サービスの具体的な内容に先駆け、発表会の冒頭にドワンゴの太田豊紀副社長が登場し、「ai sp@ce」を始めた経緯を語った。現在「ai sp@ce」にはドワンゴを始め、MMORPGの制作を手掛けるヘッドロック、ブロッコリーの創業者である木谷高明氏が設立したブシロード、そして各美少女ゲームのメーカーなど多くの企業が関わっている。
そのうち『D.C.II ~ダ・カーポII~』を制作したサーカスのプロデューサーである松村和俊氏からは「ネットに(『D.C. ~ダ・カーポ~』シリーズの舞台である)初音島を作って、土地を売りたい」という要望が、木谷氏からは「複数の美少女ゲームの世界が存在するMMORPGはどうか」という要望があったそうだ。
しかし、当時ドワンゴはモバイル部門をメインにしていたため保留となっていたところ、系列企業のニワンゴが運営する動画サービス「ニコニコ動画」がブレイク。そしてPC向けのサービスに本格的に取り組むようになったため、「ai sp@ce」が立ち上がったという。
この「ai sp@ce」は通常の3DMMORPGにおける街のような空間を舞台にしたコミュニティサービス。その空間は各作品の世界観を再現した「島(ワールド)」になっており、プレイヤーはそこで自分の分身となるアバターを操作し、ほかのプレイヤーとコミュニケーションする。また上記した企業のほか、ターゲット層にマッチした歌い手であるKOTOKOの主題歌第一弾への起用なども行なわれ、2008年夏のサービス開始が予定されている。
続いて登場した開発担当のヘッドロック代表取締役・岡田信之氏は、このサービス内容の利点についてMMORPGの歴史を絡めて解説した。MMORPGは1997年の本格的な登場から10年経った現在、チートやBOT、RMT(Real Money Trading)などの不正行為や、ゲームのマンネリ化などの問題がある。しかし「ai sp@ce」はレアアイテム入手、そしてそのための単純作業をするゲームではないため、そういった問題が最初から存在しない。またマンネリ化を防ぐのに必要な“愛着”については、最初から人気美少女ゲームのキャラクタという要素があるため満たせているとしていた。
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