@アキバ!がいど  

第62回
アキバ通の人たちも大注目!?
第一回アニメ検定試験の潜入レポート!の巻

2007.11.30

 秋葉原にはよく行くけれど、「通」ってわけではないそんな微妙な立場の記者が、皆様と一緒にアキバ通を目指していくコーナーです。今回はいつもの記者に代わってアキバ初心者の女性記者が、11月23日(金)に実施された第一回アニメ検定試験に挑戦してきました。

初開催のアニメ検定にチャレンジ!

 アキバの街でも特に人気の高いコンテンツであるアニメーション。そんなアニメのあらゆる知識を検定する「全国総合アニメ文化知識検定」、通称「アニメ検定」の試験が、2007年11月23日(金)に都内の大学にて、初めて実施されました。本検定主催の“アニメ検定実行委員会”は、アキバにある東京アニメセンターを中心としたアニメ関連事業者の団体とのこと。そこで今回は特別にアキバの街を飛び出してアニメ検定3級の試験を受けることになったのですが……。当コーナーの記者がどうしても急用で試験を受けられないということで、代打としてアニメ大好き(特に非ロボットのサンライズ系)な私が受検することになりました。ちなみにこの指令を告げられたのが、なんと試験前日!
  慌てて小学館プロダクションより出版されている『アニメ検定公式問題集2007』を購入し、試験勉強に取り組みました。出題内容はアニメ作品に関する問題や声優、クリエイターに関する問題、さらにはアニメの歴史やアニメーションの作画技法、アニメ産業の流通に関する問題など、多岐にわたっており早くも挫折気味の私。それでも連載で公開する以上、恥ずかしい点数は取りたくないので、眠い目をこすりつつも徹夜で問題集に取り組みました。

▲閉店間際の書泉ブックタワーに駆け込んで入手した公式問題集。全160ページに、3級から5級まで全200問の模擬問題が掲載されている
▲問題を解くことで初めて知ることも多く、本当にアニメの勉強ができる。重要なポイントにはそれっぽくラインを引いて気分を高めた

緊張感漂う試験会場へ潜入!


▲会場最寄り駅改札を出てすぐのところに、アニメ検定の案内板を持った人を発見。方向音痴の私でもスムーズに会場に向かうことができた
 試験当日、さっそく試験会場に行ってみます。会場内では受検者たちが公式問題集を解いていたり、なかには分厚いアニメ史の本をチェックしていたりと試験勉強に余念はない様子でした。ちなみに今回の受検申込者数は、ビギナーファン向けの5級が406名、ノーマルファン向けの4級が414名、スーパーファン向けの3級が491名。つまり約1300名がアニメ検定を受検することになります。受検者も私がざっと見たところでは、中学生くらいの年代から40代50代くらいまで、幅広い層の人たちが集まっているようでした。そのなかの何人かに、なぜアニメ検定を受けようと思ったかについて聞いてみます。
 「アニメが好きで単純に腕試しをしてみたかった」、「第一回だから受かりやすいかと思った」
▲試験会場となった大学※1)の正面玄関前。あまりアニメ臭はしないところだった
  ふむふむ、こういう人が多いようですね。
 「公式サイトで受検表明をしている桃井はるこさんが受検するから、一緒にがんばってみようと思った」
 なるほど、アニメファンの鏡だと思います。
  ちなみにインタビューに答えてくれた方はだいたい、1か月間みっちり勉強をしていて、公式問題集の問題はすべて覚えたと言っている人もいました。私のように一夜漬けの人は発見できません。
  そうこうしているうちに、私が受検する3級試験の開始時間となりました。検定試験はどの級でもマークシート式で、4つの選択肢から正しい答えを選ぶというもの。わからなければ勘に頼って答えを埋めていけるので、とりあえずわかる問題から解いていくことにしました。しかし問1の「2番目に多くリメイクされている作品は何か」という問題に初っ端からつまずく私。模擬問題では「最多リメイク作品は何か」という形で出題され、2、3番目については解説に書かれてあったことは覚えているのに……と悔しい思いをしながらも問題を飛ばすことにしました。
  もちろん問題集から得た知識で解けた問題もありました。たとえば「さまざまな経歴を持つアニメーター・大塚康生のプロフィールで正しいものを答えよ」という問題。大塚康夫氏は元麻薬取締官で、元模型会社経営者で、現軍用車両研究家なんですが、問題の選択肢にはしっかりと麻薬取締官が入っていたので、迷わずチョイス。また「バラエティ番組『笑っていいとも!』やアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』、ゲーム『シャイニング・ティアーズ』の音楽制作に携わった音楽プロデューサーは誰か」という問題は、私が以前『シャイニング・ティアーズ』の記事を書いていたので、正解の鷲巣詩郎氏を選べました。
  しかし勉強やこれまでのオタクライフの成果によって自信満々に答えられたのは60問中25問。残りの35問はすべて勘頼みとなってしまいました……。

▲教室にやってきた試験官が注意事項を説明。受検番号や氏名の書き忘れが多いらしく、「空欄の場合は無効にしますよ!」と注意された ▲いよいよ配られた3級の問題用紙。全60問中70%以上正解すると合格できる。491人中何人がこの試験を突破できるか気になるところ

芸能人やアキバのメイドさんたちも3級にチャレンジ!


