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ふぁみこん 雑誌 業界 昔話  

【1985】ファミマガ創刊号…ゲームタイトルわずか2本の巻

2011.04.28
ふぁみこん 雑誌 業界 昔話
 さてさて、ジーパラドットコムをご覧のみなさまはじめまして。私のことをご存じの方は、またお会いしましたね。さあにん@山本直人であります。

 こそこそとTwitterやはてなダイアリー、「コードフリークAR」さんなどでやっておりました、いわゆる「ファミコンブーム」時代の業界昔話を、こちらでも掲載していただくことになりました。一応自己紹介をということなんで、私の素性をバラしておきますと、「ファミリーコンピュータMagazine」(ファミマガ)の編集長を一時期勤めさせていただいておりました。その後「スーパーファミコンMagazine」「ゲーセン天国」「PlayStationMagazine」なんかの創刊をいたしまして、現在はフリーの編集やDTP作業をしながら呑んだくれている日々であります。

 このコラムでは、いわゆる20世紀のTVゲームブームのあたりで、それなりに売れていた「ファミマガ」の話を中心に、昔話ネタを、けっこう包み隠さず書かせていただいております。当時、業界人だったかたも、読者だったかたも、生まれてなかったかたも、お目汚しにお付き合いをいただければ幸いであります。

 さてさて、今回このページをのぞいていただいた方にお贈りしますのは、この画像。


 1985年7月7日。それほどに大きな告知もなく、「ファミリーコンピュータMagazine」は創刊されました。

 当時、私の立場は時給のアルバイト。お兄さん雑誌にあたります「テクノポリス」で仕事をしておりました。並行して「ぱふ」でも薄給のスタッフとしてお仕事中。ちょうど「ぱふ」がAB判のサイズに誌面刷新されたあたりのことであります。

 さて、この表紙。見ると、ゲームのタイトルはわずかに2本なんですよね。『スターフォース』と『スパルタンX』だけ。

 この頃はまだ、月に数本しかゲーム発売の無い時代。大人も子供ものファミコンブームの直前あたりですから、記事のほうもこんな感じだったのであります。

 しかし、すでに「超ウルトラ技」は50本。創刊号からこの50本はノルマとして決まっておりまして、長くこの50本を埋めるのに、担当者は苦労するのでありました。で、創刊号の担当者は、実は毛利名人でした。とは言え、創刊号ですから投稿は多数。前後のことを気にしなくていいので、チョイスは楽……でもなく。ゲームソフト自体の本数が少ないんで、結構苦労して撮影などしていたみたいです。

 でもって、さあ記事に! という時点でカメラマンの悲鳴。仕上がって来たポジ写真を見ると、画面に毛利名人の指紋がべったり。

 そう、撮影する画面の指示をする際に、ブラウン管に触ってしまい、その反射がばっちり写り込んでいたわけです。

 当然、撮影はやり直し。仕上がって来た原稿も文字数が足りなかったり、オーバーしてたり、まぁ、もろもろの事情で書き直しになってしまい、白羽の矢が私に刺さってしまったのであります。

 当時「ぱふ」との掛け持ちで仕事をしていたのですが、このために「ファミマガ」編集部に缶詰状態に。「ぱふ」のほうの進行がベタ遅れになってしまい、発売日を遅らせてしまうという大惨事を招いてしまったのであります。ちなみにその号は、ぱふ 1985年8月号「まんがで夏Zikkan!」…。

 こちらはこちらで懐かしい内容だらけなのですが(笑)。この号の発売を遅らせたのが原因で、私は「ぱふ」のほうに居づらくなって辞めることになったのであります。当時ご迷惑をおかけしました、今は某有名漫画家さんの奥さんの方々、まだお付き合いいただいている方々、この場を借りてお詫び申し上げます。

 …という感じで「ファミマガ」創刊号の編集は進んでいったのでありました。

 さて、こちらは創刊号の目次。


 今こうして見ると、創刊号にしてはシンプルな内容ですな。
 メインの2本はイラストMAPでの攻略。

 むしろ力が入っているのは、ファミリーベーシックのプログラムとかパズルゲームの面作成だったり。
 このあたりは「テクノポリス」「プログラムポシェット」という2誌の存在が大きいところ。
 どちらも記事+コミックの2本仕立てでページを取ってます。
 山田ゴロさんはTwitterでもお見かけしますね。

 サードパーティ関係もようやく参入が始まったばかり。
 タイトー、コナミ、アイレム、サン電子、アスキー、ジャレコ、ナムコ、ハドソン…。
 まだまだファミコンの夜が明けて、ちょこっと日が昇ったかな…。という感じでありました。

 で、創刊号は売れました。でも編集部はそれどころではなく、次号の作成に必死。
 あっという間に日は過ぎて行ったのです。

[さあにん@山本直人(twitter @sarnin)]

※掲載している画像は「ふぁみこん 雑誌 業界 昔話」に掲載されているものです。
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