@アキバ!がいど  

第95回
Here comes リュウ&春麗!
「打ち水っ娘大集合! 2008」の巻

2008.08.08

 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。

 今回は先週お伝えした秋葉原夏の風物詩「打ち水っ娘大集合! 2008」の様子を紹介します。

神社のなかにメイドさんがたくさん! 打ち水始め式 in 神田明神

▲神妙な雰囲気のなか神事を受ける参加者。神社の人は慣れているという風情だった

 連日、日本各地で真夏日が記録されるなか、2008年8月2日(土)にイベント「うち水っ娘大集合! 2008」が開催されました。
 このイベントは2004年に始まり、今回で5回目。
 なぜ4年しか経っていないのに5回目かというと2005年の冬に行なわれた「Myメイドバッグ」というイベントもカウントされているからなのですが、それはともかく、今回は初めて江戸の総鎮守である「神田明神」で実施されました。

 「神田明神」では、まず社殿内に今回のおもな参加者が入り神事を受けることに。頂いた資料によると修祓(お祓いのことらしい)、打ち水の成功や秋葉原の安全祈願の祝詞奏上、巫女舞、福鈴などが執り行なわれていたそうですが、それら以上に面白かったのが参加者の格好と神社という場所のコントラスト。袴姿や、この際メイドさんもともかく、なぜか『ストリートファイター』シリーズのリュウや春麗がいて、そういった方々が神社で正座している姿がとてもシュールでした。

 ひととおり神事が終わったところで、続いて参加者は境内に移動。2007年に引き続き、司会進行を務める初音りおんさんによる「せ〜の!」というかけ声に、参加者が「涼しくな〜れ!」と合わせながら打ち水を開始。数十回の打ち水のおかげで、開始前は36℃前後あった気温が33.6℃まで下がっていました。

▲福鈴を行なう巫女さん。もちろん彼女たちはコスプレではなく本業だ

▲司会を務める初音りおんさんと、イメージガールのグラビアアイドルのふたり

▲社殿から境内に来るまでの石畳では、足の裏がとても熱そうだったリュウ

▲今回協賛で関わっているダレットのマスコットキャラも含めて、今回のイベントに使われるアイテムもお祓いされた

▲主催者であるリコリタの代表・真田さんの挨拶では、6月の事件に対する黙祷が捧げられた

▲打ち水の参加者は大体30人くらい。「神田明神」の巫女さんも参加していた

▲「神田明神」のグッズも販売していた。なかには「神田明神」が監修をした「巫女さん入門書」※1)なんて本も

▲リュウの正体はダレットの広報担当者。コスプレの理由は、同サイトで『ストリートファイターオンライン』がプレイできるから


どこが一番涼しくなった? 2℃ちゃん三姉妹対抗 アキバ冷却大作戦
 これだけで終わらないのが、「うち水っ娘大集合! 2008」のすごいところ。
 境内での打ち水後はマスコットキャラクタの三姉妹にちなんで「秋葉原UDX」付近の三カ所に再集合して打ち水をし、どの場所がもっとも気温を下げられたかを競うという趣向です。

 筆者はとりあえず例年「打ち水っ娘大集合!」の会場となっていて、今回はひしゃくを持った長女キャラが担当するJR秋葉原駅西口交通広場へ。
 ここでは道行く人々にも参加をお願いし、一般参加者とともに打ち水をします。
 そして16時30分から2℃ちゃん三姉妹対抗 アキバ冷却大作戦が開始。17時までの30分間、JR秋葉原駅前広場、富士ソフト秋葉原ビル前、ヨドバシAkiba前の三カ所で、猛烈な勢いで水が撒かれていました。

