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元宮秀介のこれぐらい知っとけ
 
第11回
笑顔にあふれたWiiプレビュー
2006.11.28
関連URL:Wii.com
   
 

 任天堂が「Nintendo World 2006 Wii体験会」というWiiの体験会を名古屋、大阪、そして東京の3か所で開催した。東京会場での開催は、11月25日(土)、26日(日)の2日間に渡り、幕張メッセにて開催された。

 東京会場の体験会は、ちょうどWiiの発売日の12月2日(土)から、1週間前に当たる。発売日の直近なので、会場もさほど混雑しないのでは、と想像しながら足を運んでみたのだが、熱気は予想を遥かに超えていた。

 幕張メッセには開場時間の約20分前、午前8時40分に到着したのだが、いきなり驚いた。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』の試遊を希望する人たちの行列が開場を十重二十重と取り囲み、待ち時間はなんと「200分」だった。わずか10分の体験プレイのために早朝から並んだり、4時間近くも並んだりする人たちの意欲に、このソフトへ寄せる並々ならに期待の高さを肌で感じた。

 会場内は、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のほかに、WiiのソフトやニンテンドーDSのソフトが並べられていたが、メインはその試遊台の多さからいって『Wii Sports』だった。

 行列の長さは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』に及ばないものの、1ゲームにつき30分から45分待ちの行列が出来上がっていた。『Wii Sports』には、『テニス』『ベースボール』『ゴルフ』『ボウリング』『ボクシング』と5種類のゲームが収録されており、僕はそのすべてを体験したのだが、どれも抜群の出来栄えだった。映像に凝ったところはないためか、一見すると地味にも映るが、いやいやこれぞ『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』と双璧をなすキラーソフトだ。
  どれもが実際のスポーツを体験しているかのような擬似感覚を覚え、Wiiリモコンを握って体を使って遊ぶ悦びに満ちていた。

 会場を埋め尽くした来場者は、東京ゲームショウとは一線を画していた。見るからに熱心なゲームファンという人は少なく、子連れのファミリー層がほとんどだった。中には孫といっしょに『テニス』や『ゴルフ』を遊ぶおじいちゃんの姿も見られた。その誰もが体験プレイを終えたあとに、「あ~楽しかった」と大きな喜びの声を上げていたのが、印象的だった。東京ゲームショウでは、あまり目にすることのない光景だ。

 僕はWiiに弱点があるとすれば、その多様性にあると考えていた。まったく新しいWiiリモコン、ヌンチャクコントローラ、バーチャルコンソール、Wii伝言板、ニュースチャンネル、インターネットチャンネル……とできることが多すぎるので、ユーザー間で混乱を生むのではないのだろうか、と危惧していたのだ。
  しかし、そんな不安も、「Nintendo World 2006 Wii体験会」の会場を訪れて、払拭された。誰もがこの新しいゲーム機の新しい機能を積極的に使いこなして遊ぼう、と貪欲だった。ニンテンドーDSで刺激された「ゲームを楽しむ心」を、このWiiでさらに満たしたい、そんな気分が見てとれたのだ。
  任天堂の岩田聡社長は、Wiiは「家族の誰もが関わりのあるマシン、誰からも愛されるマシン」をめざして開発した、と語った。この難題も「Nintendo World 2006 Wii体験会」の会場を見る限りでは見事にクリアしている、といえる。
発売後の反響が楽しみだ。

■ 今回のキーワード ■

Wii
  2006年12月2日(金)に発売される任天堂の新型ゲーム機。映像の美しさやリアリティを追求した競合機種とは異なり、斬新な操作性や誰もが遊べる簡易性を追及して開発された。

 
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