@アキバ!がいど  

第80回
裏通りに全方位型オタク向けビルが完成!「まんだらけコンプレックス」の巻

2008.04.11

 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。

 今回は4月5日にオープンした「まんだらけコンプレックス」の様子をお伝えします。

裏通りにオープンした“まんだらけ史上最強店舗”

▲黒に“まんだらけ史上最強店舗”の文字が映える、「まんだらけコンプレックス」
SHOP DATA
まんだらけコンプレックス
営業時間: 12:00〜20:00
定休日: なし
住所: 東京都千代田区外神田3-11-12
電話番号: 03-3252-7007

 当連載第50回で、「中野ブロードウェイ」の「まんだらけ」だらけっぷりを紹介しましたが、それらのお店にも負けないくらい、とても充実した「まんだらけ」がアキバにもオープンしました。

 その名も「まんだらけコンプレックス」。ここは元々「俺コンハウス」があった場所に、新たにビルを建設したできた総合店です。

 担当者にこのお店について聞いてみると、ターゲットは中野ほどサブカルやビンテージに特化しておらず、アキバに多く訪れる若い人に少し比重を置いているとのこと。かと言っていわゆるアキバらしい“萌え”一辺倒ではなく、2008年現在、20代後半くらいの人が集めていた「SDガンダム」や「ビックリマン」を充実させているそうです。

 また中央通り沿いではなく、電気街方面に一歩入った立地について尋ねると、「ある意味ウチらしいでしょ」と笑っていました。


▲ビルの外周にも愉快なアイテムがディスプレイ。ちなみに右上にある戦前に作られたというブリキの福助は682,500円!

▲看板にはフロアごとにどんなものを扱っているかが分かる。2階は“?”と怪しく、なかなか期待できそう


そそるアイテムがぎっしり! 8フロア+αをチェック

 “20代後半くらいの人が集めていたものを重視した”とのことで、もろ直撃世代の筆者はほくそ笑んでいましたが、百聞は一見に如かず。早速、全フロアを案内してもらいました。

▲買い取りカウンターが6つある一階。ディスプレーに買い取り価格が表示される

▲一階には買い取りカウンターのほかに、企業系のレアな人形が置いてある

▲“?”となっていた二階には、コスプレ衣装、セル画、ドールなどが並ぶ

▲ある意味等身大の「ローゼンメイデン」のドール。一番高い「真紅」で472,500円

▲マンガを扱う3階にある「緑の天使」(※1)3,150,000円)。一番高価な賞品らしい

▲「コミックボンボン」系コミックス全940冊(735,000円)。さらに棚3段分の量がある

▲アニメやマンガなどのムックも多い。開店直後に結構売れたそうで空きが目立つほど

▲「週刊少年ジャンプ」などのバックナンバーも充実。誕生日付近を買う人もいるとか

▲4階は男性向けのフロア。同人誌は最新作から中古の特価本までバリエーション豊か

▲美少女ゲームメーカー・ソフトハウスキャラ作品もコンプ。再販しないため結構レア

▲5階は女性向けフロア。紫やピンクな装丁のマンガや同人誌がずらり

▲男性アイドルのグッズも。ちなみに女性には古いアイドルはあまり需要がないらしい

▲6階ではゲームとCDを販売。ディスプレイ用だが、ファミコンソフトはコンプ済み

▲ゲームサントラもアキバ有数の品揃え。『サクラ大戦』関連がずらり(上から2段目)

▲特撮系や「WORST」などのトイを扱う7階。レジ横のショーケースにはアンティークが並ぶ

▲筆者のお気に入りは、「グレンダイザー」に登場したスペイザーに乗る玩具(735,000円)

▲7階ではトイのほかに、「ビックリマン」、「カードダス」などのカードも販売

▲8階は、一般のお客さんが入れるなかでは最上階となる。トイ専門のフロアだ

▲トイの種類はロボット中心だが、ちょっとオシャレなものもありラインナップは幅広い

▲「まんだらけ」名物のコスプレ店員さんも、すべてではないが各フロアで待っている

 正直なところ、1時間ほどの取材時間ではまったく時間が足りません! 逆に言えば1時間ほどで軽く回ってもこれだけ色んなアイテムを見れるので、しっかり見ようとすると一日潰せそうなほどの密度でした。

 中野のように専門店が多数集まっているのも回る楽しさがありますが、「まんだらけコンプレックス」のようにひとつのビル内にすべて入っていると、ついつい全フロア覗いてしまいます。特にゴールデンウィークや修学旅行でアキバを訪れる読者は、この新しい名所は欠かさず訪ねておきましょう。



【Akiba Shop News】
ゲームに疲れたら癒しのスポットへ
パワーストーンショップ「聖呼」が開店
SHOP DATA
聖呼
営業時間: 10:30〜20:00
定休日: なし
住所: 東京都千代田区外神田1-14-1-2F

 ゲームやPCを長時間していると、何の影響かはわかりませんが(電磁波?)、妙な疲れが溜まることがあります。
 そんな目に見えない疲れには、目に見えない力で対抗しよう! ということで、3月29日、ゲームショップ「メディアランド」(6階建て)の2階に、オープンしたパワーストーンショップ「聖呼(せいこ)」にやってきました。

 店内はとにかく石だらけ。仕事運アップや金運アップなどのご利益があるらしい石を使った、ビーズ、アクセサリ、インテリアなど、300種類以上の石があります。また石に秘められたパワーはどんどん消費されているそうで、そのパワーを元に戻す(これを「浄化」というそうな)ためのグッズも置いてありました。

 また店内は石のパワーが持つ神聖さにイメージを揃えるため、神社のイメージで統一されています。そのため店員さんは巫女の格好をしており、彼女たちにどんな石がいいか相談することもできます。

 名古屋の大須には巫女さんがいる居酒屋※2)がありますが、アキバでは神田明神や、メイド喫茶のイベント時くらいでしか巫女さんを見られません。「聖呼」は、そっち方面の衣装が好きな人も、雑誌の広告などで見てパワーストーンとは何か気になった人も楽しめそうなお店でした。

▲店内の様子。写真ではわからないが、お香が焚かれ、雅楽系のBGMが流れていることもある

▲巫女さんにはビーズを選んで、ブレスレットやストラップを作ってもらえる。しかもタダ!

▲PCでオススメの石を占える。「恥ずかしくて巫女さんに聞けない!」なんて人も安心だ

▲芸能人が着けているものや、色やパワーによってアニメキャラをイメージしたものもある

▲店内で一番高価な“ご神体”。「価値がありすぎて値段はつけられない」ほどのものらしい

▲帰り際には巫女さんが火打ち石を打ってくれる。なお右手に持っているのは金属だった


※1「緑の天使」……漫画家松本零士氏が初期に使用していたペンネーム・松本あきら名義での作品。「緑の天使」自体は市販され、復刻版も出ているが、写真に写っているのは松本氏が出版社に特別に作らせた特装版で、この世に3冊しかない。そのためこんな値段になったそうだ。

※2巫女さんがいる居酒屋……名古屋市中区大須にある「やすらぎ居酒屋 月天(がってん)」のこと。2003年2月に一度閉店したが、2004年9月に再オープンしてから現在も営業中。一部の巫女好きにはとても有名なお店で、入店後の口上は「ここではお客様は神様です。なんなりとお申し付けください」。ただしそれ以外は結構普通の居酒屋らしい。


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