▲今回配布されたうちわ。これが2℃ちゃん三姉妹で、左から次女、長女、三女だ

▲今回撒かれた水はすべて再利用水。対抗戦では神社で清められた水も使われた

▲グラビアアイドルの胡桃咲姫によるかけ声とともに、打ち水をする一般参加者たち

▲打ち水中にほかの地区も回ってみた。富士ソフト秋葉原ビル前はリュウたちも参加

▲ヨドバシAkiba前の様子。1日あたり、ディズニーランドと同程度の来場者数を誇るだけあり、特に混雑していたようだ

▲今回、リコリタが定める秋葉原式打ち水ルールのうち、「萌える格好で打ち水しよう!」をもっとも達成していた一般参加者

▲イベント終了後に偶然見かけた春麗のふたり。どちらかが2Pカラーだとよかった!
 そして30分が経過し、2℃ちゃん三姉妹対抗 アキバ冷却大作戦も終了。各会場の代表者が携帯電話で連絡を取り、それぞれの気温差を教え合いました。

 その結果、まず自分がいた長女チームは元々31.1℃だったのが30.8℃(0.3℃減)に、と少々微妙な感じ。
 一方、次女チームの富士ソフト秋葉原ビル前は31.9℃が31.4℃(0.5℃減)になったのはともかく、ヨドバシAkiba前が43.9℃から34.1℃(9.8℃減)になっていてぶっちぎりで優勝。

 というか最初の気温が43.9℃だったという時点で「ドーピングだ!」という声があがっていましたが、もちろん本気で怒る人などおらず。多数の観客による熱気にも関わらずどの会場でも気温が下がっており、改めて打ち水の有効度がわかったイベントとなりました。


【Akiba Shop News】
子供も大人も楽しめる!
理科専門店「サイボックス」
SHOP DATA
サイボックス
営業時間: 11:00〜18:00
定休日: 日曜、祝日
住所: 東京都千代田区外神田5-3-10
TEL: 03-3833-0758
 学生さんはすでに夏休みで入っていて、社会人からすると羨ましい限り。ただし彼らにも夏休みの宿題があります。そんな宿題のなかでも、特に自由研究に役立つお店「サイボックス」が秋葉原の外れに存在します。

 「サイボックス」は、おもに理科用実験器具の製造や販売をするナリカが、4年ほど前に作ったアンテナショップ。ただし販売するだけでは面白くないので、一般の人も楽しく実験ができるよう配慮されているそう。
 確かに奥のテーブルにある子供向けの遊具的なものから、空気中を飛び交う放射線を目視できる「ペルチェ霧箱」まで、見ているだけでワクワクするようなものがたくさん。また筆者が文系だからかもしれませんがそれらの仕組みをまったく理解できず、自然とその原理について学びたいと感じました。学生時代はあんなに理科や科学が嫌いだったのに……。

 なお「サイボックス」では夏休み期間中、毎週土曜と8月28日、29日の14:00から自由研究の相談会を行なっています。
 最後の追い込み時期となる8月28日、29日にも行なうのが実に粋。

 おもに小学生向けの内容なので、多くのジーパラ読者にとっては関係がないかもしれませんが、理科や科学に関する相談があれば随時受け付け中とのこと。理科関係で学校の先生に聞けない困りごとができたときのために、「サイボックス」というお店があることを覚えておきましょう。

▲お店は裏通りにあるが、店長のホネーチョ※2)が店頭にいつもいるのですぐに見つかる

▲店内の様子。白と木目基調で明るい雰囲気。元はナリカ本社の一部だった

▲一年を通じて売れ筋だという元素周期表がプリントされたTシャツ(2,310円)

▲使い道があるのかわからないが、色がカッコいい「火星儀」(13,650円)

▲じつはナリカは90年の歴史を持つ老舗。大正時代の顕微鏡も展示されていた

▲紙製の組立キット「ボーニー」(4,410円)。完成までふたりで丸2日かかるらしい

▲夏休みの売れ筋はこのパックテストシリーズ。手軽に水質などの調査ができる

▲お店の奥にあるテーブル。ただのおもちゃに見えるが、理科的な知識を学べる


※1「巫女さん入門書」……神田明神で毎年夏に行なわれている「巫女さん入門講座」のテキスト版。仕事内容や礼儀作法、現職へのインタビューなどさまざまな角度から巫女という職業を紹介している。「初級編」と付いているところから、まだ続きが出そうだ。朝日新聞社刊。

※2店長のホネーチョ……店長なのにいつも表に立たされている骨の人。ブログも持っている。ちなみにホネーチョに似た骨格模型は63,000円くらいするそうだ。


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