@アキバ!がいど  

第18回
Vista触り放題!復活したアキバ系イベント「AKIBAX 2006」潜入の巻

2007.01.05
 
 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。今回は2007年で最初にアキバの街を騒がすであろうマイクロソフトの新OS「Microsoft Windows Vista」(以下「Vista」)をいち早く体験できたイベント「AKIBAX 2006 powered by Windows Vista Ultimate」(以下「AKIBAX 2006」)をレポート致します。

そもそも「AKIBAX」ってなんだ?

▲開催初日前には主催者・秋葉原電気街振興会の代表らによるセレモニーも行なわれた
 年末も押し迫り、クリスマスムードで街がウキウキワクワクしていた2006年12月22日(金)~24日(日)に、秋葉原UDXで開催されたイベント「AKIBAX 2006」。この「AKIBAX」は、もともと2001年まで夏ごろに行なわれていたコンピュータ系の展示会。多くの動員を誇ったイベントでしたが、駅周辺の再開発の関係から会場が確保出来なくなり、2002年以降はイベント自体が行なわれていませんでした。
 そして時は流れ2006年の末。この年完成した秋葉原UDXを会場とし、特別協賛のマイクロソフトが2007年1月30日(火)に発売する「Vista」に触わることができるイベントとして、5年ぶりに復活を遂げたのです。

「Vista」の見どころは「見た目」です

▲インターフェースとして使っている3D表現の一例。現在開いているウィンドウを少しずつズラして並べている
▲過去の主要なOSと、そのOSが入ったパソコンも年代順に展示されたNECブース。比較的高齢のかたに見物客が多かった
 イベント会場は入口正面に「Vista」の機能に関する展示があり、その周囲を出展メーカーなどのブース、実際に操作できるパソコンが並んだブース、プレゼンテーション用のステージなどが囲んでいるというレイアウト。ここで、話題の「Vista」が触れるというわけです。

 展示コーナーで「Vista」の機能としてまず紹介されたのが、新しいインターフェースの「Windows Aero(ウィンドウズ エアロ)」。複数のウィンドウが重なった際に手前のウィンドウのフレームが半透明になったり、3Dグラフィックによる奥行きのある表示でウィンドウがギュンギュン動いたりと、スタイリッシュかつ使いやすいユーザーインターフェースとなっているとのこと。確かに、マウスを動かしているとそれだけで楽しい感じがします。

 また、22日正午から行なわれたマイクロソフトのWindows本部本部長のジェイ・ジェイミソン氏によるプレゼンテーションでも触れられたように、パッケージのバリエーションの多さも「Vista」の特徴のひとつ。ブラウザとメディアプレーヤーのみに機能を絞った「Home Basic」や、機能をすべて備えた「Ultimate」など、個人向けだけで5種類も用意されていました。私などはどれを買ったら良いのかとオロオロしてしまいそうですが、必要なものをきちんとチョイス出来るのは便利なのかもしれません。なお、「Home Basic」では「Windows Aero」は使えません。ご注意を。

「Office」も「2007」にバージョンアップ!

▲「Excel」で書式を変更しているところ。まだ変更の決定をしていないが、表内には青色のバーが表示されている
▲ちょっとした暇つぶしに最適な「ゲーム」の種類も変わっていた。写真は『上海』(※3)に似た新ゲーム『マージャンタイタン』
 「Vista」の発売日は、実は「Office System 2007 Editions」(以下「Office 2007」)の発売日。つまり久々のOSと「Office」の同時発売となります。新しい「Office 2007」について専属の係員から説明を受けて、特に気に入った機能が、装飾後の状態を表すプレビュー機能です。
 例えば「Excel」などでセルの並べ替えを行なう場合、従来の「Ofiice」ではコマンドを実行するまで結果はわかりませんでした。しかし「Office 2007」では、検索条件を設定するごとにドキュメント上のセルが並び変わるという具合です。これで自分好みの結果が現れるまで「Ctrl+Z」(※1)を繰り返すという手間から開放されそうです。

 そのほかのブースで気になったのはタブレットを使った製品を紹介しているブースが多いこと。それもそのはず、もっとも安価なパッケージの「Home Basic」以外の「Vista」では、手書き文字の認識機能やメモ作成機能などが標準で搭載されていて、ペン入力に対する機能の強化を図っています。これに合わせて各社のブースでは、「Vista」のペンでの操作、お絵かきや「脳トレ」(※2)系ソフトの実演などが行なわれていたようです。いくつかのソフトを試したところ、いずれもマウスとは違った操作感ながら、快適にプレイできました。

