イベントレポート
 
新作の話も!『DQ』コンサート直前、
すぎやま氏にインタビュー
2008.02.13
関連URL:「すぎやまこういちの世界」
 
 2008年2月12日(火)、東京・中央区にある晴海トリトンスクエアにて金管五重奏による『ドラゴンクエスト』(以下『ドラクエ』)コンサートが行なわれた。

 指揮をとるのはもちろん、『ドラクエ』シリーズの楽曲を手掛けている作曲家・すぎやまこういち氏。演奏は、金管五重奏団「東京メトロポリタン・ブラス・クインテット」によって行われた。
 今回のコンサートは、金管楽器によるアンサンブルで『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』を中心に、シリーズを彩ってきた名曲の数々を演奏するという趣旨になっている。

 さらに、すぎやまこういち氏は同シリーズのエピソードを披露する「話し手」としてもコンサートに参加。ここでは、開演直前に行なわれた氏へのインタビューの模様をお届けしよう。

※各写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます


■作曲者のすぎやま氏も驚かせた、金管五重奏によるコンサート

 まず、すぎやま氏が語ったのは、今回のコンサートに関して。「シリーズの音楽と、彼ら(東京メトロポリタン・ブラス・クインテット)が元々演奏しているクラシック音楽とのコラボレーションが巧くできている」との評価を示した。金管五重奏による『ドラクエ』コンサートはこれまで何回も行なわれており、その完成度は、回を追うたびに高くなっているという。

 また金管五重奏団に参加しているメンバーも『ドラクエ』好きで、今回のコンサートでの『ドラクエモンスターズ』のように、新たな編曲が次々に登場している。氏によれば「毎回どんなアレンジになっているか、僕も楽しみ」とのこと。またすぎやま氏のサイトにもアップされているパンフレットの写真からも読み取れるとおり、彼らとは信頼と友情で結ばれている点も語った。
 その後、2、8月というあらゆる分野で物が売れない、いわゆる“ニッパチ”の難しい時期にも関わらず、ほぼチケットが完売した今回のコンサートに対する驚きと感謝を述べた。

■すぎやま氏「DS版『IV』は全員レベル99裏ボスも3ターンで倒せる」

 続いて、シリーズ作品でもっとも近くの2008年春に販売される予定のニンテンドーDS版『ドラクエV』についての報告が行なわれた。すぎやま氏によれば「制作は順調」で、「DS版『IV』はやりつくしてしまったから、僕自身も楽しみ」だそうだ。ちなみに氏のゲーム好きは有名だが、DS版『IV』に関しては全員レベル99、裏ボスも3ターンで倒せるほどになっているらしい。
 なおこのインタビューが終了した後、行なわれたコンサートの演目は以下のとおりだ(カッコ内はシリーズ名)。

第1部 第2部
序曲(I) 序曲のマーチ
遙かなる旅路~果てしなき世界(II) Love Song探して(II)
世界をまわる(街~ジパング~ピラミッド~村)(III) 戦いのとき(III)
そうだあの時は(VIII) 高貴なるレクイエム~聖(V)
レクイエム(II) 星降りの夜(DQM)
冒険の旅(III) 対話(VIII)

■2月の「都響スペシャル」を皮切りに、コンサートが続々開催

 そしてインタビューの終わりには、すぎやま氏の今後の予定が発表された。

開催日 公演名 開催場所
2月23日 都響スペシャル~すぎやまこういちがやってきた! 東京都
3月2日 東京メトロポリタン・ブラス・クインテット公演  神奈川県
3月2日 九響スペシャル~ドラゴンクエストの世界  福岡県
8月9日 第22回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~ 東京都
8月30日 トーセ・プレゼンツ ドラゴンクエスト・スペシャルコンサート 京都府

 この日のコンサートも、シリーズファンには数々の冒険が思い出され、溜め息が出るほどの演奏となった。今後も、上記のように、コンサートは全国各地で開催されていく予定。近所でコンサートが開催される際にはぜひ立ち寄って、壮大な『ドラクエ』シリーズの世界、そしてすぎやま氏の音楽を体験してほしい。
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