@アキバ!がいど  

第13回
アキバ系アイドルユニットの頂点! AKB48劇場探訪の巻

2006.11.27
 
 秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。今回はAKB48(エーケービーフォーティーエイト)の公演を見てきました。

AKB48の本拠地に潜入! ……そもそもAKB48って?

▲ドン・キホーテ8階へエスカレーターを上がった先には劇場への入り口が。開演前はムチャクチャ混む
▲100回訪れた人は、MVPとして名前が廊下の壁に飾られる。熱心なファンの多さを感じさせる、気がする

 11月に入り、今年もそろそろ総括シーズン、ここらで一発、今年のアキバを象徴するようなものでも……ということで10月にシングル「会いたかった」でメジャーデビューを果たしたアイドルグループ・AKB48の公演に潜入することになりました。
 テレビなどでも頻繁に取り上げられているのでご存知のかたも多いでしょうが、彼女たちは2005年に秋元康氏(※1)のプロデュースで生まれたアイドルグループで、ドン・キホーテの8階にある専用劇場で“ほぼ毎日”公演を行なっています。名前から「48人もいるのか!」とも思いますが、現在は20人のチームAと16人のチームKに分かれて活動をしているようです。
 と、偉そうなことを書きながら、実は私も公演がないときに劇場前まで足を運んでフロアを見物した程度。オタクと言えどもアイドルオタクの世界には疎く、以前からどんな世界なのか興味があったので、ワクワクしながらチームKの公演を観に行きました。
 平日の公演は18時45分に開場し、19時から開始します。しかし現在では早くに売切れてしまって、開場後にチケットを買うのはまず無理のようです。今回会場を訪れた18時50分には、すでに当日券を買って整理番号順に並んだファンと40人ほどの抽選枠で入るファン、そしてそれらのキャンセル待ちをするファンが多数いて、劇場へと至るフロアは人だらけ。そんな人たちを尻目にひと足先に劇場に入らせてもらいます。


生で観られるのは250人! チケットを勝ち取った勇者達が入場

 用意された座席は前から4番目の中央とかなりの良席。ありがたいことです。劇場内は規模の小さい映画館のような雰囲気で、毎日250人しかAKB48のライブは観られません。しかしそれだけに最前列は舞台との距離が1メートルほどで、砂被りでアイドルが観られるチャンスです。
 開演5分ほど前になると外で並んでいたお客さんが入ってきましたが……意外と女性客が多い! こういったものは男の文化だと思っていましたが、10人にひとりくらいの割合で女性がいます。AKB48の魅力が、性別を越えて伝わっていっているのでしょう、公演に期待が高まります。
 ほぼすべての席が埋まってきたころに、隣に座ったお姉さんのバッグからサイリウム(※2)が3本見えました。そしてもう片方の男性も3本のサイリウムを手に持ち、その向こうの男性の手にも。気になって聞いてみるとチームKの最年少・奥真奈美ちゃん誕生日記念の仕込みとして有志のファンが配っていたとか。
 と、その真奈美ちゃんの声で公演に関する注意が劇場内に流れ、劇場内が暗転。いよいよ公演スタートです!

▲座席の中には女性やカップル、遠方から来た人の専用席も20近く用意されていた。それってけっこう親切 ▲ファンにより配布されたサイリウム(ひとり3本ずつ)。その資金源が知りたかったが首謀者見つからず

