カードに封じられたモンスターを傭兵として召喚し、敵を“ふるぼっこ”する“掟破り系 ふるぼっこRPG”『アークサイン』。
前回はゲーム開始前からチュートリアル途中をお伝えしましたが、いきなりキョーレツな個性を持つNPCのお出迎えに、すでにノックダウン寸前。抱腹絶倒とはまさにこのことなんでしょーか。
ともあれ、なぜこのゲームが“掟破り系 ふるぼっこRPG”なのか、謎が解けたところで、今回は様々なシステム系を中心に見ていくことにしましょう。チュートリアルの最後に待ち受けていた壮絶な罠とは!? ソロでもパーティーでも気軽に挑戦できる「掲示板システム」とは一体なんなのか!? そして様々なカードの強化とは……!?
なお、今回はあまり触れていませんが、戦闘は前回ご紹介したとおり「やめて! 敵のHPはもう0よ!」くらいの勢いでふるぼっこの連続だったりします、はい。そんなわけで『アークサイン』の中身拝見、第2回目のスタートです!
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます
| インスタンス空間でもふるぼっこしちゃう掲示板システム |
まず最初に紹介しておきたいのが「掲示板システム」と呼ばれるものです。掲示板と言っても、ヒマな時間にユイが書き込みしているVIPなんたらのようなスレッド式掲示板はなんの関係もありません。アリア大陸の各地に立てられている掲示板には、モンスターの退治や殲滅といったミッションが掲示されているのです。英雄のプレイヤーは、これらのミッションを受けて経験値や報酬を得ることができる、というわけです。
この掲示板システムで受けたミッションはパーティー単位で個別の空間で遂行します。MMORPGに詳しい方にはインスタンスダンジョン形式と言えばわかりやすいでしょうか。他プレイヤーの入ってこれない個別のエリアが生成され、その中でのびのびと戦うことができるのです。ただし、他プレイヤーが入ってこられないということは、通りすがりの人に助けてもらう、なんてことはできないので注意が必要です。
この掲示板ミッション、本格的に冒険を始める前のチュートリアルでもいくつか存在しています。チュートリアルの中では掲示板から依頼を受けるわけではありませんが、魔王の下っ端殲滅戦やとっくりの中で戦うトールハンマー戦などは、実は掲示板ミッションの一種なのです。……というのはまぁあとから知ったわけですが。
魔王の下っ端殲滅戦では事前に「女神の親衛隊[人間]」という傭兵カードをもらえます。このカードは回数制となっており、1回使うとなくなってしまいます。筆者は、なくなってしまうと聞くともったいなくて使えないタイプなのですが、この「女神の親衛隊[人間]」はこの魔王の下っ端殲滅戦でしか使えない傭兵カード。ここで使わないとお店に捨て値で売ることしかできません。さらに言えば、こういったエリア限定のカードは激烈に強いものが多いのです。魔王の下っ端殲滅戦ではタイミング良くソウルゲージが溜まり、JOKERも召喚することができたため、呼び出した「女神の親衛隊[人間]」とJOKERに任せておけば、自分のキャラである英雄が何もしなくても勝ててしまいます。掲示板ミッション恐るるに足らず、です。
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| ▲召喚するとワラワラと現れる女神の親衛隊たち。押し寄せる敵に向かって突撃していき、どんどん倒してくれちゃいます |
……とか言ってたのも、チュートリアル後半のトールハンマー戦まででした。このミッションでは、前回紹介した謎言語魔法使い[ナオミ]さんから4枚の傭兵カードをもらえます。もちろんこのミッションでしか使えない「女神の守護者[天使]」「英雄の親衛隊[天使]」「勇猛な支援軍[天使]」「自然の同盟軍[植物]」の4種類の傭兵です。これだけの強力なカードがあればまさか負けることはあるまい。……そう考えていた時期がありました。
いざトールハンマーと対峙してみると、その巨大さに圧倒されます。プレイヤーの数倍はあろうかという巨体。近づくと画面に入りきらないほどの大きさです。ちょっとシャレにならんでしょう、と気分は脱走兵ブルノ(前回参照)。いやしかし、きっと図体がでかいだけ! なんたってレベル10に満たないチュートリアルで戦う敵です。HPはたいしたことないに違いない……と、敵をターゲットしてHPを確認してみると70000でした。え? ななまん? いやいやいやいや。ちょっと待ってくださいよ。こっちのHP400未満ですよ。敵へのダメージなんて2桁がやっとなのにななまんて……。
軽く絶望したところで、[ナオミ]からもらった傭兵カードの存在を思い出しました。そうです。きっとこの傭兵たちがアホ強いに違いありません。そうとわかれば早速傭兵を召喚し、トールハンマーにけしかけてみます。『アークサイン』では、Aキーを押すことで、ターゲットした敵を傭兵に攻撃させることができるのです。ゆけ! 傭兵たちよ! 焼き尽くせ! と、攻撃を開始したのは「自然の同盟軍[植物]」のみ。確かに攻撃は強いのですが、トールハンマーの反撃によってほぼ一撃で葬られていきます。慌てて「自然の同盟軍[植物]」を再召喚しますが、それなりにトールハンマーのHPは削れるものの倒すまでには至りません。そうこうしているうちに時間切れでミッション失敗……。
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| ▲見上げるような巨体を持つトールハンマー。HP70000もあってどうやって勝てるワケ!? と思ったら…… |
ナオミの前に戻り、敗因を考えてみます。傭兵はたしかに強いのですが、決定打に欠けます。そもそもなんで攻撃が弓系の「自然の同盟軍「植物]」だけなのか。回復を行ってくれる「英雄の親衛隊[天使]」はまだいいとして、ほかの2種類は何をしているのか。そう考えて傭兵カードを見直してみると、……英雄のMAX HPを増加させてくれる? 英雄の攻撃力を増加してくれる? あれ? これってもしかして英雄自身も攻撃に参加しろってコトですか?
