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@アキバ!がいど  

第11回
ゲームのメッカはやっぱり濃い~! アキバなゲームセンター探訪の巻

2006.11.10
関連URL:クラブ セガ 秋葉原
関連URL:トライアミューズメントタワー
 
秋葉原にはよく行くけど、「通」ってわけでもない、そんな微妙な立ち位置の記者が、皆様と一緒に秋葉原についてお勉強してアキバ通を目指そうという、そんなコーナーであります。今回は中央通り付近にあるアキバ風味の強いゲームセンターを2軒訪問します。

月曜の昼間から行列ができる!対戦ゲーム好きが集まる「クラブ セガ 秋葉原」

▲場所は電気街口から出て中央通りに向かい、横断歩道を渡ったところ。壁面がすべて赤いビルだ

 最初に訪れたのは秋葉原駅電気街口から近いゲームセンター、「クラブ セガ 秋葉原」。その名のとおりアーケードゲームメーカー大手であるセガの直営店で、2000年にリニューアルする前の「ハイテクランド セガ 秋葉原」と合わせると、10年以上この場所で運営されています。
  ここの特徴のひとつは、チーフも全国有数と自負するビデオゲームの豊富さ。まず2006年11月現在、地下1階には『バーチャファイター5』だけで対戦台が42台、ひとり用の筐体が2台もあります。ほかにも3、4階にそれぞれビデオゲームの筐体が多数置かれていますが、なにより恐ろしいのは月曜の昼間にも関わらずほとんどのゲームがプレイされていること。通常のゲームセンターであれば平日の午後というと暇そうなものですが、学生さんはともかくサラリーマンっぽい方もなぜか多数……少しずれたお昼の息抜きだと想像してどうにか自分を納得させます。
  人が集まるだけあり、対戦ゲームはかなり盛んで、有名プレイヤーも多数プレイしているとか。また毎週末には『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.II』や『バーチャファイター5』など、何らかの人気機種による店舗独自の大会が行なわれてます。腕に覚えがある人は挑戦をしに、まだまだこれからという人は上級者のテクニックを盗みに訪れてみてはいかがでしょうか。

▲月曜昼間からギャラリーができています。このように恒常的に切磋琢磨する環境から、有名プレイヤーが育っていくのでしょう ▲『バーチャファイター5』なフロアにポツンと置かれた『ファイティングバイパーズ2』(※1)。チーフ曰く「息抜き用」らしい

 そのほかのフロアを紹介すると、まず1階はUFOキャッチャーなどのプライズものが30台以上あります。中央通りに面しているためコアなゲーマー以外の方も大勢入ってくるので、景品も一般向けのものを重視しているそうです。
  2階は大型筐体をメインに扱っており、『三国志大戦2』や『対戦麻雀MJ3』といったセガのゲームはもちろんのこと、『ポップンミュージック14』や『太鼓の達人8』などもきっちり揃っています。そういえばこのフロア、『三国志大戦2』の稼働開始直後に20人以上待ちだったことを思い出してしまいました。いや……あの時は辛かった……。さすがに今はそれほどではありませんが『三国志大戦2』は相変わらず人気が高く、カードトレードのための連絡用ボードも活発でした。
  5階は『WORLD CLUB Champion Football European Clubs 2005-2006』専門のフロア。筐体以外にテーブルや自動販売機が置いてあり、プレイしていないときにのんびりできる、店舗の中では珍しい空間になっています。
  このように「クラブ セガ 秋葉原」は幅広い製品を扱いつつ対戦も盛んで、さらにセガ関連製品のロケテスト※2やオフィシャル大会も行なわれます。そういった点でこの店舗は正統派で、かつレベルの高いゲームセンターと言えるでしょう。

▲カードトレード用のボード。最初の要望に対して返事がどんどん連なっていく方式で、見た目にもわかりやすい ▲今回お話を聞かせてくれたチーフの寺澤さん。『ソウルキャリバーIII』が好きらしい、って他社じゃないですか!