▲「AKIBAX 2006」でも1階広場に停まっていた、キャラバンバス「マイクロソフト号」。このあとは九州に行ったらしい
 以上のように、自分が特に気になった点だけ挙げてもこれだけ色々な機能が搭載された「Vista」。残念ながら「AKIBAX 2006」はすでに終了してしまいましたが、現在「Vista」が触れるパソコンが乗ったバスが全国を訪問しています。2007年12月末までに47都道府県200ヶ所を訪問する予定のようなので、近くに来た際はぜひ実際に触ってみてください。
 また、今回は「Vista」というパソコン関連のものでしたが、かつてはゲーム関連のイベントも行なわれていたという「AKIBAX」。今年以降も継続して開催されるのか、秋葉原の様子が変わった現在、どのような製品、技術を取り上げるのかも含めて注目です。

アキバ NewWave

アキバの住人がオススメ最旬秋葉情報!
アキバの住民の生の声を聞いて、アキバで話題のスポットを巡る

■今月の紹介者
いつも通り大野です。最近アキバで「欲しいな」と思ったのは、任天堂の『カルチョビット』。
■秋葉原出没頻度
最近は週3くらいになりました。
■よく行くスポット
プレイステーション『サイレントボマー』の安い店を探して、スーパーポテトなどの中古ゲームショップ。

■最近アキバで話題の場所、モノ
山本耳かき店 秋葉原店
その名のとおり耳かきをしてくれる、新しいリフレサービスのお店です。

膝枕で耳の大掃除!
アキバのオアシス最右翼
「山本耳かき店 秋葉原店」

 近年のアキバブームを受け、昨年もカフェを始めとするコスプレ系の店員さんが働く店舗がたくさん開店しました。その中の1ジャンルとしてリフレがありますが、その中でも一風変わったサービスを提供するのが、2006年12月4日にオープンしたばかりの「山本耳かき店 秋葉原店」です。年の瀬で大変疲れていたこともあり、またゴミだらけの部屋で耳掻きをなくしてしまったこともあって、このお店に癒されに訪れました。お店の場所は、この連載でも2回ご紹介した「雪花の郷 秋葉原店」と同じビルの4階。中央通りを北に歩き、ドン・キホーテの対岸付近です。
  店内には畳を使った2畳ほどの部屋が4つあり、コース(30分:2000円と1時間:4500円の2種類から)と、「小町」と呼ばれる女の子を選ぶとサービス開始。
「どうぞ、ここに頭をお乗せください~」
と、おもむろに着物を着た小町が膝枕を催促! おそるおそる女の子の膝に頭を乗せると、
「もっとしっかり乗せても大丈夫ですよ~」
なんてかわいいことを言ってくれました。男としては膝枕だけでも有り難いのに、感無量です。ところでこの膝枕の際に気になったのですが、小町はサービス中はずっと姿勢よく正座を保っています。一日に10人もの耳かきを行なうこともあって結構な重労働らしく、そのような苦労を考えるとさらに有り難さが増すでしょう。
 閑話休題。膝枕をしたあとは10分程度の入念な耳のマッサージと耳掃除。さらに余った時間は手をニギニギしてくれたり(※単なるハンドマッサージです)、膝枕のままでお昼寝したりと、自由に過ごせます。なお、1時間コースでは首付近や頭部のマッサージもできます。
 膝枕という姿勢のため、カフェなどと比べて女の子と距離が近い(というかゼロ)こともあり話も弾みやすく、中には恋愛相談をするお客さんもいるそうです。畳部屋に、「和」な雰囲気の癒し系BGMに、女の子とのゆっくりした時間――耳垢が溜まらないうちに再度訪れる人がいるというのもうなずけるほど、「山本耳かき店」はアキバ有数の癒しスポットでした。

SHOP DATA
山本耳かき店 秋葉原店
営業時間: 12:00~21:00
定休日: なし
電話番号: 03-3252-2033
住所: 東京都千代田区外神田3-15-6 4階
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です


※1「Ctrl+Z」……「やり直し」のキーボード ショートカットキー。「Ctrl+C」(コピー)、「Ctrl+V」(貼り付け)などとともに、キーボード ショートカットキーを学ぶ人が最初に覚えるもののひとつとなる。

※2「脳トレ」……2005年にニンテンドーDSで発売され、ブレイクした『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』の略。ゲーム史上屈指の長いタイトルを覚えるのも脳活性化の秘訣かもしれない。

※3『上海』……1987年にPCエンジンで発売されたものを皮切りに、およそほとんどのハードで発売されたパズルゲーム。積み上げられた麻雀牌から、同じ牌を選んで取り除いていくだけのゲームだが、とても中毒性が高い。携帯電話ではまるゲームの代表格でもある


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