真奈美ちゃんおめでとう! 大盛況のコンサートとお誕生日

▲満足して家路に着く観客のみなさん。男性陣も20代を中心に、学生さんや会社員など結構幅広い
▲公演が終わったあとの劇場の様子。女の子の写真がNGなので、残り香だけでも感じ取ってもらえれば
▲チケットがなくて劇場内に入れなかった人も、この広場までは入れます。モニターで公演を楽しみましょう
 フリルの付いた白いシャツとピンクのチェック柄のミニスカートをまとった16人の女の子が一斉に入場! 考えてみると、学校のクラスひとつぶんの女子(キレイどころばかり)が同じ衣装、同じ振り付けでズラリと並んでいるので、なかなか壮観です。
公演は全員、またはユニットごとのライブ数曲+MCを繰り返して進行していますが、曲間、MCの最中に関わらず「○○ちゃーん!」、「なんでそんなにかわいいのー!?」などの断末魔のような歓声(?)が客席から上がり、それだけ聴いてても楽しいほど。座席があるため、激しい動きはできませんが、こういったコールだけでもオタ芸(※3)最前線に潜り込んだ気にさせられます。
また、公演開始直後はアイドルがみんな同じような顔に見えたものですが、公演が進むうちに結構個性みたいなものが見えてくるものです。あぁ、この子は「昭和生まれ」ってことをウリにしてるんだ、とかSMAPの中居君(※4)みたいにとにかくダンスだけは頑張ってるんだ……などなど。一度公演を観に来れば、お気に入りの女の子が見つかるでしょう。
アンコールも終わって、2時間ほどの公演も終盤に差し掛かったころのMCで、誕生日を明日に控える真奈美ちゃんのためにケーキが運ばれてきました。
「わー、こんなことするなんて聞いてなかったから、うれしいですー」
なかなか泣かせる演出です。さぁ、ロウソクに息を吹きかけて……ってロウソクが11本!? 今までの公演に小学生が混じっていたこと、それに何も違和感を感じさせなかった芸達者っぷりに脱帽です。

 

公演が終わったあとは、劇場前のカフェやグッズ売り場のある広場で、多くの観客がくつろいでいます。その中で「早野薫 聖誕祭メッセージ募集中」というボードを掲げているハシダさんというファンがいたので話を聞いてみました。するとチームAは10時、チームKの場合は12時には抽選枠以外の当日券は売り切れてしまうそうです。また、固定客が多過ぎてなかなか新規のお客さんが入れない点を、なぜかその固定客自身が憂慮しているようでした。

SPOT DATA
AKB48劇場
営業時間: 11:00~21:00
定休日: 年中無休
TEL: 03-5766-4848
住所: 東京都千代田区外神田4-3-3
ドン・キホーテ秋葉原8F
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です
ともあれ公演は2,000円(女性や高校生以下は1,000円)という値段とは不釣合いなほどに充実しており、アキバ好きであればぜひ一度は観ておきたい内容です。少し早めにアキバに来る用事があったときは、チケットが余っていないか確認して一度公演を観てみましょう。


アキバ NewWave

アキバの住人がオススメ最旬秋葉情報!
アキバの住民の生の声を聞いて、アキバで話題のスポットを巡る

■今月の紹介者
いつも通り大野です。最近アキバで「欲しいな」と思ったのは、64MB以上のCFカード。
■秋葉原出没頻度
この連載を始めてから週2くらいになりました。
■よく行くスポット
PowerMac G3のケースを看板にしているというアキバ系バー「Bar & Junk MIKAKU」……を探して昭和通り沿いをさまよってます。

■最近アキバで話題の場所、モノ
MACH DUE(マッハドゥエ)
ヨドバシ隣にある、できたばかりのカレー屋兼バーです。

「もう1回食べに来て!」
カレー激戦地に誕生したイタリア系カレー屋

 何気に秋葉原はカレー屋が多く、アキバ系にはおなじみの「ベンガル」や「ラホール」といった電気街口の老舗のほかに、昭和通口付近にもカレー好きの間でも相当評価の高いインドカレー屋「ジャイヒンド」、数年前まで全国一の売り上げだった「CoCo壱番屋」、今年の夏前にできた、アキバとイメージがピッタリなジャンクカレー「ゴーゴーカレー」と多彩なお店が揃っています。そんな、いつ駅前カレー戦争が起きてもおかしくないカレー激戦地に、11月1日に正式オープンしたカレー屋「MACH DUE(マッハドゥエ)」を訪れました。
 こちらのお店の一番の特徴は昼はカレー屋なのが、19時を境にメニューが替わってバーになる点。せっかくなので両方で食べてみます。

