@アキバ!がいど  

第110回
アキバの地平に覚醒めるか!!「BAR 連邦軍」&「BAR ZEON」に潜入!の巻

2008.12.05

 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。

 今回は「機動戦士ガンダム」(以下「ガンダム」)をテーマにした「BAR 連邦軍」、「BAR ZEON」の2軒を紹介します。

至るところにネタだらけ、「ガンダム」ファンは萌えあがること必至!

SHOP DATA
BAR 連邦軍
営業時間: 18:00〜22:00(平日)
13:00〜22:00(休日)
定休日: 公式ブログを参照
住所: 東京都千代田区外神田1-8-4 銭谷ビル5F

▲脅威の萌えビル・銭谷ビル。ちなみに「こりとりくらぶ ほぐしの国」は萌え系ではなく、普通のマッサージ屋だ

  以前、当連載で11月下旬にオープンしたメイドカフェ「めいどりーみんせかんど」を紹介しました。この「めいどりーみんせかんど」が入ったビルは7フロア中5フロアがコスプレ系飲食店で、なかでも異彩を放っていたのが4Fと5Fに入っている「BAR 連邦軍」と「BAR ZEON」。

 「ガンダム」、それも29年も前に放送されたいわゆる“初代”に関する知識を持っていれば、ピンと来る店名ですが、その名のとおりこの2フロアは「ガンダム」(シリーズ)をモチーフにしたバー。アキバに数多いコスプレ系飲食店でも、ひとつの作品に特化したお店はおそらく唯一。そこでアキバの深淵を覗くため、お店に伺ってみました。

 まず案内されたのが「BAR 連邦軍」のほうで、入った途端「ガンダム」の軍服を着たお姉さんがお出迎え。お店は劇中で主人公のアムロたちが搭乗している軍艦「ホワイトベース」内にあるという設定で、彼女たち店員さんはその「オペレーター」。そしてお客さんはそこに入隊する新兵ということで、入店時こそ「ようこそ連邦軍へ」とシンプルなものの、退店する際は戦場に行く意味を込めて「行ってらっしゃいませ、ご武運を」と言ってもらえます。やはりここは「○○行きまーす」と返したいところ。

 このような“知っているとニヤリとできる”ネタの徹底ぶりが、「BAR 連邦軍」の最大の特徴で、とにかく店内すべてが「ガンダム」尽くし。グッズが置かれているだけではなく、豊富なメニューもすべてキャラクターやモビルスーツ、劇中のセリフなどにちなんだもの。「連邦の白いヤツ」(900円)と言えば牛乳系のカクテルを指し、「親父にもあぶられたこと無いのに!!」(450円)はあぶり明太子が、「ぶった! 二度もぶった!」(850円)は豚の角煮が出てきます。ちなみにバーのシェフは「ホワイトベース」のタムラ料理長※1)という設定です。

 こういった細かいネタを支えているのが、オペレーター陣の確かな知識と「ガンダム」への愛。女性ばかりなのですが「ガンダム」シリーズ全般に強いうえ、キャラクターに対する思い入れが半端でない人もいます。なかには美男子というわけでもないブライトさんを本気で愛している人もいるとか。店内の雰囲気も、ネタ満載のフード&ドリンクも、彼女たちと話すのも、「ガンダム」好きにとっては間違いなく楽しめそうです。

▲「BAR 連邦軍」の店内はブルーとホワイトがイメージカラー。席数は全部で35前後

▲オペレーターは連邦軍の男子、女子制服に身を包んでいる。女子のピンク版もアリ

▲店内の大型スクリーンではアニメが流れっ放し。名場面が始まるとお客さんが注文を止め、固唾を飲んで観ることも多いとか

▲お酒を置いてある棚は「ガンダム」関連のプラモやグッズだらけ。ただしこれらのほとんどは兵士(お客さん)の寄贈品らしく、お店で買ったものはアニメのDVDと、後述のとても“いいもの”だけらしい

▲テーマが「ガンダム」と言っても宇宙世紀やアニメといった縛りはなく、小説もゲームも何でもOK。これはアーケードの『機動戦士ガンダム0083カードビルダー 両雄激突』に搭乗する隠し秘書・アクシアだ

▲メニューやコースターなど、店内の什器は連邦色に染められている。なおメニューが連邦軍「V作戦」の資料(風)のため、中身の多くは機密事項だ

▲休日だけのカフェタイムで出されるランチ。20歳未満向けのノンアルコールカクテルは平成版「ガンダム」の名を冠している。「G」がないのが個人的にとても残念(作品が濃過ぎて味を思いつかなかったとか)

▲人気メニューのオリジナルカクテル「連邦の白いヤツ」(900円)と、ランチの「セイラさんのオムライス」(1,000円)。今まで色んなお店でケチャップ文字を見てきましたが、最高クラスの出来栄えでした


まさかの“いいもの”も発見! 「ZEON」サイドも熱く燃えている!!

