イベントレポート
 
『スペースインベーダー』イベント
千原せいじ「俺は『嵐』だった!」
2008.02.22
関連URL:『スペースインベーダーエクストリーム』公式サイト
 
 2008年2月21日(木)、秋葉原のソフマップアミューズメント店にて『スペースインベーダーエクストリーム』のイベントが行なわれた。

 今年は『スペースインベーダー』の登場から30周年。その節目に発売された最新作の発売を記念して開催された、豪華なゲストも登場したイベントの様子をお伝えしていこう。


※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


■『スペースインベーダー』の裏話が、30年の時を経て蘇った!

 当日配布の整理券を手に入れた『スペースインベーダー』ファンが集まる中、今回のイベントは開始された。
 
 まず、タイトーのイベントではおなじみの司会・CS開発部プロモーションチームの豊田さんに促され、この日のゲストが登場。現れたのはお笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじさん。自分で「俺は『ゲームセンター嵐』だった!」と語る千原さんは、年齢的なこともあって大の初代『スペースインベーダー』好き。
 「当時は(世間から)ブーム過ぎて100円玉がなくなった」、「テニスのガットをコイン投入口に突っ込んで(クレジットを増やして)、朝から夜までゲームをやってたら捕まった」、「当時は白黒の筐体が少なかったので、ガラスにセロファンを貼って色を付けていた」など、初代稼動時のプレイヤーは思わず懐かしさを感じる、現代のゲーマーには驚くしかないエピソードを次々と披露。そして『スペースインベーダー』を「ゲームのパイオニア、野茂英雄やねんで!」と独特の言い回しで評価していた。

 続いてその初代『スペースインベーダー』の開発者で、現在、株式会社ドリームスの代表を勤める西角友宏氏が登場。
 3人によるトークでは『スペースインベーダー』に関する数々の裏話が明かされた。まず『スペースインベーダー』は、「その前に発売されたブロック崩しより面白いものを作ろう」というのが制作のきっかけ。開発は西角氏がひとりでほとんど行ない、1年の歳月を経て完成した。それまで移動のみだったシューティングにボタンという要素を加えたため、業者からは「難しい」という評価を受け、営業部にも評判は悪かったそうだ。しかし稼働後はご存知のとおり、日本中を巻き込んだ爆発的にヒット。その規模は国内だけで30万台、全世界合わせると100万台という前人未到のものだった。ちなみに西角氏はこれだけのヒットを飛ばしたにもかかわらず、あまりボーナスが増えなかったらしい。
 
 このほか、「インベーダーは、映画『宇宙戦争』の異星人がタコだったので、同じ海の仲間であるカニをモチーフにした」、「好きだったピンク・レディーの曲『モンスター』から拝借して、元々は『スペースモンスター』というタイトルだったが(西角氏はこちらのほうがよかったと今でも思っているらしい)、上の判断で変えられた」など、貴重な話が明かされた。


■DS&PSP版は “エクストリーム” な『スペースインベーダー』

 初代『スペースインベーダー』の話の次は、この日発売となった新作『スペースインベーダーエクストリーム』について、プロデューサーの青木氏が語った。

 『スペースインベーダーエクストリーム』は、初めて『スペースインベーダー』関連ソフトを作る人ばかりが偶然開発に集まったそうで、まず「『スペースインベーダー』のここを変えちゃダメ」という部分――インベーダーのデザインや2方向への移動――といった部分を挙げたそうだ。

 そして上記以外の部分ではまったく新しい『スペースインベーダーエクストリーム』として進化させており、カラフルなグラフィック、テンポのよいリズムなどが盛り込まれているという。しかし百聞は一見に如かずということで、青木氏によってデモプレイが開始。そこで目にすることができたのは、レーザーやボムなどの多彩な攻撃、ゲーム中条件を満たすと発生する「フィーバー」状態、さまざまな動きで自機に迫ってくるインベーダーなど、確かにまったく新しい『スペースインベーダー』だった。


 いよいよイベントは佳境へ。2機種で展開される『スペースインベーダーエクストリーム』は共に通信対戦に対応しており、千原さん、青木氏とイベント参加者による対戦が行なわれた。
 まず、背景にムービーが流れ、BGMをSUGIURUMNなどのアーティストが手がけるという、演出面を重視したPSP版を使って千原さんが対戦。ゲーム内容こそまったく異なっているものの、昔取った杵柄か、千原さんが見事勝利。続く、パドルコントローラを使えば自機を早く動かせる、2画面を使ったDS版では、青木氏がプレイヤーと対戦。ハンデを最大にするものの、開発者の意地でこちらも勝利を収めた。

 
衝撃の『エクストリーム』! 店頭デモはお見逃しなく…!

 最後にポスター、手ぬぐい、サインがプレゼントされるジャンケン大会が行なわれ、イベントは終了となった。

 今回驚いたのは『スペースインベーダーエクストリーム』の進化の仕方。これまでの『スペースインベーダー』のテイストは残しつつ、まったく別物に生まれ変わっていると言っていいだろう。
 初代を知っていればいるほど衝撃的な内容なので、ゲームショップで店頭デモなどをしていることがあれば、ぜひ足を止めて観てほしい。

『スペースインベーダー エクストリーム』
ハード: ニンテンドーDS
メーカー: タイトー
ジャンル: シューティング
発売日: 2008年2月21日(木)
価格: 3,990円(税込)

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