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第47回
アキバの熱暴走(?)を食い止めよう!
「うち水っ娘大集合!」に参加してみたの巻
(前編)
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2007.08.03 |
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秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。今回は2007年8月4日(土)に行なわれる「うち水っ娘大集合!2007」のプレイベントの模様を中心にお届けします。
4年目を迎える毎年恒例イベント「うち水っ娘大集合!」とは?
元々2004年の夏に、全国的なイベント「打ち水大作戦」の一環として行なわれた「うち水っ娘大集合!」。名前にもあるとおり、ヒートアイランドになりがちなアキバの気温を2℃冷やすために、萌えるコスプレで打ち水をするというイベントです。当初は電気街のオアシス「芳林公園」でひっそりと打ち水をしただけですが、2年目からJR秋葉原駅前に場所を移し、桃井はるこ(※1)さんはじめ有名人が来たり、メイドさんが何十人も参加したり、当連載第2回の小ネタで扱おうとしてボツになったりと紆余曲折あって、夏恒例の大規模なイベントとなりました。
4年目となる今回は、8月4日に行なわれる本イベントを前に、8月1日の昼にプレイベントが行なわれました。
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| ▲水の奥にいるのが公式キャラクタの2℃ちゃん3姉妹。左から長女、次女、三女だ |
▲実行委員会の人が着ていた3姉妹三女のTシャツ。公務員の人は誰も着ていませんでした… |
8月1日に行なわれたプレイベントからして圧巻!
プレイベントとは言え、当日は会場となった「秋葉原ダイビル」前の広場に、実行委員会や千代田区の方々、そして多くのギャラリーが集まった、にぎやかなイベントとなりました。まず広場内に設置されたステージに今年のイメージガールであるアイドルの初音りおさんが登場。拍手とともに「いぇー、りおちゃーん!」という歓声も上がって、平日の昼間からアキバっぽさ全開です。彼女の司会進行に従ってイベントは進み、次は千代田区長によるご挨拶。「気温は下げますが、景気はヒートアップさせましょう!」とうまいことを言っていましたが、歓声はあまり上がりませんでした。
ここで「秋葉原UDX」につながるエスカレーターについて紹介されました。エスカレーターの両脇にはドライミストの噴射口があり、暑い時には霧が噴射されて周囲の気温を下げます。このことからエスカレーターは「ひんやリフト」と呼ばれているそうですが、その場所から千代田区の新成人と大量のメイドさんが打ち水のために登場しました。りおさんによるとこの時の気温は31℃。広場にズラリと並んだ彼らの打ち水によって少しでも気温は下がるか――!? いよいよ打ち水開始です。
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| ▲浴衣姿で登場した初音りおさん。この日が初めての司会だったらしくかなり緊張気味でした |
▲千代田区長の石川雅己氏によるご挨拶。筆者の質問にも答えてくれる、気さくな人でした |
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| ▲新成人も浴衣で登場。この時は機械のトラブルのせいかドライミストが作動しませんでした |
▲メイド28人が一斉に登場。見物に来ていた小学生が「どんだけー!」と言っていました |
初音りおさんの掛け声に合わせて打ち水がスタート! と言っても手に持つ桶から手のひらを使って水を撒くだけなのであまり盛り上がるわけではないのですが、珍しい光景だからか多くの人々が写真を撮っていました。確かに気温は下がったような気がしないでもありません。
次に「ひんやリフト」沿いに再度メイドさんだけ並び直して、もう一度打ち水開始。今度は一般の人にも桶を配布し、みんなで打ち水をします。「うち水っ娘大集合!2007」のWEBサイトによると打ち水にもルールがあるらしく、
1、萌える格好で打ち水しよう!
2、一回使った水を持ってきてね!
3、人にかけちゃだめだよ!
とのことで、この日使われたのは古くなった災害対策用の井戸水。さらにお店の常連さんっぽい人を見つけたメイドさんが水をかけるふりをしていましたが、みんな楽しそうなのでOKなのでしょう。
ふたたび初音りおさんがステージに上がって打ち水後の気温を発表。最終的には29.7℃となり、目標の-2℃を超えて、2.7℃も下がりました。湿度は少し上がった気もしますが、打ち水の効果が明らかになり、イベントは大成功のうちに終了しました!