手狭な敷地に選りすぐりのラインナップ!「トライアミューズメントタワー」

▲場所は「ドン・キホーテ秋葉原店」の裏側付近。メカメカしい虎の看板が目印の細長いビルだ。通称「トラタワ」

 続いて訪れたのは中央通りからひとつ入ったところ、秋葉原UDXの西側にある「トライアミューズメントタワー」です。こちらのお店もちょうど今年で10年目を迎えるゲームセンターで、秋葉原のゲームセンターのなかでは老舗の部類に入ります。
  当初はレトロゲームの充実ぶりが有名でしたが、3年くらい前から経営方針が変化し、現在は最新のゲームもかなり置かれるようになっています。

 

▲レトロゲーム志向ではなくなったとはいえ、『ダライアス』(※3)はあった。左の画面が故障気味なのはご愛嬌 ▲それでもレトロゲームがしたい方は、このたくさんのゲームが入っている筐体で。2台並んで設置されています

 このお店で特に人気の高いビデオゲームがナムコの『ソウルキャリバーIII』です。もともとひとりの店員さんが好きだったこともあって、上級プレイヤーが集まるようになり、1,000円で1日フリープレイという無茶なサービスや、大会も開かれているようです。
  もうひとつ人気なのが、すでに稼働し始めてから1年以上経つ、ナムコのアイドル育成ゲーム『アイドルマスター』。秋葉原という土地柄のせいもあるのでしょうが、まだ人気があり8台のサテライトが用意されていてあまり待たずにプレイできます。なお『アイドルマスター』のネットワーク上ではこのお店が「秋葉トライうっう~タワー」という名前で登録されているのは、一部のユーザーには知られた話です。
 また2階の「音ゲー」フロアも充実しています。品揃えは『ダンスダンスレボリューション』×1、『ポップンミュージック』×2、『beatmania IIDX』×3、『ギターフリークス』&『ドラムマニア』セット×2など秋葉原でも最高クラスの量を誇ります。残念ながら通信プレイはできませんが、『キーボードマニア』※4もまだ置いてあるアキバでも珍しいお店になっています。
 このようにこの店舗では、秋葉原で人気が出そうなものを厳選しています。値段や難易度の設定もメーカー直営ではない店舗だけに小回りが利くようで、「トライアミューズメントタワー」はサービス重視のお店と言えるでしょう。

▲ユーザー同士のコミュケーションノート。『アイドルマスター』だけで7冊+雑誌記事の切り抜きなどで1冊。愛を感じさせる ▲一部のシューティングや『アイドルマスター』などでは、プレイ中の画面をビデオに録画するサービスもある
階段途中にある窓から覗く豪鬼と、トイレ前の注意書き。こういったポップ類にもお店の個性がにじみ出る

 以上、今回は2軒のゲームセンターをまわりましたが、秋葉原にはほかにもまだまだゲームセンターが点在しています。中央通り沿いだけでも、「クラブ セガ」より少しファミリー層を志向しながらなぜかメイドさんがいたりする「秋葉原ギーゴ」、連載第9回に登場したピンクの「S@Y秋葉原」、「ドン・キホーテ 秋葉原店」の6、7階にあり、卓球やダーツなどでも遊べる「ビートグルーバーズ秋葉原」と充実。また、駅を挟んで反対側である昭和通り沿いにも、地下1階だけのアヤシイ「GAME NAPORI」や音ゲーのメッカ「AMUSEMENT PLACE funfun」といった個性的な小規模店があります。せっかく「ゲームの街」でもあるアキバに来るのであれば、1軒くらいホームになるようなゲームセンターを探してみてはいかがでしょうか。

SHOP DATA
クラブ セガ 秋葉原
営業時間: 10:00~25:00
定休日: 年中無休
TEL: 03-5297-3281
住所: 東京都千代田区外神田1-10-9
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です
SHOP DATA
トライアミューズメントタワー
営業時間: 10:00~24:00
定休日: 年中無休
TEL: 03-5295-2345
住所: 東京都千代田区外神田4-3-10
[ Google Earthで確認 ]
※閲覧にはGoogle Earth(無料)が必要です

