@アキバ!がいど  

第34回
えっ、タダで持ってっちゃっていーんですか!? かなり充実している、秋葉原のフリーペーパー特集の巻

2007.05.02
 
 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。今回は、秋葉原で手に入るフリーペーパーを集めてみました。ちょっとした空き時間の暇潰しにでもなればと思いきや――?

アキバ常連組はコレクト必須!? アキバ限定のフリーペーパー

▲あきば通実行委員会が年4回発行する「あきば通」。4月26日から最新号のVol.16を配布中。おそらく秋葉原系フリーペーパー最古参で、表紙は毎回、マスコットキャラクターの外神田あみたん。内容は千代田区議員の小林たかや氏によるコラムや地図など

 ものの辞書によると、フリーペーパーとは「無料(フリー)で配布されている冊子(ペーパー)。配布されている地域が限定され、発行費用は広告収入で賄われる」ようです。つまり、厳密に言うとアキバでのみ手に入る紙媒体が「アキバなフリーペーパー」ということ。
  ただ、例えばメイドさんが配っているチラシや基板の買取価格表は違うなー、と思いつつ、条件に合うフリーペーパーを探してみたところ、なんと全部で5種類。いくらアキバブームとは言え、かなり充実しています。

▲「Akibatica」制作委員会が不定期に発行する「Akibatica」。ほかのアキバ系フリーペーパーより全体的にオシャレなデザインとなっている。内容は、アキバにあるガチャポンの台数を数えるといった無茶な特集記事や、地図、飲食店のクーポンなど ▲秋葉原エンタメMAP編集局が毎月発行する「秋葉原エンタメMAP!」。4つ折りで、すべて開くと約60×40cmの大きさになる。内容の半分はアニメやゲームの広告で、残りの半分に地図や、発行月に行なわれるイベントのスケジュールが書かれている
▲アキバカルケットニュース編集部が毎月第4水曜日に発行する「アキバCulketニュース」。タブロイド紙サイズで全8面。4面に渡って展開される地図&膨大な数の店舗紹介がメインで、イベントレポートやコラムもある。編集後記のハジけっぷりは5紙イチ アキバガイド.ドットコムが発行する「秋葉マップ」。電気街口を左に出たところにある広場や、ゲーマーズ前でメイドさんが配っている。表面はアキバのお店が網羅された地図。裏面は五十音順の店名から地図内の位置を検索する早見表。観光客が持っている率ナンバーワン

アキバ情報だけじゃない! 周辺で手に入る面白フリーペーパー

 上記の5種類のフリーペーパーだけでもかなり楽しめるのですが、アキバではフリーペーパーがほかにもまだまだあります。と言っても全国で配布されている「HOT PEPPER」(※1)や、求人、住宅系情報誌を紹介しても仕様がないので、秋葉原らしいにおいがするものを集めてみました。
  大別すると小規模な店舗が作っている紙一枚のもの。アキバで消費されるアニメやデジタルグッズなどのガイド。全国チェーンの専門店による情報誌。そしてその他と言ったところでしょうか。専門分野に特化したものが多く、いずれも読み応えがあります。

東京アニメセンターが毎月発行している「東京アニメセンターニュース」。毎回、監督や声優など、アニメ関連の有名人のインタビューが掲載されている。今回は3月に行なわれた声優アワードの様子が表紙だが、女性声優がカバーガールとなることも多い。ファンは東京アニメセンター内にあるバックナンバーをチェックしよう ▲アニメグッズ系の全国チェーンが毎月発行している3紙。左からとらのあなの「とらだよ。」、ゲーマーズの「フロムゲーマーズ」、アニメイトの「きゃらびぃ」。それぞれマンガ、アニメ関連情報を中心に、これでもかと言わんばかりの情報が詰め込まれている。筆者の個人的なオススメは「とらだよ。」裏面の広告マンガ「とらのあなの美虎ちゃん」
▲電気街で役に立ちそうな3紙。BCNが発行する「BCNランキング」は、デジタルグッズの製品紹介と売れ筋ランキングを掲載する。アップデイトによる「ケータイ活用ガイド」は、ナンバーポータビリティや料金プランのお役立ち情報を紹介。「おっとのちらし」は、PC系チェーン店「otto」の価格表がメインだが、なぜかアキバグルメガイドもある ▲ゲームメーカーの広報誌も2冊あった。右はスクウェア・エニックスの季刊誌「スクウェアエニックスマガジン」。これが創刊号のようで、意外にもあまりゲームゲームした内容ではない。左はバンダイナムコゲームスが毎月発行する「サイド・ビィエヌ」。キャラクターゲームの情報が中心。『アイドルマスター』のマンガ(※2)も掲載されていた
▲通り一遍等のアキバ情報なんて不必要! というかた向けなのが、月2回発行される「広報千代田」。いわゆる「アキバ系」の情報はまず掲載されないが、新鮮な情報が得られる可能性もある。まず表紙右上の「昼間人口」という調査結果からして気になる。左の「さくらサポーター通信」といい、渋いフリーペーパーは、「オアシス@Akiba」の独壇場だ ▲アニメ関係のフリーペーパーもいろんなところから発行されている。左からジェネオンの「アニメプレス」、エイベックスエンタテインメントの「Pam!」、アニメ系インターネットラジオ局「音泉」の広報誌「音泉。」、ランティスMellow Headのディスクガイドブック。4月の番組改変期に収集したためか、やたらに新アニメの情報ばかりだった
C★NET編集部が毎月10日に発行してる月刊イベント情報誌「C★NET」。全国のコスプレ関連イベントについての情報が掲載されている。これを観ると、東京都内では毎週複数のコスプレイベントやコスプレダンパが行なわれているのがわかる。さすがオタク大国・日本の首都。うしろのほうのページには衣装の販売店やウィッグの専門店の広告があり、眺めているだけで楽しい ▲タダで手に入る紙媒体ということならこれも入るか!? デジマが発行する世界初の無料コミック雑誌「コミック・ガンボ」。おもに首都圏の主要な駅で火、水曜に配られており、秋葉原でも配布されている。取り逃しても「アソビットシティゲームシティ」に行けばその週の号は手に入るようだ。個人的には、林家木久蔵の自伝コミック『昭和バカ噺子』がじんわりと面白くてオススメ
▲中古ゲームの殿堂「スーパーポテト」で発行されている「ぽてと新聞」。内容はおもにゲームに関するコラムの集まりで、プレミア市場相場やファミギャル(ファミコンのギャル)ランキング、ディスクのエラー表示についての解説など。大変面白いが、ひとりで作っているために不定期での発行となり、まだ創刊号しかないのが惜しい ▲こちらは第31回 で訪れた「キャンディフルーツ 秋葉原店」と「キャンディフルーツ・オプティカル」が毎月頭に発行している新聞。両面刷りで、それぞれのお店が1面ずつ担当している。お店の情報とメイドさんの手書きによるコラムが半々で、好きなアニメや本、休日の過ごしかたなどが書かれている。話を合わせるため、読んでおこう

