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第52回
「中野ブロードウェイ」遠征シリーズ第2弾
そのほかの変わったお店にお邪魔しま~す
の巻
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2007.09.14 |
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▲ 「まんだらけ」だらけのブロードウェイ特集
第1弾も必見! |
秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。
連載50回突破記念として行なった「中野ブロードウェイ」(以下「ブロードウェイ」)遠征。50回目では、「まんだらけ」全店を紹介しただけでかなりのボリュームでした。
とはいえ、それだけでは「ブロードウェイ」の魅力は伝えきれません。今回は第2弾として、前回全店舗まわった「まんだらけ」以外の気になるお店を訪れてみました。
クスリと笑えるTシャツだらけの「HONEY and JET」
SHOP DATA
HONEY and JET
| 営業時間: |
12:00~20:00 |
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| 定休日: |
水曜 |
| TEL: |
03-3388-7686 |
| 住所: |
中野ブロードウェイ 3F |
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いわゆるバカTシャツを中心に、変わった衣料品が揃うショップ「HONEY and JET」。もともとは地下1階で普通の衣料品店を営んでいた同店ですが、紆余曲折あって現在の3階に移り、面白いTシャツやジャージなどを扱うようになったそうです。Tシャツだけで100種類くらいありますが、いずれもアニメやマンガ、時勢を皮肉ったパロディものばかり。多くはほかのショップなどから仕入れたものですが、なかには「20世紀少年」のともだちマークや、「ドラゴンボールZ」の魔人ブウをあしらったものなど、「HONEY and JET」オリジナルのTシャツもあります。
アキバでは、今年に入って有名ショップ「カミカゼスタイル」も一時撤退し、現在こういった変り種Tシャツの専門店は、なかなかありません。同店のTシャツを愛用していた人は、代わりに「HONEY and JET」で素敵な一枚を探してみましょう。
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| ▲どこかで見たモチーフがそこかしこに見られる「HONEY and JET」。ウィンドウショッピングだけでもかなり楽しめる |
▲「ブロードウェイ」には外国人のお客さんも多いそうで、彼らにはこの辺りのTシャツが人気だとか。かなりブラックです |
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| ▲この夏のヒット商品となったらしい鶏、豚、牛の末路が描かれたTシャツ。羊も欲しかった |
▲数は少ないながら、帽子とブーツも置いてある。これらは真面目なものばかりですが…… |
■アイドル、J-POPアーティストアイテムならおまかせの「トリオ2」
SHOP DATA
トリオ2
| 営業時間: |
12:00~20:30 |
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| 定休日: |
無休 |
| TEL: |
03-5343-2270 |
| 住所: |
中野ブロードウェイ 3F |
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「HONEY and JET」の隣にある「トリオ2」では、古今東西のアイドルやJ-POPアーティスト関係のアイテムを、中古で扱っています。店長にお店の特徴を聞いても「芸能、音楽系雑誌の在庫が充実しているくらいだね~」と謙遜していましたが、そのほかにブロマイド、ポスター、グッズなどが大量に置いてありました。
ちなみに「トリオ」という店名は、もともと別のお店が3つ集まって始めたことに由来し、現在は同じフロアにある映画グッズ専門店「トリオ」と、ミニコミ専門店「タコシェ」へと、ふたたび3つに別れているそうです。
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| ▲無数に女性のポスターが垂れ下がった店内。しかし意外に女性向けの商品も多く、お客さんの男女比は大体半々くらいらしい |
▲雑誌は確かにものすごい量で、この棚10数個分ある。なかにはスポーツ誌、特に選手をアイドル視しているものが多く、ちょっと納得 |
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| ▲レジ横にはレアグッズばかり収められたショーケースがある。一番のプレミアグッズは栗山千明(当時11歳)の写真集でなんと36,750円! |
▲コンサートのパンフレットや、ファンクラブ会報などもあります。お金がなくて買えなかった! なんて悔しい思いをした人はぜひリベンジを |
フレンチコミックの品揃えは日本最高峰! 「パピエ」
SHOP DATA
パピエ
| 営業時間: |
12:00~19:00 |
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| 定休日: |
水曜 |
| TEL: |
03-5913-6598 |
| 住所: |
中野ブロードウェイ 3F |
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BD(ベーデー)というものをご存知でしょうか?