とりあえず、再度傭兵カードをそろえてトールハンマーとの戦いへ。HPを増強してくれる「女神の守護者[天使]」を召喚すると、英雄のHPが10000も増えました! いやいやいや、増えすぎでしょ! そりゃこれだけパワーアップすればトールハンマーの何千というダメージにも耐えられますよ! 当然、攻撃力も「勇猛な支援軍[天使]」によってありえないくらい増強されて、トールハンマーのHPをモリモリ減らすことができます。たまにトールハンマーからガツーンと攻撃を食らいますが、大量に召喚された「英雄の親衛隊[天使]」が、親の仇とばかりに回復をしまくってくれるので一瞬で全快します。なんだかんだでトールハンマーの攻撃で数が減った傭兵を適度に再召喚するだけで勝利できてしまいました……。激しい。激しいよ『アークサイン』! チュートリアルからこんなんでいいんですか!? エリア限定だから何をしても許されるってことなの!?
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| ▲味方の傭兵カードのハンパない力で倒せちゃいました。強化の度合いが極端すぎるでしょう…… |
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| ▲チュートリアル以後の通常の掲示板ミッションでは、このようにミッションとその難易度を選択して突入します |
▲ミッションには敵をすべて倒す殲滅戦と、ボスを倒すボス戦の2種類があります |
▲ミッションをクリアできればランクに応じて鍵がもらえ、開けた宝箱からはレア報酬が出ることも! |
激しすぎるチュートリアルを終えて、ついにシュペルタの街へ到着。将軍[ヤンセン]の元へ行くようにと言われたので、話しかけてみると、“特別なアークストーン”である覚醒スクロールというのをもらえました。これには「不屈」「神秘」「契約」の3種類があるようで、自分のキャラに合わせてどれかを選べるようです。近接攻撃系のキャラにする予定だったので、ここは迷うことなく「不屈」を選択。これを使うとHPと物理攻撃力が増加するようです。
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| ▲シュペルタにて覚醒スクロールを受け取りました。神秘は魔法系能力が向上し、契約は召喚のキャパシティが上昇するようです |
と、ここでレベル10に到達。その途端、ユイがステータスリセットをしてくれました。そういえばチュートリアル序盤でそんなことを言ってたような……。まぁ今後も近接系でいくつもりだったので特に変更はなかったのですが、せっかくなので武器に必要な能力値に合わせて調整してみることに。片手剣は体力をメインに、筋力も少し必要という感じになっているので、ステータスも体力を中心に振り直してみました。
そういえばトールハンマーを倒したときに「封印カード-邪道<トールハンマー>」というカードを入手しました。これはどうやら「カードブック」に登録することでポイントを獲得できるようです。Kキーを押すとカードブックが開けます。このカードブックに記されたカードを登録するとポイントが入手でき、そのポイントに応じて様々なアイテムと引き換えられるらしいのです。
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| ▲カードブックはコレクション魂をくすぐる仕掛け。カードブックに登録したカードは消費されてしまうので注意しよう |
カードブックを見てみると、+4ガアルカードなどのように+数値がついているものがあります。傭兵カードはカード組み合わせ屋を利用することで強化することもできるのです。強化されたカードは強くなりますが、あまり強化数値が高くなると強化に失敗して失ってしまうことも……。とりあえず+4まではたとえ失敗しても材料が消えるだけで済むようです。
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| ▲強化は傭兵だけでなく、スキルカードや装備にも施せます。ただし、スキルカードの強化を行うと、スキルを使用するのに必要なレベルも上昇してしまうので注意! |
▲強化を行う際には一定確率で失敗することがあります。どうやら傭兵カードに関しては+4までは失敗しても元のカードは消失しないようです |
▲装備は強化だけでなく、「エンチャント」という能力追加が行えます。が、ゲームを始めたばかりでは材料が高価すぎて手を出せなかったり |
ちなみにログインしていると頻繁に「チャンネル○の××さんが+8△△の強化に成功しました! みなさん祝福してあげましょう!」というブロードキャストメッセージが流れてきます。どうやら超レアアイテムを入手したり、+8以上の強化に成功するとさら……いやいや、おめでとうメッセージが自動的に流れてくるようです。うーん、いろんな意味でスゴイぜ『アークサイン』!