▲目前に迫る試験に向けて、余裕満面な笑顔を見せる鉄拳さんと不敵な笑みを浮かべる指圧野郎さん。試験後には笑顔は消えていた

 アニメ検定の公式サイトでは、桃井はるこさんをはじめ、落語家や若手のお笑い芸人が今回受検することを発表していました。さらに会場へ行ってみるとお笑い芸人の鉄拳さんと指圧野郎さん、アイドルの白岩英理子さんと駒宮美都季さん、そしてアキバのメイドカフェに勤務するメイドさんもいたので、試験後にお話をうかがってきました。
  額に検の字を書きこんだ検定仕様(?)の特別メイクで登場した鉄拳さんは自信満々に「確実に落ちると思います」とコメント。わかった問題はたったの3問しかなかったそうです。ロボットアニメ好きな指圧野郎さんは「アニメ作品に関する問題は解けたけれど、アニメ制作に関する問題はさっぱりわからなかった。そういう方面の勉強をもっとしておけばよかった」と、勉強不足だったことを悔いているようでした。

▲『ママレードボーイ』などが好きという駒宮美都季さん(右)。白岩英理子さん(左)は『撲殺天使ドクロちゃん』が好きとなかなかコア

  試験直前まで、仲良くふたりで問題集を解いていたアイドルの白岩英理子さんと駒宮美都季さんは「引っかけ問題が多くてむずかしかったです。私も落ちると思います」と、鉄拳さんに引き続きやはり自信なさげなコメント。アキバの顔ともいえるメイドさんたちも「思っていた以上に難しい」や「自信がある問題は30問くらいで、メイドとして情けない」など語ってくれました。そんななか、ロイヤルミルク(URL:http://r-milk.com/)のメイドさんは「問題集もすべてやったし、ベストは尽くしました。合格の希望はあります」と頼もしいコメント。確かに引っかけ問題は多かったのですが、公式問題集を解説までじっくり読んで覚えれば、その分だけ合格できそうな問題が多かったように思います。

▲アニメの聖地アキバから、はるばるやってきたメイドさんたち。左からメリーハウス、@ホームカフェ、ロイヤルミルクのメイドさん
▲会場前で全員集合。ちょうど4級試験終了後だったため、撮影後には試験を終えたばかりの一般受検者たちも集まり、人だかり状態に
▲いつもは穏やかな笑顔のメイドさんたちも、それぞれ黙々と勉強中。真剣な表情もステキだ
▲試験前の独特な緊張感に飲まれつつある鉄拳さん。妙に姿勢がいいのが気になった

 アニメ検定試験終了後、公式サイトで試験問題の解答がアップされました。自己採点したところ、60問中35点という残念な結果に。勘でプラス10点されたことになりました。ただし自信があった問題も間違えていたり、引っかけ問題にしっかり引っかかってしまったりと、もっと見直しをしとけばよかったのかなぁと思いました。
  ちなみに合格ラインは7割以上正解なので、12月の結果発表を待たずとも、私の不合格はほぼ確定。ただ一夜漬けにしては、がんばった方じゃないかな、と思うのですが……。今回参加できなかった人も、次回ぜひチャレンジして私のリベンジをしてください!


【Akiba New Shop Guide】
お金がないけど歌いたい、そんなときに!
アキバ最安のカラオケ屋、メロディランド秋葉原店
SHOP DATA
メロディランド秋葉原店
営業時間: 13:00~5:00
定休日: なし
TEL: 03-5835-1878
住所: 東京都千代田区外神田2-11-1
ヴェルス秋葉原3~4F
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です

 これから年末にかけて、忘年会シーズンということで、カラオケに行く機会が増える人も多いでしょう。そんな時期を前に、10月26日(金)、アキバに新しいカラオケ屋ができました。このメロディランド秋葉原店は昭和通りから少しだけ奥まったところにあり、初めての人にはわかりづらいのですが、それでもぜひおすすめしたい大きなメリットがあります。それは料金の安さ。アキバにはほかにもカラオケ屋がありますが、それらの平均と価格を比べてみると……

  ピーク時(30分) ピークオフ時(30分) オールナイト(フリー)
メロディランド秋葉原店 300円 100円 1,500円
その他のお店の平均 487円 210円 2,060円

 と、どの時間帯もあきらかに安め。ちなみにほかのお店は会員/非会員の区別や、曜日によってはさらに料金が上がりますが、メロディランド秋葉原店はいつでも誰でもこの料金です。さらに10%引きのクーポンがぐるなびやホットペッパーにあるのでさらに安くなります。
では安い分サービスが悪いかというと、そんなことはなく、まず機種は13万曲収録と単体機種としては業界最多となるUGA※2)シリーズの最新機種 UGA+を全室に配備。さらに料理もフードコーディネーターがいるらしく、手が込んだものが多く、人気があるのはたこ焼きおんたま添え(400円)、パフェ類(480円or380円)など。チーズフォンデュ(880円)や、チョコレートフォンデュ(880円)といったカラオケ屋では珍しいものもあります。
これでアキバには5軒のカラオケ屋が立ち並ぶことになりました。そのなかでもメロディランド秋葉原店はこれといった欠点がなく、特に安く済ませたい人には絶対におすすめです。女性店員の制服がかわいいですし。


※1試験会場となった大学……諸事情により具体的な大学名は明かせないが、著名な出身者に山崎邦正や車だん吉などがいる。

※2UGA……それまで5万や6万で最多曲数を争っていた、業界に突如7万曲搭載して現れた黒船的カラオケ機器。現在はその倍以上で、13万曲前後。CMでよく見るパンダの名前はUGAパンダとそのまんま。


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