BDとはフレンチコミックのことで、正確にはバンドデシネ(
※1)と言います。そんなBDの日本唯一の専門店が「パピエ」です。フランス語で紙を意味する店名が示すとおり、扱っているのはBDをはじめ、フランス方面のポストカード、ポスターなど紙製品がメイン。なぜかアキバでも一部で人気の「ゲゲゲの鬼太郎ドリンク」なんかも置いていましたが、「面白いものはなんでも扱う」そうです。
BDは日本のマンガと違って、ほとんどハードカバーの単行本が中心です。これは向こうではマンガの雑誌がほとんどなく、また、雑誌と単行本では売っている場所も違うので、まったく別のものとして扱われているのが理由だそうです。もちろん「パピエ」の店員さんの受け売りですが、確かに日本のマンガとの違いは、自分みたいな素人でも感じとれます。大友克洋氏や弐瓶勉氏など、BDに影響を受け、勉強した人は多いそうなので、マンガ描きやマンガ好きは話のタネに、チラリと覗いてみてはいかがでしょうか。
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| ▲BDは店舗左側の棚にまとめて置いてある。新旧揃っており、勉強にはちょうどいいかも |
▲このようにBDはハードカバーでページ数は少ない。大きさはA4の紙よりふた周り大きいくらい |
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| ▲中身はほぼオールカラー。基本的に描き下ろしとなるため、1年に1冊出るかどうからしい |
▲海外でもキャラクターをフィギュア化する文化はあるようだ。精巧さは日本のほうが上かも? |
「ブロードウェイ」の休憩スポット「おぎメイドINブギウギハウス」
SHOP DATA
おぎメイドINブギウギハウス
| 営業時間: |
11:00~23:00 |
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| 定休日: |
無休 |
| TEL: |
03-5380-6888 |
| 住所: |
中野ブロードウェイ 3F |
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アキバでは至るところで見られるメイド系サービス店。しかし「ブロードウェイ」ではメイドゲーセンとして一部で脚光を浴びた「TRF」はメイドさんがいなくなり、4階の「TeaRoom Alice6」は「不思議の国のアリス」がモチーフだし、ということで意外にもメイドさんがいるのは「おぎメイドINブギウギハウス」だけでした。
ほかのメイド喫茶と比べて、このお店では客とメイドさんの距離感が近く、店内のあちこちで談笑しているところが見られます(もちろん給仕などはしっかりしたうえで)。店に入り、メイドさんとは注文時と会計時しか話さないお店も少なくないなか、コミュニケーションしたい人にはうれしい雰囲気です。18時までのカフェタイムではチャージ料もかからないため、「ブロードウェイ」の買い物に疲れて、休憩したいときなどで最適のスポットでしょう。
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| ▲店舗入口右側ではアイスのテイクアウトも行なっている。なんと種類は32もある |
▲人気メニューというオムライス800円(税込)。ケチャップ絵が達者なメイドさんが多い |
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| ▲21時以降には1曲300円で歌ってもらえる。水曜19時以降は、自分で歌うことも可能だ |
▲ダーツは1ゲーム100円からと安い。凝っている客も多く、マイダーツ持参の人もいるとか |
まだまだコアなお見せでひしめき合ってます
今回は以上の4件をまわってみましたが、「ブロードウェイ」にはほかにも無数の変わったお店があります。今回は諸事情で取材ができなかった、ナイフとヒーリングストーンという謎の組み合わせが気になる
「フリーダムナイブズ」、無可動実銃専門店
「シカゴレジメンタルス 中野デポ」、テクノポップ専門店
「shop MECANO」などなど。同じ“オタクが集まるところ”と言っても、アキバに比べて「ブロードウェイ」のほうが扱っているジャンルの幅が広いようです。オタクとして見聞を広めたいアキバ人は、「ブロードウェイ」もたまには訪れてみましょう。
【Akiba Nakano New Shop Guide】
野菜嫌いでも食べられた!