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| ▲横断幕のように画面を横切るブロードキャスト。もちろん全チャンネルに流れます。きいいっ、羨ましいッ! |
掲示板ミッションの報酬や敵のドロップアイテムとして「カードレシピ」を入手することがあります。これは読んで字のごとく、新たなカードを作るためのレシピ。なお、レシピ自体も材料の一種なので、消耗品となります。このレシピに書かれた材料を集めることで新たな傭兵カードなどを手に入れることができるようになっています。
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| ▲材料を集めればカードを合成することが可能に。材料のいくつかはNPCから購入する必要があり、手数料もかかりますが、新カードのためならそのくらいの出費は我慢 |
なお、カードを作る際に、材料として別の傭兵カードを使うこともあるのですが、これがレベルの低い傭兵カードだったりするとちょっと苦労します。なぜなら『アークサイン』ではあまりにレベルの低いモンスターと戦った場合、アイテムのドロップ率が落ちる仕様になっているからです。カードを拾える敵からはできるだけカードを拾っておいたほうがいいかもしれません。まぁ、1アカウントにつき3キャラクタまで作成できるので、新キャラを作り、カードを手に入れやすいレベルで狩ればいいのですが……。ちなみに倉庫は共有なので、同アカウント内におけるアイテムの受け渡しなどは非常に楽になっています。
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| ▲敵の名前が灰色に表示されている場合はレベルが低すぎるというコト。この敵の場合は経験値もほとんど入らなくなっています |
▲ドロップ率は完全に0になるというわけではないので、戦っていればそのうちお目当てのアイテムが出ることもあります |
| 意外に(?)らくらく成長! 序盤はお金にも困らない!? |
そんなこんなで、シュペルタから先へ進みつつ、掲示板ミッションをこなしたりクエストを遂行したりしながら、しばらくはレベルアップに励むことに。まだまだ序盤ということもあり、クエストに必要なアイテムを集めたり、クエストの討伐モンスターを倒すことで比較的簡単にレベルが上がっていきます。
クエストの討伐モンスターが掲示板ミッションの中にいて、クエストの経験値と掲示板ミッションの報酬でホクホク状態なことも。それでなくても「売って家計の助けにしよう」と書かれたアイテムが比較的多めに手に入り、それをNPCに販売することでかなりの儲けが出ます。傭兵を召喚するための黄色アークストーンの消費は激しいですが、それを上回る収入が望めるので、序盤とはいえお金に困ることはありません。
装備品も敵から得られるため、自分のスタイルに合ったものは残しておき、自分が使わない武器はNPCに売ってお金に換えてしまいます。ただし、敵から拾う傭兵カードなどは、使わないものでもあとで合成の材料として使うかもしれないので、倉庫に溜め込んでおきました。
そんなこんなでクエストや敵を倒していき、レベル20になると、補給隊員から武具と「個人商店店番カード<7日>」をもらえました。『アークサイン』では露店を出してアイテムを販売することができますが、その間、キャラクタは露店のそばを離れることができません。が、この「個人商店店番カード<7日>」を使うことで、露店中も自由に冒険を続けることができるのです。ちなみに「個人商店店番カード」は本来ハンビットコイン(HC)で入手する、いわゆる課金アイテム。補給隊員からもらえるものはお試し版といったところでしょうか。ちなみに購入するタイプのものは7日間バージョンが380HC、30日間バージョンが480HCとなっています。なお、露店を出すときは検索しやすいように露店看板に出店場所を記載するのが一般的です。お客さんを呼び込むためにもわかりやすさ第一でいきましょう。
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| ▲ある程度のレベルごとに装備品なども支給されたりします。お試しでも課金アイテムがもらえるのはちょっとウレシイかも |
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| ▲課金アイテムを入手できるあずき屋(名称変更予定。取材時はパワーショップ)は、ゲーム画面中央下の『アークサイン』のロゴマークをクリックすることで開けます |
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| ▲あずき屋にはアバターアイテムや便利アイテムなどが陳列。ただし、ハンビットコインはいわゆるリアルマネーでチャージするのでご利用は計画的に! |
さて、さらりと流していますが、ここまで進める間にも、個性的すぎるNPCが数多く見受けられました。さすがに前回紹介したブルノやナオミほどのツワモノはいなかったものの、相変わらずカッ飛んだセンスのNPCもちらほら……。ちょっとだけ、ここでご紹介していこうと思います。彼らの全貌は、ぜひ自分でプレイして楽しんでいただきたい!
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| ▲冬季イベント限定で登場していた、どう見てもサンタクロースの格好をしたアベしんぞうさん。元○相、なにやってんすか!? ていうかいいのこれ!? |
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| ▲キノコ集めを依頼してくるアベまりあさん。名前のわりには「らめっ!」とか言い出すんですが。ところでこの方、しんぞうさんのご親戚かなにか? |
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| ▲サッカーのことしか言わない僧侶チェサルベさん。12頭身とか言っちゃダメ! 思ってても言っちゃダメ! |
| 次回予告 |
| NPCのめくるめく言動にすっかり惑わされながらも着実に強くなっていくキャラクタ。レベル30で行えるという“転職”と、NPC全員がデレ期到来中という噂の街デレオールを目指して進みます! |