SHOP DATA
BAR ZEON
営業時間: 18:00〜22:00(平日)
13:00〜22:00(休日)
定休日: 公式ブログを参照
住所: 東京都千代田区外神田1-8-4 銭谷ビル4F

▲「BAR ZEON」は一面赤! トイレの中もシャア専用。ただし便器だけはコーティングしていたため、色を塗れなかったそうだ
 「BAR 連邦軍」だけでも「ガンダム」をたっぷり堪能できたのですが、せっかくなので1フロア下にある「BAR ZEON」も拝見することに。

 どちらもチャージ料500円を支払って、以降60分1ドリンクというシステムは同じ。ただし店内の雰囲気やメニューなどはかなり異なっています。

 まず店内は赤と黒がイメージカラーとした、かなり大人な雰囲気。さらに「BAR ZEON」のほうが少し広くて15席ほど多く、最大で50人程度入ることができるそうです。メニューはもちろん、ジオン……というより、各「ガンダム」で主人公たちの敵とされる側がモチーフとなっています。そのなかでもオリジナルカクテルの「赤い彗星」、「青い巨星」、「黒い三連星」(いずれも900円)が特に人気だそうです。

 また、なぜか「BAR 連邦軍」には女性客が多く「BAR ZEON」は男性客が多いとか。

 「ガンダム」を観ている人はなんとなく納得いくかもしれませんが、不思議な現象です。これもあってフードも内容を変えており、「BAR 連邦軍」は塩味であっさりしたものが多めで、「BAR 連邦軍」は辛いものなど味付けが濃いものが多め。コスプレ系飲食店と言えどもなかなか侮れません。

▲壁に貼られたジオン公国の旗も兵士からの寄贈品。しかも店内に複数貼られているところが業の深さを感じさせる

▲右端の壷が、現在お店に出ているもので数少ない店長が特注で購入したものである「マ・クベの壷」※2)。かなりお高い

▲「BAR ZEON」だと、メニューやコースターが赤になっている。こちらも「ジオン軍は全体的に機密なので」中身の多くは内緒

▲ランチメニューには主人公たちのライバルの名前がズラリ。トレーズやフロスト兄弟など比較的新しい名前も見られる

▲独自のサービスとしてメニューをシャア専用(3倍サイズ)にできる。ただし値段も3倍だ(写真はシャア専用ワイングラス)

▲麦焼酎の「作(ざく)」。この焼酎自体は既存のものだが、ラベルはオリジナルで作ってもらったという


 このように「ガンダム」好きなら間違いなく楽しめる「BAR 連邦軍」と「BAR ZEON」。これまで後者ではザクのモノアイTシャツが制服だったのが、12月19日にはジオン軍の制服になるなど、開店から1年を迎えても、ますますパワーアップしていくようです。

 ただ気をつけてほしいのがお店の開店しているタイミングで、「BAR 連邦軍」が開いているときは「BAR ZEON」が閉まり、逆の場合は「BAR 連邦軍」が閉まるという状態です。これについては公式ブログで逐次発表されているので、「どうしてもどちらかのお店に行きたい!」という人は、必ずチェックして入隊しましょう。


【Akiba Shop News】
明治、大正に続き、昭和レトロがコンセプトのメイドカフェ「幻橙館」がオープン!
SHOP DATA
幻橙館
営業時間: 11:00〜23:00
定休日: なし
住所: 東京都千代田区外神田3-2-7

▲お店の前の様子。ベンチが用意されており、混雑時でも座って待つことができる
 2008年の10月には大正時代の女中がもてなしてくれるリフレ店「ほぐし茶屋 霞」、11月には明治時代の鹿鳴館をイメージしたメイドカフェ「cafe鹿鳴館」がオープンし、当連載でもそれぞれレポート致しました。すると不思議なもので、12月1日(月)には昭和レトロをテーマにしたメイドカフェ「幻橙館」が電気街に開店したとのこと。3連荘の〆として早速オープン直後のお店に伺ってみました。