  昼のメニューは現在はビーフカレーと、ロブスターをベースにしたカレーの2種類。それぞれ500円で、両方かけるダブルでも500円。初めての人はダブルを頼んでおきましょう。
 実はこちらのお店は10月から「テスト」をしていて、一度だけ食べたことがあります。そのころはロブスターのほうは生臭さが残っていてイマイチかなぁ、などと思っていたのですが、店長によるとそのころはあくまで「テスト」。個人のブログなどでも色々と言われたようですが、「今は味もサービスも本番仕様なのでぜひ食べに来てほしい」と、ブロガーのみなさんに向けての言付けがありました。
 食べてみると確かに以前に比べてロブスターのルーは臭みがなくなっており、新たにテーブルに置かれるようになったオリーブオイルやオレガノなどをトッピングするとさらに味が締まります。これはウマい。また、12月から始めるというチキンカレー(600円)も頂きましたがこちらも具が多く、とても美味でございました。いずれも500円前後で食べられるカレーとしては最高クラスのコストパフォーマンスと上品さでしょう。
さて、AKB48の取材が終わったあと再来訪。夜は昼とは違うトッピングのカレーに加えて居酒屋風のメニューが並びます。こちらで頂いたのはソーセージの盛り合わせ(1500円)。自家製のソーセージを目の前で焼いてくれます。
 昼の激安なカレーに比べると少し割高かな~、などと思ってましたが、味が濃いので長く楽しめるツマミとして重宝しそう。もともと、こちらのお店を運営している会社が高級レストランなども出店しているそうで、そのほかのメニューも期待できそうです。
これから忘年会シーズンで秋葉原で飲む機会なども増えるでしょうが、「帰りにもう一杯」な時や、深夜までオープンしているので終電を逃した時に寄ってみましょう。これまでの秋葉原にはあまりなかった雰囲気のお店で、筆者も昼夜ともにお世話になりそうです。
SHOP DATA
MACH DUE(マッハドゥエ)
営業時間: 10:00~26:00
定休日: 年中無休
TEL: 03-5295-2611
住所: 東京都千代田区神田花岡町1-1
ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba 1F
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です


※1秋元康氏……色んなところで作詞家やプロデューサーとして名前を見かける多才な人。ゲーマー的にはドリームキャストの宣伝戦略プロデューサーとして活躍したのも記憶に新しいところ。

※2サイリウム……アイドルなどのライブでファンが掲げる、蛍光のスティック。赤、青、黄色ほか何種類も色がある。何かの記念の時や解散、卒業などのイベント時にはファンが色を揃える「サイリウム企画」なるものが行なわれることもある。

※3オタ芸……当連載第7回にも登場した、オタクな人がアイドルのコンサートなどで行なう芸。ジャンプなどもするのでAKB48劇場でやったら7階のゲームセンターに怒られそうだ。

※4SMAPの中居君……国民的アイドルグループ・SMAPのリーダー。自身の歌が下手だということをネタにしていて、そのためかほかのメンバーから明らかに浮くほどの張り切ったダンスを踊ってくれる。


バックナンバーはコチラです>>「@アキバ!がいど」インデックス

最近掲載のがいど
第1回 :ヨドバシカメラ マルチメディア Akiba 探訪の巻
第2回 :レトロゲームの宝島 スーパーポテト秋葉原店探訪の巻
第3回 :アキバ カオス!秋葉原ラジオ会館探訪の巻
第4回 :このあたりで装備を整えよう 秋葉原武器屋探訪の巻
第5回 :妙に濃い読書の秋。 秋葉原本屋探訪の巻
第6回 :熱唱! 失笑!? カラオケ パセラ秋葉原店探訪の巻
第7回 :ラジオ&メイド占い!? 混沌の「アルミネア秋葉原」潜入の巻
第8回 :アキバで映画が観れるのはココだけ!「東京アニメセンター」探訪の巻
第9回 :未来はツクモのビルの中に!ロボットの殿堂「ツクモロボット王国」探訪の巻
第10回 :外神田1丁目は海外への入り口?海外ゲーム販売店探訪の巻
第11回 :ゲームのメッカはやっぱり濃い~!アキバなゲームセンター探訪の巻
第12回 :眠さに耐えてよく頑張った!感動した! PS3発売待ち行列探訪の巻

 
新作紹介
アクセスランキング
1位
約束、守れますか?『アイマスSP』最大最強の「約束システム」を紹介!
2位
『ドラゴンボールZ インフィニットワールド』バトルシステム詳細判明
3位
著作権付アイテム作成!? DS『アイテムゲッター』ゲームシステム紹介
4位
「ロウ」「カオス」ストーリーは二つ S・RPG『セイクリッドブレイズ』
5位
X'masに伝説の弾幕、光臨!『怒首領蜂大往生ブラックレーベルEXTRA』
6位
11/6登場!『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』映像を公開
7位
レベルファイブ渾身の王道×オンラインRPG『白騎士物語』
8位
メディアインストールで快適バトル! PSP『ガンダムVS.ガンダム』詳細
9位
『Fate/unlimited codes』セイバー・リリィのミッション動画をお届け
10位
収録曲数は家庭用で最多!『太鼓の達人Wii』を紹介するドン!