「香林坊」の精進料理が美味し!! |
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SHOP DATA
香林坊
| 営業時間: |
11:30~15:00、17:00~20:00 |
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| 定休日: |
日曜、第3土曜 |
| TEL: |
03-3835-7979 |
| 住所: |
中野ブロードウェイ 2F |
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突然ですが、当連載を第2回以降ずっと担当している筆者は子供のころから野菜嫌いでして、現在もすすんで食べることはほぼありません。そんな筆者を見かねてか、編集部の方が「ブロードウェイ」取材の際にぜひ、と紹介してくれたのが2階にある「香林坊」です。
特に調べもせずにお伺いしたところ、なんとこのお店は精進料理専門店! 「ウチの料理には一切肉や魚は使用していません!」、「肉を食べるのをやめない限り戦争は終わらない!」などと店内の壁紙やチラシに書かれており、ちょっと肉っこの筆者はドキドキ、ビクビクしちゃいます。
とりあえず昼飯も食べたばかりだし、名物だという精進カツ(500円)だけ頼もうとしたところ、「それだけじゃ意味ないから! 定食(1,100円)を全部食べなきゃ栄養バランス悪いから!」と『逆転裁判』のオバチャン(※2)みたいな店員さんにたしなめられてしまいました。財布の中身が580円くらいしかないことを告げると「いいから! お金なら出さなくていいから食べなさい!」……肉っこ筆者ですが、今度は心がジーンときました(ホントはまだビクビク)。
10分ほど待って出てきた定食にはおかずが3つもあり、2時間前に昼飯を食べてしまった筆者にはあまりにあまりなボリューム満点さです。箸をつけないのも失礼なので、とりあえず名物という精進カツをひとつ頂いたところ……ん、肉? 野菜しか使っていないはずなのに、少し弾力のある歯ざわりと、ちょっと濃い目の味が肉を思い出させました。使っている材料を聞いてみると、なんとしいたけの茎とのこと。まさか、あの部分がこんなにおいしく食べられるとは。あとは切干大根が入った玉子焼きと焼きナスのみ。ナスは最近食べられるようになっていたので、結局全メニューおいしく食べてしまいました。精進料理なんて緑と灰色っぽいものしか出ないだろうと思っていたので、定食のおいしさに少し感動です。
オバチャン(教えてくれないので仮名)はこのお店を22年ほどしているそうですが、3年ほど前からひとりで切り盛りしているそうです。大変だろうと思ったのですが、精進料理だけ食べていたら、50代後半になった今でも全然元気とのことでした。日ごろの不摂生が気になる人は、ぜひ訪れてみてください。ほんと、肉っこでもウロコがポロリものの、おいしさです。
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(※1)バンドデシネ……あちら語の綴りではbande dessinee。フルカラーで単価が高いというほか、コマ割が単調ながら、ひとコマあたりの描写は細かい、と感じられた。そういえば日本でもPSP『メタルギアソリッド バンドデシネ』のおかげで、ゲームファンには意外に知られたジャンルかもしれませんね。
(※2)『逆転裁判』のオバチャン……『逆転裁判』のオバチャン……『逆転裁判』シリーズの初期三部作に出てくるキャラで、本名大場カオル。大体警備員の役職に就いており、事件の重要な場面を見ている。ものすごい勢いの喋りと、金魚鉢をかぶり、手におもちゃのレーザー銃、という妙にSFチック格好など、変なキャラが多い『逆転裁判』の中でも特に変。しかし、ゲームキャラでは珍しい、大人気のおばちゃんキャラ。 |