 店内は木目調と白、ゴージャスなカーペットに使われそうな赤で統一されハイカラな印象です。BGMには、昭和20年代の映像が似合いそうなシャンソンが使われており、こちらも昭和レトロを演出しています。筆者は昭和後期の生まれですが、なぜか懐かしさを感じてしまいました。

 一方メニューは、オープン仕立てということもあってか、完全に“昭和”という感じではなく、メイドカフェ定番の「お絵かきオムライス」(1,200円)や「デコレーションパフェ」(900円)もあります。ただ今後はアルコールメニューに、電気ブランやホッピーなどの追加も検討されるとのこと。徐々にコンセプトに沿ったメニューが揃うようなので、今後のさらなる充実が楽しみです。

 しかし、こうして近代日本をコンセプトに取り入れたお店が3軒もできるとは、アキバもなかなか変わったスポットです。次は平成まで一気に飛ぶのか(デジタル系メイドカフェ?)、それとも昭和後期も経るのか(ジュリアナ系メイドカフェ?)、この路線を踏襲した次のお店の登場にも期待したいところです。

▲ついたてや時計など調度品にアンティークを使い、昭和レトロを演出している

▲メイドさんの衣装はオリジナルのもの。特に襟とボタンの赤がポイントだそうだ

▲メイドカフェには珍しく、完全分煙のため入口脇に喫煙室が用意されている

▲スタッフや店内を紹介する広報誌も販売する。オールカラー8ページとかなり豪華


※1タムラ料理長……初代「ガンダム」に登場するホワイトベースのコックさん。とてもコック然とした帽子を被っている。第16話「セイラ出撃」で、航行中に尽きてきた塩を調達するため、ブライトに塩湖に行くようお願いするあたりが最大の見せ場と、登場回数はかなり少なめ。それでもファンがいるところが「ガンダム」のすごさか。

※2「マ・クベの壷」……初代「ガンダム」の敵将であるマ・クベが骨董品好きで、これは「ガンダム」好きならわりと知られた事実。写真にあるものはそれにちなんで特注で作られたもののようで、完成まで3か月もかかったという。貴重なだけに触りたがるお客さんもいたそうだが、写真左端の「シャア専用ケータイ」(新規で約10万円)より高いと告げると、ヒイてしまったとか。


バックナンバーはコチラです>>「@アキバ!がいど」インデックス

最近掲載のがいど
第100回:連載100回記念 これまでの「@アキバがいど!」を振り返る
第101回:正統派から変り種まで オリジナルメイド服コレクション
第102回:メイドと一緒にリフレッシュ!「キャンディフルーツ」新店探訪
第103回:ほぐされ、踏まれ、癒された!最新アキバ系リフレ店探訪
第104回:まるでどこかのゲームみたい!幽霊メイドがもてなす古城探訪
第105回:諦めるのはまだ早い!ニンテンドーDSiをアキバでゲットしよう!
第106回:キミは誰に案内してもらう?メイドさんによるアキバガイド
第107回:英語の勉強もできて一石二鳥!?和風メイドカフェ「cafe鹿鳴館」
第108回:アキバグルメに新風到来!? ちょっと珍しい食事処3題の巻
第109回:アーケードゲームの塔が移転パワーアップ!新たな「トラタワ」
 
PCオンラインゲーム ニュース
Monthly アクセスランキング
1位
第1クールフィナーレは4月!? 『ROギルドマスターズ』長期計画が明らかに!
2位
『RO』待望の「ビフロスト」アップデート第2弾を体験レポート!
3位
『RO』運営インタビュー! 2012年の『RO』は攻城戦関連にも力を入れる!?
4位
『Dragon Nest』新キャンペーン発表!道重さゆみ & 嗣永桃子が対決!!
5位
『ペーパーマン』全国大会で新キャラの情報発表!声優陣のトークも…
6位
『MHF』新モンスター「タイクンザムザ」も!「フォワード.3」の新情報
7位
『MHF』フォワード.3最新情報!新武具「ザムザシリーズ」や新要素など
8位
『メイプルストーリー』「究極の冒険者」実装!ヤッターマンとコラボも
9位
「ビフロスト」や忍者上位職も公開!『RO』カンファレンスレポート
10位
『神羅万象フロンティア』最新弾「七天の覇者 第4弾」カードを追加
最近記事が追加されたゲームタイトル
スポンサーサーチ
    ◆体質改善 ◆注目のワード ◆リアルラブプラス
よく見られている画像