▲無料の紙媒体と言えば、中古ゲームショップ「フレンズ」に至る階段に、ただで持っていってよい攻略本やゲームが置いてあります。発行(?)は不定期だそうです
 ここまで紹介したもので、22種類。さらに大学生による大学生のための「学生新聞」が定価100円のはずなのに、ほかのフリーペーパーと同じようにラックに入れられていたり、「ジーパラ」では紹介できないようなピンクなゲームのフリーペーパーなどもあり、1日で30種類以上回収できました。暇潰しで読むどころか、読むだけで数日潰れてしまいそうです。
  なお、ゲーム系ならば「ソフマップ本店 アミューズメント館」が、アニメ系はバックナンバーも含めて「東京アニメセンター」がわりと充実しています。直接アキバを案内しているものも、アキバ系情報を扱っているものもうまく利用して、アキバライフを充実させましょう。



【Akiba New Spot Guide】
夢か現(うつつ)かメイド喫茶か
「HONEY SHEEP」が4月26日にオープン!
【今回の案内人】
もみじさん
「飲食業も初めてだし、開店前だしで、かなりテンパってます」というもみじさん。オープン前の忙しいところありがとうございました!
SHOP DATA
HONEY SHEEP
営業時間: 12:00~21:00
定休日: 水曜
住所: 東京都千代田区神田岩本町1-13
リベラ秋葉原II 3F
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です
 駅から西に向かったところにある昌平橋通り沿いに、新しいメイド喫茶がオープンしました。その名は「HONEY SHEEP」で、お店のコンセプトは夢の途中のカフェです。店名にある「SHEEP(=羊)」は実は神様で、人々に夢を作るという仕事をしており、店員さんはその夢の案内人。そしてお客さんは夢に迷い込んできたという設定のようです。ちなみにこの設定は、先に明らかになっていた店名の「SHEEP」の部分が妙に評判になったため作ったとのことでした。
  店名にある「HONEY(=ハチミツ)」のほうは、メニューに反映されており、ハニートーストやハニーパフェなど、ハチミツ入りのメニューがあります。今回、ハチミツ入りの紅茶を初めて飲みましたが、甘過ぎる感じがなく、なかなか美味でした。ちなみにラム肉は置く予定はないそうです。神様ですから食べちゃいけません。
  店内の内装はシンプルな西洋風で、BGMはオルゴール風の音楽。雰囲気は大変落ち着いるため、本当に寝てしまいそうな感じなのでダメ元で尋ねたところ、なんとテーブルで寝ちゃってもOKだそうです。メイド喫茶で寝るなんて、いい夢を見れそうですが、テーブル席全員が寝ているなんてのも困りもの。ほどほどに休憩して、現実の秋葉原に戻りましょう。

※1全国で配布されている「HOT PEPPER」……リクルート社が地域別に発行しているクーポンだらけのフリーペーパー。地方でも発行されているが、ひとつの県庁所在地の「HOT PEPPER」が、東京のひとつのエリアより薄いなんてことはよくある。ちなみに秋葉原は神田や御茶ノ水などと同じエリアになっている。毎月月末に配布されているので、宴会の幹事などをする際は取り忘れないように。

※2『アイドルマスター』のマンガ……Xbox360版の発売で再度ブレイクしたアイドルプロデュースゲーム、のマンガ版。原作をバンダイナムコゲームス、作画を草壁レイが担当している。全16ページ。4月末から公式サイトにて連載が始まるそうなので、ファンはもちろん、雰囲気を知りたい人もチェックしてみよう。なお菊地真が6コマしか登場してなくて、個人的には大変残念だった。セリフに至っては2コマしかなかった。


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第27回 :暖冬のおかげで緊急特集!アキバのお花見どころ先行探訪の巻
第28回 :最新製品を触りまくろう!アキバのショールーム探訪の巻
第29回 :ここさえまわればアキバ通間近!?「ソフマップ」全店探訪の巻
第30回 :パソコンがなくてもダイジョーブ!安価&無料のインターネットスペース探訪の巻
第31回 :アレもコレもみんな欲しくなる!?メイドさんの販売店探訪の巻
第32回 :アキバの象徴でコスプレイベント開催「COSMODE GATHERING 2007春」探訪の巻
第33回 :ゴールデンウィークのお土産はやっぱりコレ。アキバ名物おでん缶特集

 
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