アキバ NewWave

アキバの住人がオススメ最旬秋葉情報!
アキバの住民の生の声を聞いて、アキバで話題のスポットを巡る

■今月の紹介者
いつも通り大野です。最近アキバで「欲しいな」と思ったのは、店頭プレイで楽しかった『炎の宅配便』(サクセス)。
■秋葉原出没頻度
この連載を始めてから週2くらいになりました。
■よく行くスポット
バラエティショップ「マッド」。軽妙洒脱な呼びかけが癖になります。

■最近アキバで話題の場所、モノ
アキバロボット運動会2006
11月3~5日の連休に開催されたロボット即売会。

その進化に、驚き、笑えたロボットイベントレポート
 前々回に「ツクモロボット王国」を訪れた際に店長から教えて頂き、11月の連休に秋葉原UDXのイベントフロアで行なわれた「アキバロボット運動会2006」の最終日に行ってきました。このイベントでは特にロボットのジャンルの制限はなく、個人用の二足歩行ロボットによる競技大会や、企業や大学が開発しているロボットのデモ、子供向けの知育玩具の製作教室など、ロボットに関するものが何でも集まっていました。
  受付を通過し、開場中央に足を運ぼうとすると最初に 展示されていたのが株式会社ココロの『アクトロイド-DER2』。 これは愛知万博でも受付をしていたレンタル用ロボットのシリーズですが、とにかく姿や身振りが人間そのもの。開場ど真ん中にあることもあり、来場者の注目を終始集めていました。ちなみに3サイズや声をあてている声優さんは企業秘密のようです。

  ほかに人だかりができていたのがふたつのサッカー大会。まずお昼過ぎに行われたのが東海大学と玉川大学による、プログラムされた「AIBO」同士のサッカー。彼らの「AIBO」は世界大会にも出場したことがあるそうですが、ボールを見失ったり、あらぬ方向にシュートを撃ったりとファニーな姿で会場の笑いを誘っていました。また14時半からは「ツクモロボットスタジアム」で個人用の二足歩行ロボットによる3対3のサッカートーナメントの決勝が行なわれていました。こちらは「AIBO」と違って人間がリモコンで指示を出しながらの競技ですが、それでもキーパーによる自殺点気味のゴールで決着など、なかなかロボットの扱いに苦労していたようです。
  このイベントには、最大となった2日目には4,000人が参加し、客層も老若男女が幅広く集っていて、ロボットというジャンルの普及を感じられました。昨年は「ロボット文化祭」、今年は「ロボット運動会」として行なわれていましたが、どんなタイトルになるかも含めて来年のイベントにも注目です


※1「ファイティングバイパーズ2」……硬派な『バーチャファイター2』でアーケード市場が盛り上がっていたころ、セガが送り出した『ファイティングバイパーズ』の続編に当たる作品。耐久力を持った「アーマー」のコスプレっぽさや爽快かつ派手な演出がとてもセガ。

※2「ロケテスト」……ユーザーの意見を反映するため、開発中のゲームを実際に店舗に置くテストのこと。東京や大阪、川崎など比較的都内で行なわれる。事前に公式ページなどで告知されることも多くなったため、とにかく人が多い。

※3『ダライアス』……3画面を横につなげた専用筐体でプレイする横スクロールシューティング。「逃げるところが多くて楽そう」と思う若い人もいるかもしれないがそうでもない。ゲーム自体の面白さやZUNTATAの音楽などもあって人気を博し、その後も多くの続編が作られている。

※4『キーボードマニア』……5個(『beatmania』)→7個(『beatmania IIDX』)と順調に操作する箇所を増やしていたビーマニシリーズで、2000年に突如現れたキーボードシミュレーション。操作箇所のキー24個+ホイールコントローラはおそらく音ゲー史上最多。


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