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| ▲浴衣の新成人とメイドさんに囲まれてか、かなり楽しそうな区長。率先して撒いていた |
▲色とりどりの制服を着たメイドさんたち。どの店かすべて当てられた人は相当の通かと |
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| ▲2回目の打ち水前の様子。平日だが、このころには100人以上のギャラリーが集まっていた |
▲最後には初音りおさんも打ち水を開始。もちろん本番でも彼女が司会進行を行なう |
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| ▲当日、打ち水前後の気温の移り変わり。湿度が書かれていないあたりが小ニクい |
▲湿度温度計が掲げられていました。イベント終了直後に見てみると、えっ、31.2℃!? |
さて、今回行なわれたのはあくまでプレイベント。8月4日の12時からは本番が行なわれます。そちらではメイドさんが50人以上来ての打ち水や、かなりマジメな会議、マイタライを持ってきてのタライコンテスト(略してタラコン・※2)など、色々なイベントが行なわれるようです。この記事がアップされた次の日ではありますが、台風5号(ウサギ)もそれたみたいで、天気は大丈夫そう。時間に余裕のある人はぜひ参加して、いつも訪れるアキバの環境について考えて見ましょう。
【気になるショップレポート】
電気街の端っこでエロイムエッサイム!
オカルトグッズショップ「魔術堂」に潜入!! |
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SHOP DATA
魔術堂
| 営業時間: |
11:00~20:00(平日)) |
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11:00~19:00(日・祝日) |
| 定休日: |
第3日曜日 |
| TEL: |
03-5295-1934 |
| 住所: |
東京都千代田区外神田3-8-7 イサミヤ蔵前ビル |
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です |
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マンガやゲームに登場する高校では、オカルト研究会とかいう良くわからない同好会があり、ちょっと不思議なメガネっ娘(外すとかわいい)がいるのは定石。しかし比較的二次元世界に近いと思われるアキバにも、なかなかオカルト要素がありません。せいぜいあるのは武器屋さんで売っている独鈷杵や勾玉くらいで、それらもオカルトかと問われれば微妙に違う気がします。どこかで武器に使えるタロットカードや、かわいい小悪魔さんが呼び出せそうな魔方陣はないのかと思って探していると、思い切り濃いお店が電気街の隅っこに見つかりました。
その「魔術堂」は、WEBサイトでの通信販売がメインなのですが、ジャンクショップの「コンピュエース秋葉原店」の一角で商品を展示しています。「コンピュエース秋葉原店」自体も中古パソコン関連製品と合わせて石鹸などを売っているという不思議なお店ですが、その店舗の左側にある「魔術堂」とその隣にあるインディースCDショップ「イアーズ」が怪しさを倍増させています。元々はとある店員さんがドラマ版「エコエコアザラク」に出てきた五芒星のペンダントが欲しかったものの、日本にはなかったため海外から輸入したのが開店のきっかけ。その後オカルトグッズに興味が出て、色々と輸入している内に、事務所がパンパンになるほどの品揃えになったそうです。
売っている製品はオカルトグッズではありますが、精神世界を追求するようなものより、身に付けて楽しむビジュアル寄りなグッズのほうが多め。タリスマン(お守り)や金運、異性運を呼び寄せるなど多様な効果を持つマジカルオイルが売れ線のようです。そのほか古今東西のタロットカードや「本物の魔女になるための本」なんて同人誌まであって、本当に狭いスペースしかないのに、なかなか飽きません。
ただし店頭に置かれているのは在庫のほんの一割程度らしく、WEBページを見ると魔術師のローブや杖など、ファンタジーRPG好きには溜まらない製品が並びます。お店にない製品は事前に連絡をしておけば、土日以外は店頭で受け取れるそうなので、ぜひ手にとって実物を確かめてみましょう。
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(※1)桃井はるこ……元祖アキバの女王。と言っても、アキバには中川翔子とか時東ぁみとかきこうでんみさとか女王が一杯いる。その中で桃井はる子さんは本当にアキバ文化が好きそうなところと、歌手や声優だけではなく作詞や作曲など手がける多芸なところがすごい。
(※2)タラコン……自分のマイタライを持ってきて打ち水をするという企画。例えば、余ったCD-Rのケースを利用すれば再利用にもなってよさそうとのこと。ユニークなものを持っていこう。この企画でタラコン大臣に話しかけるとタライメダルが手に入り、初音りおさんと2ショットチェキが撮れるというところが、なんだかメイド喫茶的文化のにおいを感じる。
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