第46回 大人のラジコン好きはここに集う!? 「ラジコン天国アキバ店」探訪の巻
秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。これまでゲームを始め、フィギュア、パソコン、コスプレなどわりと幅広く“そっち”系の趣味を扱ってきた当連載。ある日「そういえば扱っていなかった」と思いついたのがラジコンでした。そこで今回は「ラジコン天国アキバ店」で、ラジコンについて勉強してきました。
「ラジコン天国」は3フロア構成! 4階は空ものラジコンのコーナーだ!
「ラジコン天国」は、中央通りを上野方面に歩き、「ドン・キホーテ」を過ぎた直後にあるビルの4階から6階にあります。1階には「ソフマップ4号店」があるので、目印にしましょう。 下のフロアから見ていくと、まず4階が飛行機やヘリコプターといった空もののラジコンを中心に扱っています。今回対応してくださった「ラジコン天国」の迫間氏によると「車はアクセルとハンドルのふたつだけを動かせばいいが、飛行機はさらに上下動が加わり、ヘリはさらに機体の旋回という要素も加わる」ため、後者ふたつはラジコンのなかでも結構動かすのが難しいそうです。試しにレジの横にあるパソコン上でヘリを操作できるシミュレーターを触ってみると、目測5メートルくらい飛んだところで地面に急降下&大破。これが本物のラジコンだったらと思うとヒヤヒヤものです。 ただ迫間氏が言うには、ラジコンというのは“壊して覚える”という体育界的な側面があるようです。そこで、送受信機や動力部分、ボディなどが、ワンパッケージで売られている量販店ではなく、交換や修復のためにパーツ単位で販売し、サポートも手厚い専門店に強みがあるとのことでした。
5階は陸ものラジコンコーナー! 流行のドリフト系から藤原とうふ店まで勢ぞろい!
5階は陸もの……と言っても車のラジコン専門になります。先述したとおりラジコンというジャンルのなかでも、動かすのが簡単らしい車。そのなかでも京商の「ミニッツ」というシリーズが、初心者向けでは主流のようです。ホイールや受信機などを組み込んだシャーシセット(大体1万円くらい)があり、あとは別売りのボディーを付けるだけ。さらにこだわろうと思えば、タイヤやスプリング、モーターなど、いくらでもカスタマイズできます。 こういったラジコンのおもなターゲット層は、現在30~40代の男性。彼らが若いころにスポーツカーブームがあったものの、今では家庭を持ち、車に金をかけられなくなってきたので、そのミニチュア版のラジコンに流れてきた、という流れです。そういった方々がハマるくらいなので、ラジコンと言えども結構本格的なもの。担当の迫間氏は以前本物のレースでメカニックをしていたらしいですが、「実車で使えたテクニックがラジコンでも使える」ことに驚いたそうです。
6階には「ミニッツ」専用サーキットあり! 買ってすぐに走行可能!
「ラジコン天国アキバ店」の最大の特徴が、6階にあるサーキット。ここは5階で取り上げた「ミニッツ」専用のサーキットで、利用料金は1時間500円と意外にリーズナブルです。
ラジコンを趣味としている人は、自由に走らせたり、飛ばしたりできる場所を探して、自然と同じ場所に集い、知り合いが増えていくというケースが多いようです。しかし都内にはあまりそういった場所があまりないらしく、交流の場となるよう「アキバ店」にサーキットを作ったそうです。 こういったことも含めて、今回の取材では、店員さんの対応やお店の雰囲気から“趣味としてのラジコンを広めたい”という「ラジコン天国」の方針が感じられました。ちなみに4階の空もののフロアは近いうちに別の場所に引越しをするとのことでした。筆者のようにラジコンをあまり知らない初心者は、ラジコンのバリエーションの広さを知っておくためにも、早めにお店に訪問しておきましょう。
(※1)「空飛ぶドラミちゃん」……大陽工業から2005年12月に発売された代物。黄色いタケコプター風のプロペラを頭部に付けて、上昇と下降ができる。ちなみにアニメにおいてドラミちゃんの持つ道具は、ドラえもんのものと色や柄が違っており、タケコプターはピンクだ。
(※2)「頭文字D」……講談社の週刊ヤングマガジンで連載中の公道レースマンガの金字塔。このマンガだけ読むとドリフトで走ると速いと感じるが、実際はそうでもないらしい。なお、アーケードで展開されているゲーム版の最新作『頭文字D 4』は、レースゲームで初めて全国通信対戦を実現した、かなりの名作。
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