けつけた。『逆転』が大好きという彼女は、この日は黒のスーツにストール、そして勾玉と、ゲーム内のキャラクター・綾里千尋を思わせる出で立ち。ステージ後の囲み取材でも好きなキャラクターとしてカッコいい「御剣」と、大人な女性である「綾里千尋」を挙げていた。ただし「現実に御剣のような人がいたら?」という質問には、「口調が怖いので避けちゃう、見てるだけでいいかも」とちょっぴり及び腰だった。

アイドルの南明奈さん曰く「カッコ良くても、口調が怖いので避けちゃう」とのこと。 ざんねん、御剣検事!

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東京フィルの演奏に、裁判長・弁護人・検事、傍聴席も感動!

 新作発表会のあとは、この日のメインイベントであるオーケストラコンサートだ。コンサートは、ステージ上部の巨大モニターでシリーズおなじみの裁判長(サイバンチョ)をはじめ、成歩堂や御剣、王泥喜、牙琉響也ら主要キャラクターがゲーム内の法廷形式で掛け合いをしながら進行。栗田博文氏の指揮で、東京フィルハーモニー交響楽団が本編で演奏を行なったのは以下の10曲だ。

♪王泥喜法介 新章開廷
♪逆転裁判1~3 法廷組曲
♪芝九蔵虎ノ助~スウィンギン・ゼニトラ
♪ゴドー~珈琲は闇色の薫り
♪大いなる復活~御剣怜侍
―休廷―
♪逆転裁判4 法廷組曲
♪悪漢組曲
♪恋するギターのセレナード
♪綾里真宵~逆転姉妹のテーマ
♪逆転裁判3 エンディング

 演奏中は、曲に合わせたゲーム画面やプロモーションビデオがモニターに映し出され、オーケストラアレンジの生演奏と共に『逆転裁判』シリーズの名場面を振り返られるという趣向だった。

 8曲目の「恋するギターのセレナード」では、歌い手としてボルジニア共和国から(?)歌手の霜月はるかさんが登場。自身も『逆転』シリーズのファンだという彼女は、『逆転裁判4』第3話で重要な鍵となるこの曲の、日本語版と英語版をメドレー形式で独唱。ゲームに登場したボルジニア共和国の歌手・ラミロアさんにも負けない歌声を響かせた。
 また同曲では『逆転裁判3』の作曲や、今回のイベント用の編曲も手がけた作曲家・岩垂徳行氏が、「カナデオン」というキーボードと連動してオルゴールが鳴る楽器で演奏に参加しており、温もりのある音色を添えていた。

左から、『逆転裁判』シリーズで脚本や監修を担当する巧舟氏、歌手の霜月はるかさん、作曲家の岩垂徳行氏

 さらに演奏終了後にはシリーズ作品で脚本や監修を担当する巧舟氏が登場。「恋するギターのセレナード」の作詞と作曲を行なった巧氏は、「トリックに合わせて書いた曲なので、こんな風(オーケストラ)になるとは……」と感激していたようだ。
 本編が終わっても拍手は鳴り止まず、アンコールとしてさらに「大江戸戦士トノサマン」、「成歩堂龍一 ~異議あり!」2曲が演奏された。「大江戸戦士トノサマン」ではなんと巧氏が指揮を行ない、多芸振りを披露。万雷の拍手とともに、特別法廷は幕を閉じた。

◆会場で上映された『逆転検事』のPVを一部だけ写真でお届け

 最後に、会場で上映された『逆転検事』のプロモーションビデオを一部だけ写真で紹介していこう。会場に足を運べなかった方も、『逆転裁判』シリーズの新たな形を感じてほしい。



プロモーションビデオの最後には、御剣検事のこんなセリフも…。 どうやら足を使った調査は苦手のご様子!?

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『逆転検事』
ハード: ニンテンドーDS
メーカー: カプコン
ジャンル: 推理アドベンチャー
発売日: 未定
価格: 未定